「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          出先医療行政のズッコケ

2008-06-21 05:40:13 | Weblog
6月ー11月の期間、僕の住んでいる東京・目黒区では40歳以上の「成人健康
診査」が実施中と病院にポスターが張ってあった。先日、かかりつけの医者に
この診査を予約し、検便器具まで貰って、昨日クリニックへ出かけたら無駄足
だった。

理由は、まだ目黒区の担当課から、区民に診査券が発送されていないのだ。こ
ちらは医者から検便器具まで貰い予約しており、しかも月も半ばをすぎている。て
っきり、診査して貰えると思い、前夜から何も食べていない。高齢になると、物をし
まい忘れることが多い。僕らは診査券を区から貰ったが、どこかへしまい忘れてい
たと錯覚していたのだ。

事ほど左様に、後期高齢者になると、残念ながらボケてくる。しかし、反面行政側
にも文句を言いたくなる。ポスターには、はっきりと6月と書いてある。老い先短い
老人は気も短かくなっている。一日も早く自分の健康状態をチェックしておきたい
ものだが、区からの診査券の発送は来週23日以降からだという。

一時が万事、目黒区の福祉関係の仕事は不親切で、僕に言わせればズッコケて
いる。後期高齢者医療も事務手続きの遅れを理由に10月の年金から4月ー6月分
の未納分を上乗せして徴収するコンタンのようだ。僕らの都合で未納にしたわけ
ではないのだ。年金の支払いは2か月に一度なのに、徴収する時は勝手に3か月
を一度に天引きする。厚労省のおえら方は、出先現場のズッコケを知っているの
だろうか。