先日製作した 430 MHz 用のダイポールアンテナ、窓ガラスに貼り付けて調整してみました。
先日製作した 430 MHz 用のダイポールアンテナ、窓ガラスに貼り付けて調整してみました。
いわゆるカラオケを作る仕掛けと同じだと、理屈は分かっていますが、それをササッと作ってしまうこの方は凄い。
7MHzのノイズ対策 You Tube 3部作です。
アマチュア無線 7/14MHzのアンテナを設置、しかし大問題が!
7MHzのノイズを駆逐せよ!アマチュア無線のノイズ対策 96ch
そして!ついに
7MHzのノイズ対策 完結編!ノイズキャンセラー自作 96ch
頑張りましたね~。
是非量産を、と、お願いしました。
かつてQSOバンクというシステムがありました。
被災もあって惜しまれつつ終了。
この時得られた電子QSLカードの画像をハムログで交信時にヒット(表示)させてみたいと思いました。
ハムログ側では指定したフォルダにある、コールサインで始まるファイル名を検索してヒットさせています。
QSOバンクで保存したファイル名は
qbank001234_001234_JO1KVS.jpg
という名前です。
これではハムログではヒットしません。
頭の20文字を削除すればOKです。
すると同じ名前のファイルと重複してしまうので、後ろに(連番)を付けます。
これは名前を変更、で保存すると後ろに連番付けますか?とウィンドウズが聞いてきますのでハイを押せばOKです。
ところが、数千件の処理はとてもとてもやってられません。
そこでバッチ処理を行います。
cd I:¥temp
for %%F in (*.jpg) do call :sub "%%F"
goto :EOF
:sub
set A=%~1
set B=%A:~20%
ren "%A%" "%B%"
goto :EOF
これをメモ帳にコピペして、適当な名前を付けて保存してください。拡張子は .bat です。
最初の行は どこの、という意味ですので、Cドライブのtempフォルダでやりたい方は、IをCに直してくださいね。
さて、失敗してはいけないので、まずは元のファイルのコピーでやりましょう。
コピーを作業する tempフォルダに貼り付けます。
そしたらバッチファイルをダブルクリック。
出来ましたね。そして、出来なかったやつが大量に残っていると思います。
そしたら、出来たやつを別のフォルダに移してください。仮にtemp2というフォルダに移動させます。
またtempフォルダに残った画像に対してバッチファイルをダブルクリックしてみると・・・
先程弾かれたものが処理されたと思います。処理されたファイルをtemp2へ移動させます。
この時、同じ名前のファイルがあるぞ、どうする?と聞かれますから、両方のバージョンを保存する方法で貼り付けてください。
連番が追加されて別のファイルとして貼り付きます。
要するに連番入力はウィンドウズにやらせるわけです。
これを繰り返すと全部頭の20文字が取れます。
バッチファイルに、同じ名前になったら後ろの連番をつける、って命令を書けば一発なんでしょうけど・・・。
知識ないので・・・。
お試しください。絶対オリジナルはバックアップ取ってくださいね。
連休中に簡単に作れるアンテナ最後は窓に貼り付けちゃうアンテナ。
窓の大きさの制約があるので、430MHzでやってみましょうか。
300÷433=0.69284㌢
これが1波長ですので、その半分の電線を切り出します。
短縮率もあるので、34センチで長過ぎるくらいですね。
これをさらに半分に切ってダイポールにします。
同軸ケーブルをそれぞれ芯線、網線につなぎ、エレメントをテープで貼り付けちゃいます。
アナライザやSWR系でSWRが下がる長さまで切り詰めてください。
窓際に無線機を持っていかなくても使えるアンテナになったと思います。
ガラスに金属の網が入っている場合は駄目です。
窓枠が小さいと影響を受けてしまうかも知れません。また窓枠と平行に張ることになるので影響を受ける可能性が高いです。
少し傾けるといいかも知れませんね。
こんなのでも立派なダイポールアンテナです。たかがダイポール、されどダイポールです。
吸盤を付けておけば旅行先のホテルの窓にも付けられますね。
デルタループも出来ますね。三角は細長いほうが50Ωに近づきます。正三角形だと100Ωくらいです。
垂直偏波にするなら ▷ こんな形で使います。
69センチの三角ですから意外とコンパクトかも。
縦19センチ残り二辺25センチのデルタがいいと思います。(シリーズ7かな?)
製作と言うか改造ネタです。
第3段です。
日中の無線を賑やかに過ごすためには7MHzは欠かせませんね。
という訳で7MHzにチャレンジです。
ベランダから突き出すにも4~5mの釣り竿はさすがに出せない、という方のためのアンテナを考えてみました。
必要なのはペットボトルと細い電線です。
ペットボトルの底に釣り竿が通る穴を開けておきます。
釣り竿は2m突き出すとして、ペットボトルコイルの位置をどこにするか。
飛びを追求するなら先端に近いほどいいのですが、先端が重くなると同時に特性がクリチカルになるのと、巻数もたくさん必要になる、という3つの要素を抱えます。
手前に近づけると飛びは落ちますが、先端が軽くなり、帯域も広がります。
このアンテナはアースが必要です。手すりが金属の方は手すりに太めの電線をはんだ付けした銅テープを貼り付けて同軸の網線に接続してください。それか10mの電線をベランダに這わせるとか4mくらいの電線を複数這わせるとかして建物との容量結合を図ってください。
ペットボトルに電線を何回巻くかは電線の太さ、巻く感覚次第で大きく変わります。
細めの電線を蜜に巻いて30回は必要かなぁ。(適当ですみません)
コイルの位置、巻き方で同調周波数が動く、という問題を逆手に取って、一旦適当に巻いたペットボトルコイルをいじって調整する作戦をやってみましょう。
巻く回数。最初適当ですが、アナライザで測ってどっちにずれているかチェック。上なら巻き足し、下なら解きます。
間隔。蜜に巻いて周波数が低すぎたら、少し間隔を開けます。一部分開けてもいいです。
コイルの位置。先端を巻いて、その分後端を解く、というやり方でコイルの位置は変えられます。先端に行くほど同調周波数は上がります。手前に寄せるほど下がります。短縮効果は電流腹が大きいところ程効くからです。
大体7MHzに合わせたら、いくつかの方法でエレメントを切らずに調整することが可能です。
実験がてらいかがでしょうか。
シリーズ化 いけるかな?
