マニュアルシフトは速度に応じて変えられる段数が制限されます。
例えば時速30kmでは5速に入れることは出来ません。55kmくらいになると入れることが出来るようになります。
電子制御の疑似マニュアルならではです。
停止状態から発進してなるべく回転数を抑えようと早めのシフトアップを図るのですが、2,500回転くらい回さないと2速には入れられません。
次の3速はそこからほとんど加速しなくても直ぐに入れることが出来ます。
次の4速は時速45kmくらいで、5速は55kmくらいでとなります。
1速と2速間、2速と3速間の感じがとても癖が強いです。
もう少し早く2速に入れたいです。
Dレンジでは普通に加速しても2,500回転を超すことは無くせいぜい2,200回転どまりですからマニュアルシフトでは出来ないエコな制御をしています。時速40km台でDレンジからマニュアルに切り替えると5速になっていたりします。最初からマニュアルだと絶対に入れられない段です(CVTなのでそもそも段は無いのだけれど)。
Dの方が総じて高いギアで回転数が抑えられています。
こうしてみるとマニュアルシフトは少し高回転ぎみにスポーティーに走る時のためのもの、と言えそうです。
Dレンジの停車前のエンブレの挙動が嫌でマニュアルシフトの方が停車しやすいのですが、街乗りでは他にメリットは無いようです。
スポーティーに走るとしてもSGPの素晴らしい剛性は感じられるものの、シートが快適性優先で横Gに強くないのであまり攻められませんから、軽くスポーティーに、と言うところまででしょうか。
私の足首が硬いのか、この車、アクセルペダルが遠く、プレーキペダルが近く感じます。教習所スタイルと言うか、ラリーポジションで座るとプレーキに足をかけるのにとても疲れて長距離だと脚の付け根の関節が痛くなってブレーキ操作に支障が出そうになるんです。
特に高速道路ではクルーズコントロールと言う便利なものがあるので右足はブレーキの方にある率が高くなり、つらい姿勢の時間が長くなってしまいます。このため、ラリーポジションでの運転はすっかりやめて、ハンドルを一番手前に引きつつシートも少し引き、さらに軽く倒して足元を広くしてゆったりポジションで運転するようになりました。いわゆる高級車乗り。関節が辛くなることは無くなり、長距離も楽に。ブレーキ操作に問題も無くなりましたが、果たしてこれでいいのかどうか・・・。
マニュアルシフト、もうしばらく遊んでみます。
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