どっちもどっち!危機感を煽らないコメントだな!
だが、しかし、それで良いのか!?
これまで知られていない長さおよそ10キロの断層がずれ動いて起きたと見られる
ということの割にはゲンパツ問題もなしか!
NHK 鳥取の地震 未発見の約10キロの断層がずれ動いたか 10月22日 20時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161022/k10010740411000.html
21日、鳥取県中部で発生した最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は、これまで知られていない長さおよそ10キロの断層がずれ動いて起きたと見られるという見解をまとめました。
今回の地震が起きた震源の東側には、鹿野ー吉岡断層や岩坪断層など複数の活断層があることが知られています。今回の地震によるこうした周辺の活断層への影響の有無について、地震調査委員会の委員長で東京大学地震研究所の平田直教授は記者会見で、「今回の地震の震源からはいずれも距離が離れていて、直接、影響を及ぼしたとは考えていない」と述べました。また、近い将来、発生すると想定されている南海トラフの巨大地震との関連については、22日の臨時の会合では議論していないとしたうえで、「南海トラフで起きる規模の大きな地震の前後に内陸の地震が増えるという研究結果があるが、巨大地震の前後50年くらいの期間について指摘しているもので、今回の地震が南海トラフの地震に直接結びついていくかは言うことはできない。ただ、南海トラフで今後30年以内にマグニチュード8から9クラスの巨大地震が発生する確率は60%から70%と高くなっているので、今回の地震にかかわらず、十分に備えを進めてほしいと思う」と話しています。(引用ここまで)
過去の歴史から学ぶ!東日本大震災の教訓だった!
887年の南海トラフ地震と現在が類似?
中越沖地震⇒東日本大震災⇒熊本大地震⇒鳥取地震の流れが9世紀にも!
情報速報ドットコム 2016.10.21 21:00
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-13882.html
鳥取の震度6は南海トラフ地震の前兆か?
「平成の4連続巨大地震」の可能性と伊勢神宮の予言!
EXCITE 2016年10月22日
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201610_post_11252.html
・・・・実は1940年代の終戦前後は、1943年の「鳥取地震」のほか、1944年に「昭和東南海地震」(M7.9、最大震度6)、1945年に「三河地震」(M6.8、最大震度5)、1946年に「昭和南海地震」(M8.0、最大震度6)と巨大地震が続けざまに日本列島を襲っている。そう、昭和の「四大地震」と呼ばれる“大地震の連鎖”が「鳥取地震」から始まっていたのだ。そして、「昭和東南海地震」「三河地震」「昭和南海地震」の震源地は、いずれも現在発生が危惧されている「南海トラフ地震」の想定震源域と完全に合致する。つまり、鳥取で巨大地震が起きたあとに「南海トラフ地震」が続くという最悪の事態も想定しなければならないのではないか?
もちろん過去の「四大地震」が、それぞれ誘発し合った結果だったのかはわからない。しかし、ある場所で起きた巨大地震に誘われるように、その震源域から遠く離れた場所でも巨大な地震が発生する「誘発地震」は広く認識されている現象だ。しかも、そのメカニズムが現在に至っても十分に解明されていない点に鑑みれば、今回の鳥取での巨大地震が「南海トラフ地震」の前触れ、もしくはそれを引き起こす可能性を頭ごなしに否定することは決して賢明ではないだろう。…伊勢神宮では、持統天皇の治世より「式年遷宮」が1300年にわたり行われてきた。簡単に言えば、これは原則として20年ごとに、内宮(天照大御神)と外宮(豊受大神)の大御神が引越し(遷御)をする作業だが、東への遷御を「米座(こめくら)」、西への遷御を「金座(かねくら)」という。そして、「米座」で神々が東にいる時期は“精神の時代”(平和・安定)、「金座」で西にいる時期は“経済の時代”(激動・波乱)になると考えられている。
■南海地震は「金座」の時期にしか起きない
この「式年遷宮」と日本で起きる巨大地震の間に、驚くべき関連性を見出すことができる。なんと、南海を震源とする巨大地震は、すべて「金座」の時期に起きているのだ。戦後間もない時期に発生した前述の「昭和南海地震」、江戸時代後期の1854年に発生した「安政南海地震」、そして記録に残る日本最大級の地震、1707年に発生した「宝永地震」と富士山の「宝永大噴火」……これらはすべて、「金座」の時期に日本を襲った大災害である。そして今、神々は2013年の式年遷宮によって西に移動している――つまり2033年まで、この国は「金座」の時期に当たるのだ。…式年遷宮と「南海トラフ地震」の関係について、偶然だとして一笑に付す読者がいるかもしれない。しかし日本人の営みは、先祖代々長きにわたって神道と結びついてきたものだ。古来より日本を司る神々を軽視することは、自国に対する理解と敬意を欠いた行為ではないか。
さて、今回紹介した以外にも、現在の日本には400年前の「慶長大地震」が再来しており、阿蘇山噴火を皮切りとして大災害がどんどん東へと移動していくという指摘もなされている。また、“お化け探知機”と称するおもちゃ「ばけたんストラップ」が地震予知装置として機能するとの声もあるが、鳥取を巨大地震が襲う直前、実際にトカナ編集部のばけたんも赤く光っていた(「危機が迫っている」ことを示す)という現実がある。
いずれにしても、鳥取の被害がこれ以上広がらないことを願うとともに、数々の事象が暗示する“嫌な予感”が的中しないことを祈りたい。もちろん、地震頻発国で生きる以上、いつか必ず来る破滅的巨大地震に対する備えだけは、決して怠らないようにしたいものだ。
「未知の断層」が地震を引き起こした可能性
ということは「活断層」でなくても起こるということだぞ!
