「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

3か月で10キロダウン 転ばぬ先の杖

2014-02-19 06:25:28 | Weblog
左膝の人工関節置換手術後3か月たち、その経過を昨日病院でチェックして貰った。経過はおおむね良好で、杖なしでも歩行できるまでになったが、大事をとって患部をレントンゲンとCTでとり血液検査をした。膝には防具(サポーター)をつけているが、歩行は手術前に比べて、はるかにスムーズだ。当分医師は大事をとって当分転倒するといけないから杖をついて歩けというが、とにかく手術してよかった。

それより嬉しいのは、手術と並行して入院中行ってきた血糖値を下げる食事療法で、入院前83.5キロあった体重が3か月で10キロダウンしたことだ。医師の指導で入院中はインシュリン注射をして、1200カロリーの病院食を食べていた。退院時が正月にあたり、暴飲暴食の季節だったが、ここ一番頑張った。その自信からか、禁酒は今でも続いており、食事も野菜中心に変わった。

しかし油断は大敵である。実は12年前にも医者から糖尿病と診断されたが、知り合いの医師の忠告で「食品交換表」を買い求め老妻と一緒に一日1200カロリーの食事に抑え、万歩計で5000歩を目標に歩いた。この時もその効果があり、当時の日記をチェックしたら14.5キロも体重が落ちた。しかし、当時は70歳前後で、社会との接点が多く外食の機会が多かった。それに長年の晩酌も復活してしまった。

見る見るうちに肥りはじめ、ダイエット中は几帳面に日記に記入していた体重値が消え、秤で計つていた習慣もなくなった。あっという間にリバウンドしてしまった。今回は折角高い入院費を払って、やっとたどり着いた健康である。なんとか、リバウンドだけは避けたいと頑張っているのだが、一方では残り少なくなった人生をそこまでしなくともという誘惑もある。