「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          ”おじいちゃん”も老人会へ!

2008-06-04 04:44:41 | Weblog
昨日、目黒区の高齢者センター主催の講習会「みんなで歌おう」に初めて参加して
みた。参加者は女性3人、男性2人と寂しかったが、思い切り声を張り上げて昔習っ
た小学校唱歌や叙情歌17曲を歌いあげた。事前の準備体操、発声練習から始まる
本格的なレッスンだ。参加することに意義ありだったが、確かに健康にはよい。

地元の老人会の世話役をしている老妻の勧めで、無芸大食の僕でもなんとか出来そ
うだというので、この「みんなで歌おう」と選んでくれた。僕は楽譜もろくに読めないし、
カラオケもそんなに好きではない。最初は躊躇ったのが、他人とのふれあいも老化防
止になるし、なによりブログの材料にはなる。

地元の住区センターの老人会には121人が登録、年間1500円の会費を支払えば、区
主催の 色々な行事に参加できるのだが、男性は僅か25人しかいない。圧倒的に女
性である。"卵が先か鶏が先か"論になるが、講習会の内容も女性向きのものが多い。

都会では仕事をやめると、男性はとたんに社会参加が億劫になる。一種の"燃え尽き”
症候現象なのだろうか。隣近所とのお付き合いがない。どうしても家に閉じこもりがちに
なり、出来ることといえば、散歩を兼ねたスーパーへの買物ぐらいだ。

男性の老人に躁鬱病が増えているいう。僕の昔の友人にも二人いる。他人と触れ合うことは
よい事だ。最初はちょっと恥ずかしいかも知れないが、精神衛生にはよい。おじいちゃんたち、
どしどし老人会に参加したら如何?