アメリカ独立宣言を忘れたアメリカ脳の知的劣化を浮き彫りにした北朝鮮悪玉論!
日本は憲法平和主義・非核三原則を使った安全保障政策と平和外交に徹すべき!
牧野愛博:朝日新聞ソウル支局長 韓国五輪外交、北朝鮮を利するだけに終わった「大失策」の裏側 2018.2.19
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Photo:YONHAP NEWS/AFLO
「南北友好対話ムード」を演出してのピョンチャン・オリンピックの“主役”は、金正恩の妹で、朝鮮労働党副部長の金与正(キム・ヨジョン)だった。その「微笑み外交」の陰で、韓国・文政権の「5人組」と米国との間ではぎくしゃくした関係が目立った格好になった。それには理由がある。(朝日新聞ソウル支局長 牧野愛博)
五輪外交の主役は金与正 ソフトなイメージ戦略実践
2月10日午前11時過ぎ、北朝鮮高位級代表団が韓国大統領府の一室に姿を現した。
金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部第1副部長は青色のファイルを大事に扱い、テーブルの上に置いた。
ファイルには「朝鮮民主主義人民共和国 国務委員長」と表書きされていた。国務委員長は金正恩の肩書の一つ。文在寅韓国大統領に渡す金正恩の親書だった。
金与正は、会談が始まる前から、親書を何度も持ち替え、恭しくテーブルの上に置いた。なぜ、そんな行動を取ったのか。
周到に考えられたイメージ戦略だった。
愛国者の邪論 この指摘は、何も北朝鮮に限ったことではありません!テレビを意識した安倍首相のはパフォーマンスと言動はどうでしょうか!人の振り見て我が振り直せ!でしょう。戦前の「鬼畜米英」論の焼き直しが「鬼畜北朝鮮・中国」論となっていることを指摘しておきましょう。牧野氏の使っている日本語が、産経風の「悪意」に満ちていることを指摘しておきます。これでは憲法平和主義が形骸化していくわけです。このことが憲法改悪のドジョウづくりとなっている!「憲法は古い」「国際環境にあっていない」論のデタラメを指摘しておきます。
憲法の前文には「自国のことのみ専念して他国を無視してはならない」とあります。この普遍的な政治道徳の摘要をサボってはなりません!
それは、恐らく「南北の指導者は親書をやりとりするほど親しい関係にある」「南北関係は改善している」というイメージを世間に植え付ける狙いがあったのだろう。
金与正は、3歳ほど離れた兄、金正恩のイメージ戦略を支えてきた人物として知られる。
朝鮮中央テレビはしばしば、金正恩が視察先で大勢の人と間近で接する様子を伝えているが、写真撮影では、金正恩の脇に立った人々は必ずといっていいほど、金正恩と腕を絡ませる。
これらは「愛民政治」と呼ばれる市民重視の政治を進めるとした金正恩のイメージを売り込む戦略で、金与正が深く関与しているとされる。
護衛に囲まれ、一般市民と触れ合う機会がほとんどなかった父、金正日総書記との差別化を図る狙いが込められている。
金与正は聡明な人物とされ、金正日総書記は高英姫夫人との間に生まれた3人の子どもの中で最も愛したという。周囲には「与正が男性だったら後継者にするのに」と漏らしたこともあるとされる。
今回の訪韓中でも、その才能と職責を自ら遺憾なく発揮して見せた。
カメラの前では常に視線を前方上に向け、文大統領と握手するときもこの姿勢を貫いた。韓国にこびへつらっている、という印象が残るのを避ける狙いだろう。
朝鮮中央テレビが伝えた映像のなかの金与正と同様、常に笑みを絶やさず、ソフトなイメージを韓国に振りまいた。
北は「最高のカード」出した 「南北蜜月」は北の本音ではない
だが金与正の役割はそれだけにとどまらない。
実際、筆者が接触する元労働党幹部たちは、会談の前から親書には注目していなかった。元幹部の1人は「親書なら金永南(キム・ヨンナム、最高人民会議常任委員長)に持たせればいい。与正が来る以上、口頭で何かを伝えるはずだ」と話していた。
北朝鮮は中国と同様、政府当局者らはすべて党が作る「応答要領」を暗記している。
愛国者の邪論 やっぱり出ました!これを言うのであれば、日本政府は、安倍政権はどうでしょうか!モリカケ問題における政府と安倍首相のハッスル言葉はどうでしょうか!「丁寧に説明」しているでしょうか!「党首討論」は国会においても、テレビにおいても、徹底して行われているでしょうか!官僚のつくった言葉を丁寧に読んでいるだけではないでしょうか!しかも廃棄したとウソを吐く!証人喚問さえ実行しない!明恵夫人と秘書の方は?加計孝太郎氏は?
