「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

"Dカフェー” 認知症だけでなく 老若話し合いの場に

2018-01-16 05:56:59 | 2012・1・1
NHKテレビの朝の情報番組「アサイチ」で昨日、東京町田市の”Dカフェ”の取り組みを紹介していた。”Dカフェ”の「D」は認知症(Dimentia)の頭文字からきたもので、認知症の方でも自由に出入りでき、一般の方とお茶を飲みながら話し合い、治療に役立てばという発想のようである。

調べてみたら”Dカフェー”は、僕が住む目黒区にもあり、行政が中心となって、月に2回から3回、場所を決め、認知症や介護する家族、関係者が集まってお茶を飲む会はある。町田市の場合はそれとは違って、街中のカフェーを利用して認知症の患者が自由に一般のお客と話し合おうという試みだ。

僕は自分では物忘れは強いが、認知症とは思っていない。しかし、足腰の弱みもあって家に閉じこもりがちである。出来れば町田市のような”Dカフェ―”がって若い世代と話し合う場があればと思っている。介護Ⅰの認定を受けているが、デイサービスは一切受けていない。老人会にも加入しているが、”ならいごと”が中心の僕には向いていない。

旧臘、旧制中学時代の旧友会と同期入社の会を昼間、カフェで持った。80歳代後半の集まりは食事制限者が多く、参加者が自由に飲食をオーダーできるカフェ形態がよい。認知症患者だけに限らず高齢者が若い世代と自由に話ができ、情報交換できる場があってもよい。超高齢化時代である。世代間の格差が広がりつつある。そのためにも老若情報交換の場があてもよい。