城山湖でFT8にQRVされている各局はJTDXを使われていたので私も、と、慣れるためにも自宅のパソコンにインストールしてみました。
ちなみに当局は移動しない局にしかFT8の申請をしていませんので移動運用は出来ません。
申請が楽になったらやろうと思います。
DXはいつも届くところは交信できますが、国内の3.5MHzや7MHzのように次々と交信できるわけではありません。それでもSSBだったら絶対無理、みたいな信号でも交信出来るので、世界がとても身近になります。
集中運用は夜の3.5MHzと日中の7MHzで行いました。呼び周りとCQ出しまくり。
どちらも1時間以上ほぼ連続で交信が続きました。半自動交信とは言え全自動ではありませんし、呼ぶテクニックとかログをつけるタイミング(クリックするタイミング)は気が抜けませんからそれなりに交信した感はあります。
3月6日、7日で100以上交信していただきました。
海外にもそこそこ飛んで、アフリカ以外の全大陸との交信も出来ました。今更ながら、ボスニアとチリとフィジーはNEWでした。
今後はB4(before)局として扱われるのでこれほど呼ばれることは無いと思いますが面白かったです。
FT8はそれほどパワーは要らないモードで、パワー競争してしまうと折角の良さが失われてしまいます。
あまりパワーに拘らずに電波を出したいものです。
パワーの絞り方ですが、リグの出力を絞るのではなく、リグの出力を最大(若しくは望んだ出力の倍くらい)にして、PCの音声レベルを下げて出力を調整する、のが基本です。
音声レベルを上げすぎるとPCからの音声が歪んだり、リグの入力オーバーで歪んだりして周囲に大変迷惑な電波になります。
結局の所SSBモードにPCからの音を乗せているだけなので、過変調にするな、ということなんです。変調は5割出力くらいに調整するのが良いでしょう。
逆に1000W出る状態で変調を絞って5Wみたいな極端なことをするとPCからの音声がアナログだとS/N比が悪く、ノイズを高出力で送信してしまう可能性が出てくるのでよくありませんね。20Wで出したい場合はリグを最大50Wに出る状態にして変調を下げて20Wに、みたいにするとFBです。
そしてできればアンテナを外した他のリグで自分の電波を聞いてみましょう。きれいな変調ですか?。ウィンドウズのシステム音とか乗ってないですか?。
よく誰かのポロロン♪という音が響いてます。これを送ってしまうとモードが違う電波になってしまうので駄目ですね。