愛国者の邪論の記事に質問がありました!
ありがとうございます。
さて、この中身は、現在の情勢の中で、重要だと思いましたので、記事として移動することにしました。ご覧ください!
明治以後から政権温存装置だった「脅威」論は廃棄すべし!
「主権線利益線」論・「清国脅威」論・「ロシア脅威」論
「ソビエト脅威」論
「満蒙生命線」論・「共産主義脅威」論・「ABCD包囲網」論
「反共の防波堤」論=「ソ連脅威」論・「ドミノ」論
「中国・北朝鮮・テロ脅威」論
「憲法平和主義と非核三原則」こそ、「脅威」論に対抗し得る唯一の方策なり!
今度は巡航ミサイルか!北朝鮮の専守防衛=核軍事抑止力の向上を脅威論と危機論で日米核軍事同盟強化と憲法9条改悪を正当化する安倍晋三首相の無能無策無責任を告発すべし! 2017-06-08 | 北朝鮮
2017-06-09 11:24:06
質問
①北朝鮮が専守防衛としても、他国の支配水域に平気でミサイルを打つことは、「専守防衛」ではないのではないか。
②他のエントリで、「大企業の金を庶民に回せ」と言っておられるが、じゃあ北朝鮮の格差についてどう思うのか。
正直、北朝鮮をアベ批判のためにこじつけているようにみえます。アベ批判はけっこうですが、北朝鮮にも落ち度はあると思うので、そちらに目をつぶるというのは説得力を落とすと思いますよ。
(ちなみに、専守防衛論には賛成しますが、それと先に言ったようなことや、拉致問題は別で批判すべきと思っています。)
これから下は記事とは別の質問です
③どこの政党(あるいは人間)を国家の舵取りとして相応しいと思いますか?
④テロリストであり、市民の敵であり、ガンであり、掃きだめである極左暴力集団についてどう思いますか?また、彼らを根絶やしにするにはどうすべきと思いますか?
2017-06-11 19:28:01
ななしAさん
コメントありがとうございます。返信遅れて申し訳ありません。
>①北朝鮮が専守防衛としても、他国の支配水域に平気でミサイルを打つことは、「専守防衛」ではないのではないか。
>他国の支配水域に平気でミサイルを打つことはということは、
ということは、日本が「専守防衛」で反撃できるということになりますね。しかし、やっていません!何故でしょうか!「急迫不正の侵略」ではないのか!本来であれば、自衛隊が出動できる!日米核軍事同盟を適用できる!はずです。
ということを指摘しないわけにはいきません!しかし、そのような行動は一貫して採用していません。
最大の理由は、「他国の支配水域」かどうか、はっきりしていないからでしょう!北朝鮮「脅威」論の扇動に利用しているだけではないか!?
そもそも、愛国者の邪論は、北朝鮮が「専守防衛」政策をとっているのは、アメリカが攻撃をしてきたときのことであり、最初からアメリカや韓国を攻撃するとは、言っていないということを指摘しているのです。
勿論、この間韓国にミサイルを撃ち込んだり、韓国領土内に兵士を送り込んだこともありますが、これはもちろん正当化はできないと思います。
しかし、それにしても、朝鮮半島は「休戦」状態であり、「終戦」していません。特に北朝鮮はアメリカの圧倒的核の威力と通常兵器の「脅威」にさらされている。その中で起こっている「不測の事態」として、軍事力が抑止力として使われていることを指摘しないわけにはいきません。北朝鮮の誤りを指摘し認めさせるためには、独立した国家に対する「脅威」を取り除くことを最優先にしなかければ、問題解決の展望は見えてこないのではないでしょうか。
そのような中にあって、北朝鮮は朝鮮半島の「終戦」とアメリカとの対等の関係構築・敵視政策の廃棄を要求して、その要求の実現のためには、核兵器の抑止力の向上を図っているのです。しかもアメリカが先制攻撃した場合、韓国、とりわけソウルを火の海にするとして、その脅威を扇動しているのです。
しかし、北朝鮮は、今回の核兵器保有とミサイル実験においても、先制攻撃をするとは、言っていません!
その点を「専守防衛」だと、愛国者の邪論は指摘しているのです。
>他のエントリで、「大企業の金を庶民に回せ」と言っておられるが、じゃあ北朝鮮の格差についてどう思うのか
「格差」問題で言えば、日本だけでなく、アメリカでも、中国でも、北朝鮮でも問題でしょう!
