世論調査を詳らかに読み取れば政権交代は必然的なのに!
野党は本気でい政権交代を実現する気があるのか!
NHK7月世論調査では安倍内閣積極的支持は12.3%しかいない!自民党支持者30.7%・安倍政権派政党36.2%もいるのに!無党派の安倍内閣不支持は38.1%もいる!野党はしっかりせんか! 2017-07-14 | 世論調査
NHK世論調査 内閣支持率35%で最低水準 7月10日 19時01分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052631000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_067
NHK世論調査 各党の支持率 7月10日 19時20分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052881000.html?utm_int=detail_contents_news-related-manual_001
NHK “臨時国会に改憲案” 「評価しない」が「評価する」上回る 7月11日 5時11分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170711/k10011053161000.html?utm_int=detail_contents_news-related-manual_002
NHKの世論調査で、安倍総理大臣が憲法改正をめぐって2020年の施行を目指し、秋の臨時国会に自民党としての改正案を提出したいという考えを示したことについて、評価するか聞いたところ、「評価しない」が「評価する」を上回りました。
NHKは、今月7日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた、固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは2253人で、55%にあたる1233人から回答を得ました。
愛国者の邪論
安倍内閣支持 35.0% 431.6人
安倍内閣積極的支持 12.3% 151.1人
安倍内閣消極的支持 22.8% 280.5人
安倍内閣政党 34.8% 429.1人
安倍内閣派政党 36.2% 446.4人
安倍内閣支持の無党派 -1.2%
安倍内閣不支持 48.0% 591.8人
安倍内閣打倒派政党支持 9.9% 122.1人
安倍内閣不支持の無党派 38.1% 469.8人
安倍内閣支持不支持不明 17.0% 209.6人
無党派 53.9% 664.6人
日本とEU=ヨーロッパ連合がEPA=経済連携協定の交渉でEU側が、日本の乗用車の関税を7年で撤廃するほか、日本側が、ヨーロッパのソフトチーズに一定の枠を設けて15年かけて関税を撤廃することなどで、大枠合意したことについて、評価するか聞いたところ
「大いに評価する」 9% 「ある程度評価する」 50% 59%
「あまり評価しない」21% 「まったく評価しない」 4% 25%
「不明」 16%
愛国者の邪論 日本は海外に自動車販売を優位に発展させてきて、国民生活はどうなったか!総括する時期に来ています。トヨタ・日産は貢献しているか!
北朝鮮は、今月4日、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、ICBM=大陸間弾道ミサイルの初めての発射実験に成功したと発表しました。安倍総理大臣は、北朝鮮の脅威が、さらに増していることを示すものだと述べています。こうした北朝鮮の動きに不安を感じるか聞いたところ
「大いに不安を感じる」 46% 「ある程度不安を感じる」 38% 84%
「あまり不安を感じない」 9% 「まったく不安を感じない」 3% 12%
「不明」 4%
安倍総理大臣が、アメリカのトランプ大統領や韓国のムン・ジェイン大統領と日米韓の首脳会談を行い、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、国連安全保障理事会で厳しい措置を含む新たな決議の採択を目指すなど、3か国が連携して圧力を強化していくことで一致したことについて、評価するか聞いたところ
「大いに評価する」 26% 「ある程度評価する」 43% 69%
「あまり評価しない」 18% 「まったく評価しない」 5% 23%
「不明」 8%
愛国者の邪論 「脅威・危機」論に対して「圧力優先」論では出口がない、展望をきり開けないことは明らかですが、このような世論になるのです。安倍政権の無能無策無責任が浮き彫りになります。
それは国際紛争を解決する手段は平和的手段しかないからです。「憲法を活かす」という選択肢を奪っている現実が浮き彫りになります。それは情報伝達手段のテレビ・新聞の責任も糺していかなければなりません。
国民に虚構の脅威と危機、不安を煽るのは、無能無策無責任の極みです。
学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で、安倍総理大臣が、行政がゆがめられたことは一切ないと説明していることについて、これまでの説明に納得できるか聞いたところ
「大いに納得できる」 3% 「ある程度納得できる」 16% 19%
「あまり納得できない」 33% 「まったく納得できない」 40% 73%
「不明」 8%
「加計学園」の問題などをめぐって、野党側が、臨時国会の速やかな召集などを求めているのに対し、与党側が、現時点では必要なく、総合的に判断したいとしていることについて、臨時国会の速やかな召集などが必要か聞いたところ
「必要だ」47% 「必要ではない」20% 「どちらとも言えない」26% 「不明」7%
稲田防衛大臣は、さきに選挙の応援演説で、「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と投票を呼びかけ、野党側が、自衛隊の政治利用だなどとして辞任を求めているのに対し、稲田大臣は、発言を撤回し、辞任しない考えを示しています。稲田大臣は辞任すべきか聞いたところ
「辞任すべき」56% 「辞任する必要はない」16% 「どちらとも言えない」21% 「不明」7%
安倍総理大臣が、憲法改正をめぐって、2020年の施行を目指し、秋の臨時国会で自民党としての改正案を衆参両院の憲法審査会に提出したいという考えを示したことについて、評価するか聞いたところ
「大いに評価する」 8% 「ある程度評価する」 28% 36%
「あまり評価しない」 31% 「まったく評価しない」 20% 51%
「不明」 13%
安倍総理大臣が憲法改正の具体的な項目として挙げた、憲法9条の1項と2項を維持したうえで、自衛隊の存在を明記することへの賛否を聞いたところ
「賛成」33% 「反対」25% 「どちらとも言えない」32% 「不明」10%
愛国者の邪論 憲法第9条の本来的意味を徹底してこなかった結果が、この世論調査に浮き彫りになります。憲法9条は、前文とセットで、かつ人権尊重主義を土台にした人類普遍の原理で成り立っています。しかも侵略戦争を反省したことを踏まえて制定された憲法という位置づけです。二度と同じ過ちを犯さない!繰り返さない!
