先日、神保町の古書店で、柳田國男・著「傳説」の、岩波新書初版本を見つけた。
状態はあまり良くないため、価格はいかにも古書店らしく、五十円。
ちなみに、昭和十五年九月に新刊として発売された時の値段は五十銭と、奥付けにある。
昭和十五年-この年の出来事を年表でざっと見てみると、内閣は夏に米内光政から近衛文麿(第二次)へと変わり、また“バスに乗り遅れるな”を合言葉に、政党は自ら解散して「大政翼賛 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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