>正直、北朝鮮をアベ批判のためにこじつけているようにみえます
愛国者の邪論は、安倍政権と日本の情報伝達のテレビ・新聞は、北朝鮮批判を安倍政権温存のために利用している!と言っているのです。
愛国者の邪論は、北朝鮮を擁護するつもりは、全くありません。そのことは、一貫しています。
愛国者の邪論が問題にしているのは、憲法平和主義と非核三原則を活かした平和安全保障政策をとることで、北朝鮮の「先軍政治」「核軍事抑止力」論を転換させることができると、確信しているからです。
そのためには、人の振り見て、我が振り直せ!です。北朝鮮批判をすることで政権温存を謀るのではなく、日本は日本の憲法を使った平和外交をやるべきだと言っているのです。
安倍首相は、北朝鮮の「挑発」を批判していますが、平壌に行って会談する!親書を渡す!など一貫してサボっています。ここが問題だと言っているのです。
このような状況を、愛国者の邪論は、北朝鮮は、安倍政権にとってなくてはならない存在であると同時に、安倍政権にとって、北朝鮮はなくてはならない存在になっている!とずっと指摘しています。安倍晋三首相と金正恩委員長は「双子の兄弟」だと!
だからこそ、憲法平和主義と非核三原則を使え!ということを、一貫して主張しています。
それは、北朝鮮との国交を樹立することで、両国の人・カネが移動できるようになれば、北朝鮮政府の問題が、北朝鮮国民の中に浸透してきことでしょう!
憲法平和主義と非核三原則という価値観があることすら、情報の鎖国化の中で、持っていない!
と、愛国者の邪論は考えていますので、何としても、交流を密にすることが、北朝鮮問題を解決するうえで、最も近い途ではないか。と言っているのです。
そのことは、2年前、日朝合意がなされましたが、このときは、拉致問題・核兵器問題・侵略戦争と植民地主義の負の遺産の問題を解決する絶好のチャンスでした。
それは北朝鮮も「人道主義」を掲げたからです。この概念が戦前戦後の、そして現在の全ての負の遺産を克服するキーワードでした。
そのことがとん挫しているのは、非常に残念です。その原因は両国にあるとは思いますが、安倍政権の「対話と圧力」を骨抜きにしている最大の問題は、拉致問題以上に核兵器問題を絡めていることに、最大の問題があると愛国者の邪論は思っています。
北朝鮮にしてみればアメリカの核の傘の下にある日本が、北朝鮮の核兵器保有のことを言うことそのものが、何を言っている!ということになっているからです。
拉致問題と慰安婦・強制連行問題などの植民地問題、敗戦前後の日本人の遺骨の問題などを人道主義として位置付けたのです。
このことの誤りは、北方領土問題について、現在ロシアとの交渉をみれば、明らかです。
国家対国家の交渉は、自分の主張を原則的に主張しながらも、それに近づけていくためにはどのような「妥協」「譲歩」が必要か、国民的議論が必要でしょう。
その点で言えば、北朝鮮とは、何としても朝鮮戦争の終結を確認する平和条約を締結すること。北朝鮮敵視政策はとらないことを主張しているのです。このことを国際的に確認することです。
すでに朝鮮半島には、二つの国家が成立していることは国際社会においても承認されていることです。北朝鮮との国交を樹立している国は、国連の中でも多数であり、国交を樹立していないのは少数です。
北朝鮮が国際法・国連決議違反をしていることを理由に北朝鮮批判が行われていますが、しかし、そうであるならば、戦後ベトナム戦争後のアメリカの国際法違反の侵略戦争はどうでしょうか!
今度のアメリカのシリア攻撃はどうでしょうか!
ロシアのウクライナ。クリミア問題はどうでしょうか!
中国の南シナ海の一方的主張はどうでしょうか!
しかも、昨年秋、核兵器禁止条約の討論に北朝鮮は賛成しました。これは対話と交流を実現する絶好のチャンスでした。しかし、核保有国と日本はどのような態度をとったか!日本の情報伝達のテレビ・新聞はどのように報道したか!
愛国者の邪論は、この点を一貫して主張して記事にしてきました。
もう一つは、日朝平壌宣言を憲法平和主義と非核三原則の中で位置づけることです。これは侵略戦争と植民地主義の負の遺産、戦後の国交のないことの問題、核軍事脅威論の誤りも位置づけることになります。
もう一つは、日米核事同盟の「抑止力」は北朝鮮にしてみれば、「脅威」だということを確認することです。
そのことは、米艦軍事演習は「定例・通常」と表現しながら、北朝鮮にしてみれば、「脅威」そのものです。
これは戦前の「満蒙生命線」論・「ABCD包囲網」論を見れば明らかです。
更に言えば、尖閣に侵入している中国に対する日本の感情を踏まえれば、一目瞭然です。
しかし、安倍政権と日本の情報伝達のテレビ・新聞は、米日韓の「脅威」に対抗するための「抑止力向上」としての北朝鮮の軍事行動については「挑発」として表現しています。
全く同じことをどっちもやっているにもかかわらず!です。
ここには憲法平和主義と非核三原則を適用する視点は全くありません!