自民党副総裁の高村正彦議員ですら、素直に読めば自衛隊は違憲だと、言っているのです。しかし、そうした違憲の自衛隊を「三要件」なるもので「合憲」としてきたのです。しかも、災害救助や様々なイベントを通して自衛隊違憲論を風化させてきた。現在圧倒的多数の国民は自衛隊を違憲だとは考えていないでしょう。しかし、同時に自衛隊は「専守防衛」に徹する存在としてのみ認めるという世論です。
だからこそ、安倍晋三首相は、違憲としてきた集団的自衛権を屁理屈・詭弁を使ってスリカエ・ゴマカシ「合憲」としたのです。国民にしてみれば、海外に出ていく自衛隊までは認めていません。
公明党は、集団的自衛権行使を限定的に認めた公明党は、「これで9条改正は必要ではなくなった」としました。安倍首相は、これで「抑止力」が高まったと豪語しました。しかし、「核軍事抑止力」論に基づく北朝鮮のその後の核ミサイル開発の事態は、これらの策略の嘘っぱちぶりが破たんしたことを白日の下にさらしたのです。
こうした事態に反省するどころか、更に「核軍事抑止力」を高めるために、9条をそのまま残して、わざわざ憲法に自衛隊「合憲」を書き込むという新たな姑息な策略・暴挙です。
これは「自衛隊は違憲ではない」という国民世論を改憲に取り込むための策略であり、自衛隊員に肩身の狭い思いをさせたくない」など感情論で自衛隊「違憲」論を苦々しく思っている自衛隊「合憲」論者を取り込む策略であり、破たんずみの中国・北朝鮮「脅威」論に依拠した策略です。
国民が自衛隊を「合憲」としているのは非軍事の災害救助隊的自衛隊であり、非軍事の国際貢献隊であり、軍事は「専守防衛」的性格のみ自衛隊なのです。これを一気に海外で米軍などと一緒になって軍事行動を起こす性格をもった自衛隊にステップアップさせることには、国民は賛成していません。
だからこそ、こうした国民の感情を踏まえ、「お試し改憲」を装った「自衛隊の国防軍」化という姑息な策略に出てきたのです。焦りです。
本来であれば、こうした中身の世論調査ではなく、安倍首相のスリカエ・ゴマカシを暴く、正す調査でなければなりません。それは自民党総裁か、首相か、使い分けて憲法形骸化と改悪の土壌づくりに狂奔してきたことを問うべきものでなければなりません。
しかし、そのような調査になっていないところに安倍政権応援団としてのNHKの姿が浮き彫りになるのです。
そもそも違憲の自衛隊を合憲とするためには、以下のことを議論する必要があります!
1.現代社会においては「急迫不正の侵略」はあり得ない!
2.外交努力こそ国際紛争を解決する唯一の手段である!
3.国境紛争は外交を前提にしていれば、軍事力ではなく警察力で十分機能する!
4.以上を前提とすれば、①自衛隊は災害救助隊に、②国境警備隊に、③海外救助隊に、改組することで、国民の願う自衛隊となり、憲法平和主義が活かされることになる。
今月2日に行われた東京都議会議員選挙で、都民ファーストの会が第1党となり、小池知事を支持する勢力が過半数の議席を獲得し、自民党は、選挙前の議席から半分以上減らして大敗しました。この結果をよかったと思うか聞いたところ
「よかった」46% 「よくなかった」12% 「どちらとも言えない」36% 「不明」6%
愛国者の邪論 あくまで「自民党」という設問です。しかし、安倍政権の横暴が背景にあることは明らかです。しかし「どちらとも言えない」が多いのは、報道の仕方が影響しているのでしょうか。小池都知事の手口を暴いていないこと、安倍政権に対する小池都知事の対応の曖昧さが最大の要因です。それにしても「よくなかった」と「安倍内閣積極的支持」がほぼ同数というのも、興味深いと言えます!
内閣府の研究会が、今の景気はバブル期を超えて戦後3番目の息の長い回復を続けているという見解を示したことをめぐり、景気が回復していると感じるか聞いたところ
「感じる」9% 「感じない」56% 「どちらとも言えない」27% 「不明」8%
愛国者の邪論 アベノミクス破たんを隠蔽する調査です。それでもアベノミクス破たんは浮き彫りです。もはや、この流れは止まらないでしょう!アベノミクス破たんに代わる政権構想の経済政策が必要不可欠です。