安倍晋三首相は7日、自民党の二階俊博幹事長と官邸で会談し、16日投開票の新潟県知事選と23日投開票の衆院2補欠選挙について「極めて大事な選挙だ。怠りなく真剣に、勝利に向けて頑張ってほしい」と指示した。二階氏は「万全の態勢を取る」と述べた。
これに先立ち、二階氏は都内で開かれた経団連幹部との懇談会で「経団連は最有力の自民党の支援団体だ。力添えをいただきたい」と協力を要請した。
新潟県知事選について「(選挙情勢に)明るいものが出てこない」と分析。同県にある東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題が争点として浮上していることを踏まえ、電力業界などの協力も求めた。(共同)(引用ここまで)
【新潟県知事選挙】 「抹殺計画があった」泉田知事の路線継承する米山候補 9月30日 22:17
http://tanakaryusaku.jp/2016/09/00014537
「私たちは泉田知事を守り切れなかった。泉田抹殺計画があった。原発ホワイトアウト本当ですよ・・・自民党新潟県連幹部に官邸が『まず知事を変えろよ』と迫った」 米山陣営の選対本部長をつとめる森ゆうこ参院議員の演説が、今回の選挙に至るまでの異常な事態を物語っていた。
7月の参院選挙で森ゆうこ議員は野党共闘が実って自公候補を接戦の末に制した。今回、野党共闘が崩れたことに対する無念さは人一倍だ。
新潟県知事選2日目のきょう、米山候補は燕市や新潟市などで街宣活動をした。
民進党にあって「原発ゼロの会」を主宰する阿部知子議員はマイクを握ると「民、進、党のあべともこです」と自己紹介した。
民、進、党の3文字を言うのに1文字ずつ間合いを置いたのである。自虐ギャグ風の挨拶に会場からはクスリと笑いがこぼれた。
民進党は「連合」怖さで米山氏を支援しないばかりか、離党に追い込んだ。米山氏は衆院新潟5区の公認取り消し、総支部長解任を民進党のTwitterで知ったというありさまだった。
阿部知子議員の自虐ネタと会場の失笑も、民進党の異常さを物語っていた。
米山候補は自身の放射線医としての経験を交えながら、泉田路線を引き継ぐと訴えた-
「福島から避難してきたお母さんの言葉が忘れられません。すぐ帰れると思って新潟に逃げてきた。泉田さんが受け入れてくれた・・・5年経った今でも帰れる目途すら立たない。私たちの故郷は失われてしまった・・・そんな思いをする人が、新潟でも日本でも一人も出て欲しくない」。
「放射線事故を目撃したことがある。東海村の臨界事故の時、放医研の当直医だった。全身の皮膚や粘膜が無くなり、亡くなられた」。
「事故が検証されない限り、再稼動の議論はできないという、泉田知事の路線を継承します」。
現場には福島県大熊町から新潟県阿賀野市に避難している主婦も駆けつけた。夫はまだ福島にいる。「新潟に来て、ひとりで流産した時が一番つらかった」という彼女は、米山陣営のボランティアをしている。
泉田知事が一人で東電と対決していたからこそ、新潟県民は安全をむさぼっていられた。安倍総理から直々に自民党の推薦状を手渡された森民夫候補が新潟県知事になったら、どうなるか。
新潟県民だけでなく、原発再稼動に異議を唱えるすべての日本人の覚悟が問われている。 ~終わり~(引用ここまで)
新潟県知事選 “脱原発”米山候補が猛烈な追い上げで大接戦(日刊ゲンダイ) ナント、0.3ポイントの僅差!
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 05 日 16:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/869.html
泉田路線を受け継ぐ脱原発候補VS原子力ムラの戦いとなっている新潟県知事選(16日投開票)。共産、社民、生活と脱原発派の市民が支援する米山隆一氏(49)は告示ギリギリの出馬表明だったこともあり、自公が推薦する前長岡市長の森民夫氏(67)が優勢とみられてきた。しかし、ここへきて風雲急を告げている。米山氏が猛烈な追い上げを見せ、大接戦になってきたのだ。
「森陣営は『楽勝』ムードで緩みっぱなし。自民党の調査では、先々週末は森さんが7ポイントのリードでした。ところが、告示後の先週末はナント、0・3ポイントまで差が詰まってきているというのです」(地元関係者)
これに自民党本部は大慌て。地元に任せていてはマズいと、党本部が乗り出し、コメ農家対策など毎度の姑息な“アメ”の準備を始めているという。
なりふり構わぬ慌てっぷりは、野党共闘に砂をかけ、自公と一緒に森氏を支持した連合新潟も同様で、後方支援のはずが、会長自ら応援演説でマイクを握っている。
一方、米山陣営は森の背中が見えてきたと勢いづく。これで米山氏勝利なら、自主投票の蓮舫民進党が恥をかくことになる。(引用ここまで)
朝日 二階氏「新潟知事選、これは大変、やっかいな部分だ」 10月7日09時28分
http://www.asahi.com/articles/ASJB730PXJB7UTFK005.html
蓮舫代表、初陣で早くも党が大揺れ 新潟知事選の候補者めぐり
「週刊新潮」2016年10月6日号 掲載
デイリー新潮 10月4日(火)5時56分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161004-00513082-shincho-pol
台湾籍と一緒に、気も抜けてしまったか。蓮舫代表(48)にとって初陣となる新潟県知事選(9月29日告示、10月16日投開票)の候補者を巡り、民進党内部が大揺れだ。
政治部記者が言う。
「現職の泉田裕彦知事が8月30日、不出馬を表明したため、候補者探しを始めました。新潟は夏の参院選で、野党統一候補の森裕子が接戦を制したばかり。今回の知事選もその勢いに乗り、民進が中心となって統一候補を立てるはずでした」
まず白羽の矢を立てたのが、都知事選への出馬も取り沙汰された元通産官僚の古賀茂明氏(61)だった。
「ところが、古賀さんは首を縦に振らなかったんです。そこで民進が目を付けたのが、党新潟県第5選挙区総支部長の米山隆一氏(49)です。次期衆院選に出馬する予定だったのですが、本人が知事選にも意欲的だったことから、社民、共産、生活も彼を擁立することで合意しました」(同)
9月23日、米山氏が出馬会見を開こうとしたその直前、“事件”が起こった。民進党中堅議員の話。
「彼は県連本部に呼ばれて『今回は独自候補は立てないことにした。出馬を取り下げてほしい』と言われ、拒否すると、その場で離党届を書かされたのです」
実は、民進党の有力な支持団体である連合新潟が、柏崎刈羽原発の再稼働に前向きな自公推薦の森民夫候補(67)の支持を表明したことで“ねじれ”が生じてしまったのがその背景。
「ここで蓮舫が出てきて、県連を説得すれば、米山氏擁立で決まったはず。しかし目先の党務に追われる彼女は『県連が決めることですから』と逃げの一手。初陣は不出馬という事態になったのです」(同)
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏も嘆息する。
「党内の意見を調整するのが代表の仕事なのに、蓮舫は早速それを放棄した。こんな局面はこれからいくらでもあるのに、これでは先が思いやられますね」
はやくも馬脚を現した。 「週刊新潮」2016年10月6日号 掲載(引用ここまで)
赤旗 新潟知事選 米山候補に熱い期待/原発再稼働反対のうねり/自公推薦候補は争点隠し2016年10月6日(木)
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