北朝鮮のことを言っている場合でしょうか!国民を愚弄していませんか!恥を知れ!と言いたいものです。
金永南氏の場合も、2009年8月にクリントン米大統領と会談した際、「労働新聞の社説と全く同じ応答をした」(同行したストラウブ元米国務省朝鮮部長)ことで知られる。
自由にモノが言えるのは、「白頭山血統」と呼ばれる最高指導者の直系血族しかいないのだ。
文大統領との会談では、案の定、金与正は「(金正恩)国務委員長の意思を受けてやってきた」と切り出し、文大統領が早期に訪朝して南北首脳会談に応じるよう求める、金正恩の言葉を口頭で伝えた。
金与正の派遣は、警備上の問題から金正恩がソウルに来られない以上、北朝鮮にとって韓国に対して切れる「最高のカード」(康仁徳元統一相)だ。口頭で伝えることも想定のうちだった。
ここまで検証してみると、北朝鮮が金与正を派遣した狙いが浮かび上がる。
「最高のカード」で韓国に恩を売り、同時に南北関係の蜜月ぶりを日米など国際社会に印象づける思惑だが、ただ、南北関係を蜜月にしたいというのは北朝鮮の本音ではない。
それを裏づけるように、会談でも、文大統領の訪朝を求めたものの、南北首脳会談の具体的な日時に触れることはなかった。会談後の昼食会で「早く平壌でお目にかかれたらうれしい」と、話した程度だ。
また北朝鮮は韓国が提案してきた南北離散家族の再会事業や南北軍事当局者会談の開催などには依然、応じていない。
愛国者の邪論 慰安婦問題の10億円はどうなんでしょうか!産経が言うように、空約束の「合意」を盾に韓国政府を「反日」と印象操作していないでしょうか!ウソを誠の真実であるかのようにテレビを使って、メディアを使って安倍政権の正当性を振りまく手口は、神野氏を含めて日本のメディアが吹聴し批判する北朝鮮と、どこが違うというのでしょうか!
日本のメディアは、慰安婦問題の日韓「合意」は、産経も認めるように現政権同士の「口約束」という側面は否定できないという事実を正確に報道すべし! 2018-01-29 | 慰安婦
強硬な米国を意識し 韓国を「盾」にすべく接近
金与正は、南北首脳会談を実現させるための具体策にも触れなかった。
つまり韓国側が首脳会談の前提と考える核・ミサイル開発の放棄について何ら前向きな発言をすることはなかった。
核・ミサイル開発問題での譲歩なしに、国際社会の制裁緩和はありえず、ひいては南北首脳会談の開催も現実のものとはならない。それは北朝鮮もわかっているはずだ。
では北朝鮮は「南北関係の蜜月」を演出することで何を得たいのか。
米韓関係筋は「北朝鮮は、韓国を米国の攻撃に対するシールド(盾)にするつもりではないか」と語る。
米軍は最近、核兵器を搭載できるB52戦略爆撃機6機やステルス性能を持つB2戦略爆撃機3機をグアムに前進配備した。
ソウルの情報関係筋によれば、北朝鮮側は最近、米国や韓国の専門家らと頻繁に接触し、トランプ米政権が本気で攻撃する考えを持っているかどうか探っているという。
北朝鮮も従来はもっと強気だった。南北関係の改善で韓国を揺さぶり、国際社会の制裁網に穴を開け、あわよくば米韓合同軍事演習の中止や縮小などももくろんでいた。
しかし、昨秋ぐらいから、米国・ワシントンで北朝鮮に対する、「鼻血作戦」と呼ばれる限定先制攻撃案が取りざたされるようになり、一気に緊張が高まっている。
北朝鮮は当面の間は、米国の攻撃を避ける一時しのぎの策として韓国に近づいたと言えるだろう。
愛国者の邪論 完全に米国寄りの思想展開になっていることが判ります!「北朝鮮悪玉=米国善玉」論です。これはアラブのヒトラーとして名指してして非難した「イラクフセイン悪玉」論と同じです。リビアの「カダフィ大佐悪玉」論と同じです。
確かに、これらの国々が行っている人権侵害の蛮行は絶対に認められるものではありません。しかし、だからと言って、その国の政治体制を転覆させる権利がアメリカにあるというのでしょうか!こんな簡単なことをスルーして北朝鮮悪玉論=北朝鮮アメリカ単独攻撃論を容認してしまう!
