迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

えせものでんじゅうぬぼれかがみ。

2013-11-23 21:10:42 | 浮世見聞記
旧東海道沿いの古社より、皮の緩んだ三味線の音が聞こえてきた。

何事かと立ち止まり覗いてみれば、一般人たちによる“奉納歌舞伎”、と云うものが行なわれていた。


ほほう!


わたしは今宵、はじめて

“かぶき”

というものを見た。





見世物は、花形がいて、財力があって、はじめて成り立つ。


そのためにはまず、当事者たちの熱意を、巧く利用できる人材が必要だ。
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