旧東海道沿いの古社より、皮の緩んだ三味線の音が聞こえてきた。
何事かと立ち止まり覗いてみれば、一般人たちによる“奉納歌舞伎”、と云うものが行なわれていた。
ほほう!
わたしは今宵、はじめて
“かぶき”
というものを見た。
見世物は、花形がいて、財力があって、はじめて成り立つ。
そのためにはまず、当事者たちの熱意を、巧く利用できる人材が必要だ。 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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