「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

     「ねんきん○○便」を出すだけでは 社保庁

2009-04-06 06:30:57 | Weblog
社会保険庁が現役加入者を対象に7000万通の「ねんきん定期便」を発送したと
という。加入者の履歴や将来受け取る額が毎年確認できるシステムとのこと。
結構な話で、これにケチをつける訳ではないが「ねんきん○○便」ばかり多くて
受給者には分かりにくいし、根本的な解決に役立っているのだろうかー。

社会保険庁は昨年、"宙に浮いた”8000万?の解決策の一環として対象者に「ね
んきん特別便」を送ってきたが、この結果はどうなっているのかー。一年前の3月、
僕の元にも「特別便」が届き、これに対して回答した書類が昨年10月「速達」で届い
た。僕の年金記録は明らかに改竄(ざん)されており、昭和56年10月、勤めたこと
もない商事会社の記録があり、数か月は勤務した通信社の記載がない。僕はその
旨書いて社会保険業務センターに送ったが、今に至るまで”なしのつぶて”だ。

「ねんきん○○便」と色々名前を変えて加入者に送ってきても、その結果がどうなっ
ているのかー。"手を変え品を変え”○○便を送ることによって、まさか手品師みたい
に加入者をごまかすつもりかと疑いたくもなる。年金行政は機構の名前を変えただけ
では解決できない。完全に"消化不良”を起こしている。升添さんだけで解決できる
ものではない。政治家や役人は自分たちに無関係だから、この問題の解決について
真剣さが足りない、と悪口をいわれても仕方がない。