今年最初の植物観察
リーダーの方が10年ほど前に
4回目の観察をされ
この地でしか見られない
絶滅危惧種”ハグキソウ”を
見てもらいたいと
計画してくださいました
その時も自生地が砂浜から
後退していて、
危機感を抱いていられたようです
最近は休暇村の園地で
保護されているという情報もあり
保険の意味でとりあえず
見られるのでは、
楽な気持ちで出かけました
伊良湖(イラゴ)岬までは
豊川インターを下りてから
先端までは90分の道のり
田原市郷土博物館で
情報確認と資料を頂く
トベラ
保護されているので
簡単に見つかるかと思いきや
看板に偽りあり?
枯れかかった一株
前に見られたという伊良湖岬へ
車を進める
駐車場にトイレと売店があったという記憶で
まずはここへ立ち寄り
遊歩道の周りを探す
ハマアザミ
シャリンバイの実がたわわ
マサキ
コシロノセンダングサ
しばらく進んだが諦めて
恋路ケ浜へ移動
取りあえず食堂へ入り
遅い昼食
食堂の入り口でおじさんに
ハギクソウの事を訪ねる
お店の店員さんもすぐそこで
見れるという嬉しい情報
あちこち問い合わせて返事待ちだったので
その言葉で,なお美味しい食事となりました
その上トマトや文旦を購入したら
キャベツを1個ずつサービスしてくれると
大きい品ではなかったが皆さんニコニコ
(主婦ですね)
食堂から恋路ケ浜を望む
恋人の聖地と言われ
結婚式の前撮りをしていた
カップルを見かけました
灯台めざして遊歩道を
歩きながら
目を皿のようにして探索
三島由紀夫の小説「潮騒」の
舞台となった神島
伊良湖岬港から15分だそうです
ハマナデシコの残花
ハマニガナ
赤い葉を見るとハギクソウかと
思ってしまいます
ハマボッスでした
灯台まで来ましたが
見当たりません
海から吹き付ける強風で
波の華がうち付けます
食堂のおじさんたちの言葉に
疑いを抱いてしまいました
心底寒いので引き返すことに
案内のNさんが駐車場で
ニコニコ顔で出迎え
灯台の先に慰霊碑があり
お願いしたら見つかったとの事
案内して頂きました
灯台へ行く道の上の道を進むと
直に”指定希少野生植物保護区”の看板
4か所巡ってやっと会えた貴重な植物
ハギクソウ トウダイグサ科
オキアガリネズの中に大感激
オキアガリネズも
愛知県の新城市にも分布し、
ネズミサシとハイネズの交雑種
との記述あり
緑から黄色から赤へ変化
花より葉の方が注目される
以前見られた時と違って
生育地の変化も甚だしく
数も減らしているようですので
お急ぎください
乗車距離376キロ 10時間19分でした
疲れも吹き飛ぶ満足感