「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

東京都心 平成の大雪

2018-01-23 05:55:50 | 2012・1・1
昨日昼すぎから東京都心にも降り始めた雪は夜半すぎまで続き、今朝(23日)起きてベランダの窓を開けてみたらご覧のような一面銀世界だ。気象庁の発表によると、都心での積雪が20cセンチでを超えるのは、2014年(平成26)年2月以来4年ぶりとのことだ。この時の積雪量は27センチで、都心での積雪量べストテンの10位であった。

ネットに明治以後の積雪番付が載っていたが一位が1883年(明治22年)2月の46センチ、5位が1887年の1月の31センチ、8位が1925年の27センチで、10位までの残りはすべて、昭和で僕は体験している。1980年代、僕は札幌で10年間滞在し、雪には色々想い出があるが、敗戦の年(1945年)東京に降った38センチ(第2位)と2.26事件の年(1946年)の36センチ(第3位)の大雪は忘れられない。

家の周囲の雪かきは子供や孫がすべてやってくれ、僕ら老夫婦は暖房のきく部屋で温もっていたが、改めて雪国の雪おろし、雪かきの苦労を想い出しながら、いつもながら、”これだけの”降雪で鉄道、道路などに支障をきたす都会の対雪インフラの毀弱さを思いさせられた。