「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

           大丈夫なのか民主党政権の防衛安全

2012-03-19 06:52:49 | Weblog
拉致問題の解決を巡ってモンゴルで民主党の中井衆院予算委員長の代理と称する私立大学の教授が北朝鮮の「朝日交渉」大使と接触していたという。北朝鮮の大使は”会談ではなく悪化している両国問題を今後どうするか個人的に話し合った”と言っているが、個人的とはいえ、相手は一国の代表である。教授はどんな資格で、またどんな権限をもってモンゴルまで出かけたのか。旅行費用は誰が支払ったの気になるところだ。

中国の国家海洋局の巡視船など6隻が、日中中間線の隣接するガス田(白樺)で合同演習を実施して”わが国の主権と管轄権を示すことができた”と主張している。中国は今年に入ってから何回もわが国の領海である尖閣諸島に出没している。しかし、これに対して民主党政権は公式に抗議したのかどうか、はっきりした報道もない。

北朝鮮が4月中旬に人工衛星を偽ったロケット実験を予定している。もしそのロケットがわが国に飛来したらイーデス艦や地対空ミサイルで迎撃すると防衛大臣はいっているが、こころもとない発言の多いこの人にまかせて大丈夫なのか。

こんな中で消費増税の国会審議が前に進まず頓挫している。”岡田副総理は「進まぬ政治」に危機感を感じて自民党との大連立を模索している”(読売新聞3月18日首都圏版政治面)らしい。しかし、自民党は大連立より、解散総選挙を主張している。それより民主党内の足並みさえ整っていない。岡田副総理は「進まぬ政治」に危機感を感じているというが、大半の国民は、国の外交が一本化されていないのではないかと懸念し、このままで果たして、国の安全防衛は大丈夫なのか危機感を抱きはじめてきた。