もはや知性のかけらもありません!安倍首相も、この思想と同じレベルにあることはトランプ大統領と完全に一致していることを公言していることを見れば明らかです。であるならば、大日本帝国憲法下の日本が攻撃を受けたのは当然ということになります。「鬼畜米英」「ABGC包囲網」「自存自衛」論で、大東亜戦争・第二次世界大戦を正当化することはできません!
各国における人権侵害の諸事実をもって、その政権を打倒する権利がアメリカにあるはずがありません!それがとおるのならば、日本政府と安倍政権における人権侵害の諸事実はどうか!トランプ政権下における人権侵害の諸事実はどうか!勿論ロシア・中国においても同じです。
全く手前勝手な屁理屈と言わなければなりません!
“知米派”いない文政権首脳「5人組」 パイプなく国際世論ともズレ
これに対し、韓国政府はどう対応して来たのか。
2月10日、青瓦台(韓国大統領府)で、金与正らとの会談に臨んだのは、文大統領のほか、趙明均統一相、徐薫国家情報院長、任鍾晳大統領秘書室長、鄭義溶国家安保室長の計5人だった。
1月1日、金正恩が「新年の辞」で、平昌冬季五輪への代表団派遣や「南北関係改善」を表明したとき、青瓦台に急遽集まって対応策を協議したのも、この5人だったとされる。
問題なのは、この5人の中に「知米派」と呼ばれる人物がいないことだ。
このことが、今回、五輪を舞台に展開された「南北関係改善」と「米韓連携」が明暗を分け、米韓がぎくしゃくする要因になった。
鄭国家安保室長は元々職業外交官だったが、国際機関や経済畑の勤務が長く、米韓同盟の専門家ではない。
国家安保室には韓国外交省から出向した外交官たちが大勢詰めているが、実はまったく機能していない。外交省との連携が取れていないからだ。
南北関係が活発になった1月以降、国家安保室メンバーは文在寅氏の外交ブレーンや政治家と連れだってワシントンを訪れているが、米政府当局者らと面会した彼らの決まり文句は「訪問の事実を外交省には伝えないでほしい」だ。
国家安保室は、外交省と連携して動いているのではなく、文大統領につながる政治的な思惑を持った勢力を支える「部下」として活動していることを、自ら告白した格好になっている。
文政権になって青瓦台(大統領府)が外交官を憎むのは、同じ進歩(革新)系政権だった盧武鉉政権当時に外相で起用した潘基文、宋旻淳の二人が、昨年5月の大統領選を巡って文在寅に不利な動きをしたからだとされる。
対立を裏づけるように韓国外交省では最近、対米・対日外交などを担ったエリート外交官たちが主要ポストから次々外されている。
また、韓国政府にはもう一つ、軍事チャンネルという米国と韓国を結ぶ貴重なラインがある。米韓同盟が正常に機能していれば、米韓関係をある程度補うことができる。
だが、上記の「5人組」のなかに、宋永武国防相は含まれていない。
宋国防相は、軍事チャンネルが機能にくくなっている状況に大いに焦り、このことが1月26日のハワイでの米韓国防相会談が実現する大きなきっかけの一つになった。
当然、文在寅政権「5人組」の視界には、米国を始めとする国際社会の動きは見えていない。それが、様々な「制裁破り」という形になって現れた。
愛国者の邪論 他国の政権の「裏側」を知ったかぶって言うのはいい加減止めたらどうか!