北朝鮮を批判する視点は、そのまま、自分たちも向けられていることを、愛国者の邪論は、一貫して主張しています。このことは従来の「脅威」論に基づく「核軍事抑止力」論では解決できないということを言っているのです。これはもはや事実で証明されています。日米間の「核軍事抑止力向上」が何をもたらした!一目瞭然です。
路線を転換すべきです!
>どこの政党(あるいは人間)を国家の舵取りとして相応しいと思いますか?
現在のところで言えば、ベターということであれば、日本共産党でしょう!
その理由は、①現行憲法を活かすと掲げていること。②日米核軍事同盟の廃棄を掲げていること。③企業団体献金の廃止を掲げていること。④国民生活を優先し大企業の大儲けに対して民主的ルールの確立を掲げていること。
以上です。
しかし、これはあくまで相対的なものであり、こうした政策を実現するために、現在で言えば、野党4党と、どこの目線で一致できるか!もっとはっきりさせることでしょう。
愛国者の邪論は、一貫して安倍詭弁危機増幅憲法否定消去法政権に対して、憲法を活かす安倍政権よりましの連合政権構想を提示すべきだと、主張しています。
この政権構想と公約案を、一刻も早く提示、国民的議論を巻き起こしていくべきだと主張しています。
>}テロリストであり、市民の敵であり、ガンであり、掃きだめである極左暴力集団についてどう思いますか?また、彼らを根絶やしにするにはどうすべきと思いますか?
そもそも「ガン」という表現は、如何なものか!先ごろ閣僚が発言して訂正していました。「極左暴力集団」の「極左」という言い方も如何でしょうか!
そもそも「左」「右」・「保守」「革新」・「護憲」「改憲」などという言い方そのものが、現実を反映していないと思っています。
しかし、言えることは「極左暴力集団」を自民党政権が「泳がせ」ていたことは、現在の「北朝鮮」と同じことだと思っています。
「極左」=「新左翼」として「旧左翼」の代替勢力として持ち上げ、挙句の果てはリンチや白昼街中や大学内で集団暴行などを行う殺人集団だった!いわゆる「左翼」でもなんでもなかったというのが実態ではないでしょうか。そのような事件があたことは、調べてみればわかることです。
そもそも自民党政権は、自らの政権安泰のために「自共対立」の防御政策として「極左」=「反代々木系」を泳がせておくことで、「代々木系」=『日本共産党」への支持が集まらないようにしていました。このことは、中曽根氏などが口にしていたことで、公安警察も、彼らに「情報提供」を求めて「税金」を渡していたことは、60年代から70年代においては、「公然の秘密」でした。
そのような歴史を踏まえたうえで、「彼らを根絶やしにするにはどうすべきと思いますか」とう質問では、現在においては「極左暴力集団」が、どれほどの影響力を持っているか、全く判りません!自民党政権は、自らの政権安泰のためには「極左暴力集団」よりも「北朝鮮」の方が利用価値があると、考えていますので、どうでしょうか!?
以上、長々と述べていました。お読みいただき、ありがとうございます。
侵略戦争の反省の上に制定された憲法平和主義と非核三原則を活かす政権ができなければ、北朝鮮問題も解決はできないでしょう。今のようなやり方では、「謀略事件」によって「武力衝突」という不測の事態が起こりかねません。それだけ何としても食い止めなければなりません。
そのためにも、安倍晋三首相の詭弁をやめさせることです。このような詭弁で自衛隊を動かすことは、自衛隊員と、その家族がかわいそうです。こんなデタラメな司令官は即刻クビにすべきです!
繰り返し強調しておきます。日本国憲法はポツダム宣言を受諾したことを、戦後の原点として、侵略戦争の反省の上に制定され、二度と同じ過ちは繰り返さないとした「国際公約」だということを!
愛国者の邪論
安倍晋三政権の支持率が『高い』のは何故か!米国と安倍自公政権を忖度するテレビを中心とした情報伝達手段のトリック・からくりを暴く必要これあり!虚構の安倍政権高支持率の化けの皮を!2017-06-10 | マスコミと民主主義
2017-06-11 13:32:56
以前投稿した質問に答えてくださらないのが残念です。
同じ質問の内一つだけをします。
③どこの政党(あるいは人間)を国家の舵取りとして相応しいと思いますか?
あなたが相応しい人を示し、どうぞ私を始めとする消極的支持者をなびかせて下さい。
2017-06-11 19:32:42
ななしAさん
コメントありがとうございます。
>あなたが相応しい人を示し、どうぞ私を始めとする消極的支持者をなびかせて下さい。
「消極的支持者」を自認されておりますが、それでは主権者とは言えない!
はっきり申し上げておきます。
憲法の理念は、「あなたが相応しい人」などを求める国民を期待していません!
憲法を再度お読みいただければ、愛国者の邪論の主張がご理解いただけると思います!
愛国者の邪論