ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

雪景色

2010年12月16日 | メッセージ
島根の奥出雲です。
40㌢くらい積もってたそうです。


クライアントさんから写メいただきました。

雪にまつわる小さい頃のエピソードを一つ。

私が通っていた大きな楠の木のある神社の保育園には、
怖い先生が居てお昼寝してない子を
お布団から引きずり出して叩いてました。

毎朝、保育園へ行くのが
嫌で嫌でたまらなかった私。

お父さんとお母さんが困るから
渋々行くからグズグズしてました。

お母さんのお弁当をグズグズ食べていると怒られてしまうので

一番小さなパン一個だけ
毎朝、持たせてもらってました。


定時で早い出勤のお母さんに比べ、

たまに夜勤明けのお父さんが
保育園に送ってくれる朝は
ゆっくりゆっくり行ける夢のような日。

その日、珍しく雪が積もり

保育園にたどり着く前に
私は道々、はしゃいでいました。

保育園に入る前に
お父さんは、園庭で
一緒に雪だるまを作ってくれました。

私が止めたがらないので、
お父さんは少し困惑しながら

雪だるまは、だんだん
大きく大きくなって、
時間が長く長く感じられました。

大嫌いな先生の所に行くのを引き伸ばして

大好きなお父さんと雪遊び。

楽しかったあ。

お父さんが帰っても
園庭の雪だるまは、そっと
私を見守ってくれていました。


だから、今でも雪が、大好き。

今晩積もるかなあ?
コメント
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