東京都狛江市の「むいから民家園」にて、若手能楽師たちによる和の調べをたのしむ。
“読み人しらず”とされた平忠度の無念。
紅葉に包まれて扇を翻す美しい女の、媚態を湛えた唇の奥底に隠した凶心。
それらの情念が、囃子の音色とシテの謡にいざなわれ、仄かな灯りのなかに、くっきりと浮かび上がる。
. . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。