テスター、今は数百円の廉価版がゴロゴロしていますが、以前は高価な測定器でした。(今でもそれなりのものは高価な測定器ですけど)
決して安いものではなく、大きなメーターが上品に動くその様は高級感が漂っていました。
初めてテスターを入手したのは中学生の頃でしょうか。父親が知り合いの電気屋さん(訪問修理などもやっているいわゆる町の電気屋さん)経由で買ってきてくれたものでした。技術のある電気屋さんがこれがいい、というものですから結構いいもので、当時としては珍しくLEDは発光するように計測電圧は3V出てましたし、トランジスターの増幅率も測れました。なぜか電池が単三2本と006P1本を入れる必要がありました。
メーカーのサイトに行くと今も同じ型式は載っていますが、デザインがかなり変わっていました。一度マイナーチェンジがあったのでしょう。テストピンの端子の形状が現行のは大きな◯で、私のは小さな穴です。一番目立つロータリースイッチは、現行のは大きな円ごと回すタイプ、私のは上から見ると縦長っぽいツマミのみを回すタイプで、こっちのほうが上品かな~と思う形です。
その懐かしいテスターの中古品をゲット。再びうちにやってくることになりました。楽しみだな~。