ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

募金できません

2007年11月22日 | よもやまばなし
       女もつらいよ

家事をサボりがちの私にも、暮らしている地域で町内会の役員が回ってきました。
子ども会、学校の役員、町内会も何度となく順番が回ってきます。
幼い頃、引っ込み思案だった私も、子どもを三人もつ親としては役員というものから逃れられなくなりました。
幾度となく経験しているうちに、地域の人と接する事、仲良くなる事は、大切だし、何より自分や家族の居心地が良くなる事だと分かりました。
私は、子どもがいるお陰で、少しは社会性を身につけてきたと子どもに感謝しています。
さて、今日赤い羽根の共同募金をお願いに一軒一軒たずねていた夜の話です。(昼間は仕事なので、夜しか時間がありません)
一人暮らしの質素な生活をされている83歳のおばあちゃんが「皆さんおいくらくらいされていますか?」と財布を出してこられたので「皆さん五百円です。」と答えると「それだけでいいですか?私は千円しときます」とおっしゃいました。
募金を預かった後、最近のデイサービスの話なども聴かせていただき楽しいひと時でした。
おばあちゃんに「ごくろうさま」と送られながら続けて回りました。
次の家は大きな門構え、チャイムを押しました。
「町内会の○○(名前)です。」「はい…」
「赤い羽根共同募金のお願いに上がりました。」「はい…」
しばらく無言。
成人男性のしっかりした返事です。確か、最近引っ越してこられたとか。
他のお宅の場合、顔見知りだったり、毎年の恒例行事という事もあって、名前や用件を言った後にすぐドアを開けてくれるので私は一瞬戸惑いました。
「募金をお願いできませんか?」
「できません。がっちゃ」

私は、訪問販売してるわけじゃなーい!そんな断り方って、ひどい。
女もつらいよ
コメント (4)
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