ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

チームワーク

2010年07月02日 | カウンセリング
ある高校の先生が
生徒さんのことで
ご相談にいらっしゃっいました。
とても熱心な先生で、
不登校の生徒にどのように対応したらいいかと
聴きにいらっしゃったのです。

たいてい、学校全体として
対応の仕方が決まっているわけでなく
担任教師が、その時、その時で
どう対応するか判断を任されます。

真面目な先生ほど、
毎日、毎日家庭に連絡し、
『登校刺激』を与えます。

励ましになる場合もあるかもしれませんが、
カウンセリングで面談すると
お母さんや学校に行けない子どもは、
追いつめられてしまい苦痛だと話すことも多いのです。
また、困惑する親を見て、親に迷惑をかけると感じる事も。

やはり、心のことは、専門家とチームになって
一人、一人に細かに対応できるといいなあと痛感します。

元名古屋監督で
日本通でもあるベンゲル氏は、
欧州のスポーツ専門サイト
「ユーロスポーツ」のインタビューで

決勝トーナメントに進出した日本代表について、

「日本の文化をよく象徴したチームだった。
堅実で組織的なディフェンスを基本としており、
選手全員が何をすべきかを理解していた。
そして、ボールを奪えば、本田にボールを供給する。
そこからマジックのように動く」
と述べたそうです。

精神的に苦しい人を支援する精神科医やカウンセラーや学校の先生や会社の組織も
日本代表を見習って
チームワークを築いていきたい。
コメント
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