「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

         ミニ・スーパーの399円弁当

2009-04-16 05:49:40 | Weblog
男の年寄りがまた買い物の話で恐縮。昨日のテレビで家の近くに出来た小型のスー
パーが画面に出ていた。知らなかったが、住宅地のこの種小型スーパーは、老人を
対象にした新しいコンビ二型店舗なんだそうである。そういえば、コンビ二ぐらいの狭
い店内に、これまでコンビ二では少なかった生鮮食品が安い値段で売られている。

昨日は偶数月の15日、年金生活者の”給料日”である。早速、僕もこのスーパーへ
買いものに出かけた。老妻注文の99円のキャベツと玉ねぎを買ったあと、安いと評
判の399円の弁当と牛乳とヨーグルド、それにアンパン一つを追加してレジで2千円を
用意したら、全部で951円で済んだ。アンパンが30%引きだったのを知らないで買った
のだった。1000円以下とは安い(写真)

399円弁当の中身は鶏のから揚げが5つに少々ばはりのポテトサラダにスパゲッティ。
高齢者にとっては十分な量である。娘の話だと、この店には299円の弁当もあるという。
独り者の年寄りにとって、一人で料理をするのは面倒くさいものらしい。それでついつい
外食したりおにぎりで済ませてしまう。

このコンビ二型小型スーパーの目玉商品の一つも老人向け弁当だという。首都圏の電鉄
系の大手スーパーが200円弁当を売り出して話題になっている。テレビのCMで360円弁当
を宣伝していた。デフレ時代、老人にとって安い弁当は歓迎だが、食の安全面は大丈夫な
のか、歳をとると変な事に気をまわすことになる。