しかも「米韓関係筋」「ソウルの情報関係筋」などからの「情報」に基づいているからこそ、「この5人だったとされる」から自分の思惑=ストリー優先の「外交省との連携が取れていないからだ」「様々な『制裁破り』という形になって現れた」と断定してしまっているのです!「印象操作」と「レッテル貼り」の極致と言えます。
他国の人選と人事を言うのであれば、安倍政権の人事政策を分析してみたらどうか!「司法」にまで容喙しています!
トランプ政権においては、閣僚の辞任が相次ぎ、未だにホワイトハウスの高官が決まってない!トランプ大統領のツィッターがすべてとまではいかないまでも、重きが置かれていないか!そもそも『司法省』と『FBI』が何をやっているか!
そんな政権が北朝鮮に対して「米軍は最近、核兵器を搭載できるB52戦略爆撃機6機やステルス性能を持つB2戦略爆撃機3機をグアムに前進配備した」からこそ、「トランプ米政権が本気で攻撃する考えを持っているかどうか探っている」というのは、事実とすれば当然のことでしょう。イラク・リビアのことがあります!
「北朝鮮も従来はもっと強気だった。南北関係の改善で韓国を揺さぶり、国際社会の制裁網に穴を開け、あわよくば米韓合同軍事演習の中止や縮小などももくろんでいた」というのは外交交渉としては当然のことでしょう!
そもそも北朝鮮にしてみればアメリカの核兵器は最大の「脅威」であり、体制の「危機」だという認識があるからこそ、核兵器・ミサイルの保有=核兵器軍事抑止力論に立っているのです。こんなことは常識中の常識です・そんなことを隠蔽して北朝鮮悪玉論=米国善玉論に立つことは、アンフェアーと言えます。こんな認識では国際紛争を解決することはできないでしょう!『最終決着は軍事的手段を使って解決すると言っているようなものです。
「米韓同盟が正常に機能」ということは「核兵器軍事抑止力」が機能して北朝鮮を屈服させる!核兵器保有を諦めさせるということでしょう!しかし、その後の事態について、北朝鮮の体制保障については、米国も安倍政権も語っていません。自分の核兵器は保有し続けるというのですから!それは核兵器禁止条約を批准しないことを見れば明らかです。
これでは北朝鮮が納得するわけがありません!
全くの子供だましのデタラメ論を吹聴し国民と世界を欺く暴論と言えます。核兵器保有国は、北朝鮮の非核化を実現した後に、自分たちは非核化するのか!ハッキリさせることです。
全くの核兵器よりの、米国よりの思想と論理と言葉を吐くのはいい加減止めるべきです。憲法平和主義と非核三原則に沿った安全保障政策と外交政策に転換すべきです。核兵器禁止条約を批准すべきです。
「米朝対話」実現を焦って米韓に溝 結局、北を利しただけに終わる
五輪をめぐっても、米国とのぎくしゃくが続いた。
2月6日に北朝鮮と韓国が金剛山地区で開催予定だった南北合同文化行事では、韓国は軽油など計3万リットルを北に提供することを計画。6日に江原道墨湖港に入港した北朝鮮の貨客船「万景峰92号」は、燃料500トンの支援を要求した。
韓国は平昌冬季五輪に絡む行事であることを理由に、軽油やガソリンなど石油精製品の北朝鮮への年間輸出量を50万バレル(約7950万リットル/約71500トン)に制限した国連制裁決議の「例外扱い」としたい意向を示したが、米側はいずれも慎重な態度を崩さなかった。
しびれを切らした北朝鮮は1月末に突然、金剛山での行事の中止を通告。万景峰92号への燃料支援要請も撤回した。
韓国が、今回の金永南最高人民会議常任委員長らの訪韓を機に、無理やり「米朝対話」を実現させようと強引な手法に出たことも、米国の顰蹙を買った。
五輪開会式のあった9日夜に開かれた歓迎レセプション。
韓国はペンス米副大統領が文大統領の隣に座るよう提案していた。