第二弾も竿の突き出しが必要ですが、こんなアンテナ。
オフセンター給電のL形ダイポールです。
ちょっとオフセンターしすぎた感もあります。3:2くらいが妥当かも。適当にやってみてください。
赤が釣り竿(カーボンは駄目、グラスファイバー、フェノール樹脂など絶縁体で)
黄色がエレメント、2mのほうを同軸ケーブルの芯線、1mのほうを編み線に接続。
緑は同軸ケーブルです。
下向き(ぶら下げる)1mのほうは建物から離してください。近づけるとこのアンテナは37MHzに同調してしまいます。なぜか分かりますか?。
建物と一体化して鏡面効果が生まれ、2mのエレメントが1/4波長として動作してしまうからなんです。
オフセンターにこだわるのは、実質のセンター部を建物から離すことで飛びを良くしたい、という思惑です。
でも安定のセンター給電のほうがいいかも知れませんね。
センターなら1.5mずつにします。実際調整すると1.4m以下になるかも知れません。
センターにした場合は、建物に多少近くても同調周波数が動きにくいです。
センターにした場合でも調整は下向きのエレメントだけ折り返せばいいと思います。
若干オフセンターにしたほうがダイポールのSWRはよく落ちたりすることもあります。(インピーダンスマッチングに効くことがある)
お試しください。
今年はゴールデンウィークならぬ、我慢大会の様相の軟禁ウィークとなってしまいましたが、もう少し頑張りましょう。
家に居る間、アンテナ作りでもいかがですか?。
同軸ケーブルと電線があればアンテナが作れちゃいます。
家から出ないとなると、ベランダアンテナの製作はいかがでしょうか。
最も基本的なダイポールアンテナ、実はベランダに張るのは簡単なんですよ。
ベランダの幅が1/2波長あればOK。
50MHzなら3m、28MHzなら5.2m、21MHzなら7.1m。
張れそうですか?
ベランダから二本竿を出してダイポールを水平に張って、真ん中の給電点から同軸ケーブルを引き込む。
V字型に展開するなら給電点はベランダの手摺に乗せてもいいかも。(離れるに越したことはない)
又は、両端をベランダにつけて(絶縁体の紐でなるべく先端がベランダから離れるようにして)、給電点を竿一本で押し出す逆V型もありです。
押し出した竿の先端には紐をつけてベランダの天井の物干し竿の金具にも繋いでおけば、竿はベランダに戻ろうとするので、竿尻をどこかに当てればOK。左右はエレメントがテンションになるので3点支持で安定します。
当局のベランダには21MHzのフルサイズが眠っています。給電点を釣り竿で押し出すだけで稼働します。これ、ちゃんと機能しますよ。フルサイズですから結構強力。建物を背にしているからきっと2エレ相当のゲインがあるかも知れません。
折しもEスポシーズンの開幕の時期です。Eスポと言えば50MHzが有名だけど、もちろん14,18,21,24,28だって開けます。14だけはEスポを喜ばないけど、18から上は大賑わい。是非フルサイズのダイポールをベランダに張って出てみてはいかがでしょうか。
材料費は2000円もしないですよね。
ケーブルを家に引き込むのが面倒なら無線機をベランダに持ち出しましょう。
とりあえず遊びなのでバランは使いません。使える人は使いましょう。でも重くなるので無いほうが楽ですよ。
当局の給電部はBNCコネクタ(ケース用の4つネジ穴のあるタイプ)を使用しています。
同軸ケーブルから直にはんだ付けしたって構いません。そのほうが軽い。HFならRG58AUとか3D-2Vでも太さは十分。
とにかくアンテナを出して遊びましょう。
給電部には他のバンドのエレメントも併設できます。張る方向を変えて干渉を減らしてください。21MHzが張れる人は、(24),28,50も追加する、なんてことが出来ますよ。24を( )にしたのは、21や28と干渉する可能性が高いから。
たった2000円弱のアンテナですが、お金かけたベランダモービルホイップシステムよりもよく飛びます。
なぜなら、野球の得意な双子が絶好調にキャッチボールをしてくれるから。ビュンビュン電波が飛びます。
モービルホイップのキャッチボールの相手は不確定要素の多いアース、カウンターポイズなどなので、いわば曇りガラスに映った自分とキャチボールしているからいまいちなんです。
建物から十分離せれば・・・という課題はありますが、地面から遠いし、それなりに活躍してくれます。
ゴールデンウィーク限定の仮設アンテナとしていかがでしょうか。