「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          牛肉 トマト サルモネ菌

2008-06-12 05:54:52 | Weblog
米国産牛肉輸入をめぐる韓国の抗議デモのすさまじさをテレビで見た。詳しいことは
は知らないが、やはり根源には”食の安全”に対する韓国民の不安がある。「焼肉王
国」の韓国民が健康を害するような米国産牛肉の輸入に反対する気持ちは理解でき
る。僕らもBSE牛肉のさいの米国の無神経な”食政策”をよく知っている。

同じテレビで米国内のマックドナルド・チェン店の一部でトマトにサルモネ菌が発見され
マック全店でトマトの販売がストップしたと伝えていた。マックだけでなく他のファースト店
でも16州でトマトが店頭から姿を消えたとも報じていた。サルモネ菌といえば、ニワトリ、
牛、馬などの腸内にあり、生卵や生肉を食べると食中毒になるという程度の知識しかな
い。トマトに付着していたと知り驚いた。

日本のトマトは100%国内産であり安全である。問題は米国の食に対する安全意識であ
る。今回の措置は予防策だとしているが、僕のような素人がみてもトマトにサルモネ菌
がつくとは信じがたい。しかも広い米国内の16州にわたってである。

厚労省の食の安全対策は大丈夫と信じたい。しかし、何が起きるか判らない今の世の中
だ。”トマトにサルモネ菌”を他山の石としてもらいたい。とくに梅雨時は食中毒の多い季節
である。僕も老妻に叱られる前に手洗いを励行することにする。