同じテーブルには北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長もいた。米側は「北朝鮮に誤ったメッセージを送るのを避けたい」と判断し、レセプションへの不参加を決めた。ペンス氏は会場に来たが、関係者にあいさつだけして引き揚げた。
続く開会式でも米韓の摩擦は続いた。
韓国は当初、最前列に文在寅、ペンス、金永南らが座り、第2列に金与正らが座る案を提示。これに対し、米側は「北朝鮮と同じ列には座れない」と拒否し、金永南は第2列に座ることになった。
さらに、韓国は翌10日に、ペンスと金与正の会談をセットしようとした。
青瓦台は当初、「金与正は南北合同女子アイスホッケーチームの試合を見に行かず、別に行動する」と記者団に説明。その間に、米側に「金与正と会談してはどうか」と誘ったのだ。
だが米国側はこの誘いを一蹴したという。
「制裁破り」に絡むやりとりや9日の行事での混乱から、米国の韓国に対する不信感は頂点に達していたからだ。
だがそればかりか、北朝鮮側も米国との会談に関心を示さなかった。
情報関係筋によれば、北朝鮮も米側に嫌われていることは9日の行事から感じており、「自尊心を傷つけられた」(同筋)という。
「微笑み外交」の陰で展開された米韓北の綱引きと今後を、どう評価するか。
北朝鮮にとって、どうなろうとも損はない。
南北が接近した形にすれば、韓国を米国の攻撃に対する盾にできる。南北対話が進んでいる間であれば、米国もおいそれとは攻撃しにくい。
南北関係が改善できなくても(そもそも、北朝鮮は南北関係改善には関心がないが)、米韓同盟が弱体化すれば、これまた北朝鮮の安全保障を強化できるからだ。
1月の北による突然の「南北関係改善」の表明から五輪に至るこれまでの韓国の動きは、北朝鮮を利する方向にだけ作用している。(文中敬称略)(引用ここまで)
愛国者の邪論 ここでも米国の大人げない行動が浮き彫りなりました!北朝鮮とは「対等平等ではない」という「威信」でしょうか!こんな屁理屈を言っていたら、朝鮮戦争の終戦がいつになっても実現できないでしょう!
アメリカが「世界の警察官」であることは、世界にとって「弊害」であることが、改めて浮き彫りになりました。
こうしたアメリカの「世界の警察官」としての「威信」が沖縄における民族的屈辱と冒とくを許していることを、改めて自覚しなければなりません!
日本民族が、アメリカの民族的抑圧を容認していることと中韓朝への戦争責任問題を一貫してスルーして正当化していることは表裏一体です。中韓朝の日本政府批判を「反日」としてレッテルを貼り、あたかも日本国民を批判しているかのようにテレビなどメディアを使ってスリカエているのは、安倍政権や自民党が戦前の大日本帝国憲法体制を正当化しているからです。
そのこととアメリカの核兵器軍事抑止力を使って中韓朝露に対する上から目線は、子ども染みた外交政策であることを告発しておかなければなりません。
尖閣に対する対応、竹島に対する対応、千島列島と北方領土に対する日米核兵器軍事同盟を使った対応を見れば一目瞭然です。
以上のことをスルーして、北朝鮮にのみ非核化を要求して自らの核兵器抑止力論を正当化する、そして民族自決主義を否定するデタラメを暴いていかなければなりません。
ヒロシマ・ナガサキに投下された原爆=核兵器は対ソ抑止力論思想に依っていること、それを見本政府と自民党政権は一貫してゴマカシていること、対ソ抑止力として締結された日米核兵器軍事同盟を正当化していること、これらのことがヒロシマとナガサキで虐殺された人間・ヒバクシャに対する冒とくであることを、改めて強調しておきます。
繰り返し言っておきます。日本は憲法平和主義と非核三原則を持つ国として、核兵器禁止条約を批准する政府と政権を樹立するべきです。憲法を活かす政権を一刻も早く樹立すべきです。このことのみが東アジアの平和構築に大きく貢献するんだと、確信をもって表明しておきます。