「こんにちわッ、テディちゃでス!
りんどうのォ、おはながァ、きれいィでス!」
「がるる!ぐるるるがるるるぐる?」(←訳:虎です!月見草も咲いてるかな?)
こんにちは、ネーさです。
ススキが揺れる原っぱ・川原には
秋の花粉を振りまく草花たちも揺れています。
アレルギー体質の方々はご注意くださいね。
花粉予防のマスクを装着して、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本をどうぞ~!

―― 哀しすぎるぞ、ロッパ ――
著者は山本一生(やまもと・いっしょう)さん、2014年7月に発行されました。
『古川緑波日記と消えた昭和』と副題が付されています。
古川緑波(ふるかわ・ろっぱ)さんこと“ロッパ”さん……っていっても、
おそらく――
「むゥ? どなたァでスかッ?」
「がるるるぐるる?」(←訳:何してる人だろ?)
そんな反応が普通のこと、だと思われます。
けれど、かってはロッパさん、
日本でその名を知らぬ者はないというくらい、
一世を風靡した御方でした。
1903年、東京麹町に生まれたロッパさんの
お父上は加藤照麿男爵。
帝国大学総長を務め、
森鴎外さんの友人としても有名な、本物の華族さんです。
幼いうちに、縁戚の古川男爵家の養子となったロッパさんは
生まれも育ちも、やはり華族の一員、であるのですが……
選んだ職業が、ちょっと、いえ、だいぶ変わっていました。
「かわッたァ~しょくぎょうゥ??」
「ぐるるる?」(←訳:というと?)
喜劇王。
昭和の喜劇王とも呼ばれ、
映画、舞台、ラジオで大活躍し、
声帯模写もすれば歌もできる!
昭和10年代には《東宝のドル箱》であったそうですから、
華族さんの余技ではありません。
正真正銘の、大スターさんだったのですよ。
「おんぞうしィさんなのにィ?」
「ぐるるぅるる!」(←訳:コメディアン!)
ロッパさんは文才のひと、でもありました。
探偵小説家の浜尾四郎さん(浜尾四郎子爵)はロッパさんの実の兄。
ええ、一族の遺伝だったのでしょうか、
文筆の才は。
「すごいィ~おうちィ、なのでスゥ!」
「がるる!」(←訳:溜め息!)
公演や撮影、ラジオ出演の仕事がどんなに忙しくとも、
ロッパさんが欠かさなかったのは、日記。
業務日誌のように、
今日は誰と会ったか、
舞台の出来栄え・批評はどうであったか、
記述しておく、んですね。
この御本の著者・山本さんは
ロッパさんの日記と
当時の資料をもとに
古川緑波――本名・古川郁郎さんの生涯を追いかけます。
華やかな、喜劇王の時代。
非国民と罵られたこともあった、混乱の戦中と、戦後。
やがて、人気は徐々に
新たなスターたちに移ってゆき……
「あうゥ~、それはァ、つらいィ~…!」
「ぐぃーるるるるるがるるぅ~…」(←訳:ショービジネスは非情だぁ~…)
ひとりのボードビリアンの、苛烈な一生。
栄光も凋落も、
カムバックへの希望も喜びも、
ゾッとさせられる苦痛も、
ここに凝縮してあるかのような。
昭和史になんて興味ないわ!という御方には
見向きもされない《評伝》かもしれません。
でも、歴史好きさん&演劇史好きな活字マニアさんは
夢中になっちゃうかもしれない、
2014年きっての労作・力作です!
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
「よみごたえェ、たッぷりィでス!」
「がるるぐる!」(←訳:御堪能あれ!)
りんどうのォ、おはながァ、きれいィでス!」
「がるる!ぐるるるがるるるぐる?」(←訳:虎です!月見草も咲いてるかな?)
こんにちは、ネーさです。
ススキが揺れる原っぱ・川原には
秋の花粉を振りまく草花たちも揺れています。
アレルギー体質の方々はご注意くださいね。
花粉予防のマスクを装着して、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本をどうぞ~!

―― 哀しすぎるぞ、ロッパ ――
著者は山本一生(やまもと・いっしょう)さん、2014年7月に発行されました。
『古川緑波日記と消えた昭和』と副題が付されています。
古川緑波(ふるかわ・ろっぱ)さんこと“ロッパ”さん……っていっても、
おそらく――
「むゥ? どなたァでスかッ?」
「がるるるぐるる?」(←訳:何してる人だろ?)
そんな反応が普通のこと、だと思われます。
けれど、かってはロッパさん、
日本でその名を知らぬ者はないというくらい、
一世を風靡した御方でした。
1903年、東京麹町に生まれたロッパさんの
お父上は加藤照麿男爵。
帝国大学総長を務め、
森鴎外さんの友人としても有名な、本物の華族さんです。
幼いうちに、縁戚の古川男爵家の養子となったロッパさんは
生まれも育ちも、やはり華族の一員、であるのですが……
選んだ職業が、ちょっと、いえ、だいぶ変わっていました。
「かわッたァ~しょくぎょうゥ??」
「ぐるるる?」(←訳:というと?)
喜劇王。
昭和の喜劇王とも呼ばれ、
映画、舞台、ラジオで大活躍し、
声帯模写もすれば歌もできる!
昭和10年代には《東宝のドル箱》であったそうですから、
華族さんの余技ではありません。
正真正銘の、大スターさんだったのですよ。
「おんぞうしィさんなのにィ?」
「ぐるるぅるる!」(←訳:コメディアン!)
ロッパさんは文才のひと、でもありました。
探偵小説家の浜尾四郎さん(浜尾四郎子爵)はロッパさんの実の兄。
ええ、一族の遺伝だったのでしょうか、
文筆の才は。
「すごいィ~おうちィ、なのでスゥ!」
「がるる!」(←訳:溜め息!)
公演や撮影、ラジオ出演の仕事がどんなに忙しくとも、
ロッパさんが欠かさなかったのは、日記。
業務日誌のように、
今日は誰と会ったか、
舞台の出来栄え・批評はどうであったか、
記述しておく、んですね。
この御本の著者・山本さんは
ロッパさんの日記と
当時の資料をもとに
古川緑波――本名・古川郁郎さんの生涯を追いかけます。
華やかな、喜劇王の時代。
非国民と罵られたこともあった、混乱の戦中と、戦後。
やがて、人気は徐々に
新たなスターたちに移ってゆき……
「あうゥ~、それはァ、つらいィ~…!」
「ぐぃーるるるるるがるるぅ~…」(←訳:ショービジネスは非情だぁ~…)
ひとりのボードビリアンの、苛烈な一生。
栄光も凋落も、
カムバックへの希望も喜びも、
ゾッとさせられる苦痛も、
ここに凝縮してあるかのような。
昭和史になんて興味ないわ!という御方には
見向きもされない《評伝》かもしれません。
でも、歴史好きさん&演劇史好きな活字マニアさんは
夢中になっちゃうかもしれない、
2014年きっての労作・力作です!
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
「よみごたえェ、たッぷりィでス!」
「がるるぐる!」(←訳:御堪能あれ!)
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