日刊ゲンダイ 地震学者が危険性指摘 鳥取巨大地震は南海トラフの予兆か 10月23日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192403/2
21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部の倉吉市や湯梨浜町で震度6弱(M6.6)の地震があった。死者の情報はないが、鳥取県内で約4万戸が停電し、家屋の倒壊も発生。一斉に緊急地震速報が流れ、3.11の恐怖を思い出した人もいたのではないか。今回の鳥取の地震が南海トラフの巨大地震につながる危険性を指摘する地震学者もいる。
つい最近まで、鳥取県は地震が多い地域ではなかった。ところが昨年9月、今回の湯梨浜町など県中部で13年ぶりに震度4が観測されると地震活動が活発化し、現在まで50回近くの有感地震が発生している。一体、何が起きているのか。
この地域の地殻変動に詳しい鳥取大名誉教授の西田良平氏(地震学)に聞いた。
「従来、山陰地方は地震の引き金になるとされる地盤の“ひずみ”がそれほど大きくないと考えられていました。ところが最近、京大防災研究所の西村卓也准教授がGPSなどを駆使した調査で、地中にひずみがたくさんたまっていることが分かりました。実はこの地域では過去に遡ると大きな地震が相次いで起きているのです」
死者が1083人に上った1943年9月の鳥取地震はM7.2。2000年10月の鳥取県西部地震ではM7.3が観測された。
今回の震源の東側には長さ約26キロの「鹿野-吉岡断層」、南側には約10キロの「岩坪断層」があるが、「未知の断層」が地震を引き起こした可能性もあるという。政府の地震調査委員会が、22日に臨時会合を開き、今回の地震と断層の関係を議論する。
西日本での地震活発化は明らか
恐ろしいのは、今回の地震が南海トラフ巨大地震につながる可能性があることだ。
「南海トラフで巨大地震が近づくと、その数十年前から近畿から西日本にかけて地震が多くなることを過去の歴史が示しています。73年前の鳥取地震の前は、兵庫県北部でM6.8の北但馬地震(1925年)、京都府の丹後半島でM7.3の北丹後地震(1927年)など、大きい地震が立て続けに近畿地方を襲いました。そして1943年に鳥取地震が発生すると、その翌年にM7.9の東南海地震が起き、1946年にM8.0の南海地震が発生したのです。つまり、見方によっては、今回の鳥取県中部の地震を南海トラフ地震の予兆と捉えることもできます」(西田良平氏)
1995年の阪神・淡路大震災以降、西日本で地震が活発化しているのは明らかだ。00年の鳥取県西部地震、01年の芸予地震、07年の能登半島地震……。今年は4月に最大震度7の地震が2度も熊本を襲い、そのわずか半年後に鳥取で今回の巨大地震が発生した。
幸い、松江市にある島根原発や福井県の高浜原発などに異常はなかったが、実際に何かあってからでは遅い。どこ吹く風で営業運転を続けている鹿児島県の川内原発と愛媛県の伊方原発は即刻止めるべきではないか。(引用ここまで)
今回は地下に隠れている断層が動いた!
ゲンパツの地下も危ないぞ!
【鳥取震度6弱】広域の地殻変動、ひずみ集中 「南海トラフ地震の発生過程の一つ」と専門家
産経 2016.10.22 09:48
http://www.sankei.com/affairs/news/161022/afr1610220005-n1.html
鳥取県は四国沖の南海トラフ(浅い海溝)からフィリピン海プレート(岩板)が沈み込む影響などで地殻にひずみが集中しており、活断層による直下型地震が起きやすい。今回の地震も活断層が動いた可能性が高いと専門家はみている。
鳥取県では昭和18年にマグニチュード(M)7・2の活断層による鳥取地震が発生し、約1080人の死者が出た。ほかにも平成12年の鳥取県西部地震など活断層によるとみられるM7前後の地震が起きている。
ただ、地表に現れた明瞭な活断層は少なく、今回の震源付近でも知られていなかった。M6級の活断層地震はどこでも起きる可能性があり、東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「今回は地下に隠れている断層が動いた」とみる。
政府の地震調査委員会が今年7月に公表した中国地方の活断層地震の評価によると、鳥取県などでM6・8以上の地震が30年以内に起きる確率は40%と高い。背景にあるのは広域に及ぶ地殻変動の影響だ。京都大防災研究所の西村卓也准教授(地震学)によると、鳥取県ではフィリピン海プレートによって地殻が北西に押され、ひずみが蓄積する。断層が水平方向に動く横ずれ型の地震が多く、今回もこのタイプだった。
西日本では南海トラフの大地震が発生する数十年前から内陸直下型が活発化する傾向がある。西村氏は「今回の地震は南海トラフ地震に影響を与えることはないが、その発生過程の一つだろう」と話している。(引用ここまで)
地震学・地震史学の総力等学問の知見の総力を挙げて地震予知と対策に!
地震と津波と火山の「脅威」に「備えあれば憂いなし」!