FT8のことはあまり詳しくないので詳し話は諸先輩方におまかせするとして、私なりにしばらく使用してみた感想を。
WSJT-Xとの違いで感じたのは色づかい。デフォのままではちょっと合わなかったので、諸先輩方の設定を見て回って真似しました。
WSJT-Xに近い感じにしました。
1QSOを押しておかないと、呼んだ局との交信後にCQが出てしまう。
これ、最初ビックリしました。オンフレで呼んでいた場合、そのまま乗っ取ってしまいますね。うっかりやってしまわないよう基本自分の送信周波数を決めておいてスプリット運用に徹しておいたほうがいいかも知れません。
連続CQ運用が快適。
呼ばれる限り、放っておいてもどんどん交信してくれます。
終わったな、という時にJT-Linkerに送ってハムログへ登録、を行っていけば良いだけ。
00/30 と 15/45 の切り替えが楽
これ、いいですね。
ペディションモードへの切り替えが楽
はじめてペディション呼んでみました。HoundFCに設定(一旦Houndを選んでさらに右クリック)。ピックアップされると600あたりに自動シフトして仕上げのレポート交換になるやつです。
ペディション用の周波数でないとこの機能が働かないのもいいですね。
この時に初めて自動シフトする方式を選ぶよう指示されました。リグのVFOのサブバンドで送信するの?それともソフトでコントロールする?って。
ソフトで(fake-it)を選びました。動作もきちんと行われるようになり、交信成立した、と思われましたが、なんか届かなかったようで・・・。
Fake-It設定後通常の運用でも送信モニターを聞いていたら、当局の信号の音が「低い音~高い音」が出ていたのが、高い音しか出なくなりました。
1500Hz~2000Hzで送信するときはそのままなのに、1400Hzで送信すると、1900Hzの音が響きます。400Hzで送信しようとしても1900Hzの音が響きます。
そう言えばこのソフト、1500~2000Hzの音しか出さない、っていうのが売りだったような。AFSK方式で良好な信号を出そうと万が一歪んでしまっても倍音をリグのフィルターが遮断するようにですね。
この動作がFake-Itを選んだら行われるようになりました。
400Hzを出したい時に1900Hzの音が出たら困りますが、その分送信機の周波数を下げるよう制御が働きます。なので先方には400Hzが届きます。
なんかリグの方で送信時にカチって鳴るなぁと思っていたのですが、画面を見ると送信時の周波数が1KHz(1000Hz)下がってました。1400Hzを出したいときは0.5KHz下がってます。
なかなか賢い。
ポーという音にピーを返すみたいな感じに響いてますけど。
という感じですが、これからも使い込んでいきたいと思います。
FT8、3KHz弱の幅で1バンド分くらいの局が相互に交信出来ちゃうのですからエコなモードですね。