「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

大塚耕平”民主党”代表の国会質問

2018-01-26 07:05:28 | 2012・1・1
昨日の参院本会議の模様をテレビの国会中継で見ていたら、一番手で質問に立った大塚耕平民進党代表が”民主党.新緑で風会の大塚耕平です”と自己紹介した。すぐ苦笑しながら訂正したが、離合分散した旧民主党の亡霊が国会内に漂っていて判りにくく、国民には迷惑だ。参院は昨日、今日の二日間で各派の質問があるが、旧民主党からは、昨日は大塚氏のほか、岡田克也元代表が無所属の会で質問、今日は立憲民主党の福山哲郎氏が代表質問に立つ。 

民進党から”枝分かれ”した「希望の党」からの質問はなく、「希望の会」から福島みずほ氏が今日質問するが「希望の会」とは「希望の党”とは無関係で、小沢一郎氏の自由党と民社党との参院内の会派である。昨年の衆院選挙の際出来た、民進党前原誠司前代表と小池百合子都知事との間で、一部の民進党議員を排除して出来た政党とは違う。肝心の議員ですら所属の会派を間違えるのだから、僕のような政治に素人には余計判りにくい。

大塚 代表の「民主党」自己紹介は愛嬌といえば愛嬌だが、旧民主党議員の質問は、申し訳ないが同じように見えて、統一会派を組んで一人が代表質問すればよいのではないだろうか。先日の衆院本会議で、希望の党の玉木雄一郎代表が質問の中で、「排除」という言葉を使って議場がわいたそうだが、そんな言葉かりで喜んでおられたら国民が困る。憲法改正など政権与党から重大案件が提起されている。旧民主党は政権時に立ち返って一本になって欲しいものだ。大塚氏の失言の裏にもそれが隠されているのでは。