あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、家族を友人を家を船を車をリンゴ畑を無くしても
生き延びている被災地の方々の
たくましさ、ひたむきさ、耐え忍ぶ心に触れ
反省と勇気と感謝の気持ちでいっばいになりました。
私たちを取り巻く人々、環境全ては、永遠ではないのだと思い知らされました。
諸行無常(=仏教用語で、この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、
一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう)
とは、このことなんだと痛感させられ、
今周りに居る人々、環境に感謝と愛を注ぐ大切さを知りました。
さて、私は実家に戻っています。
豆を煮て、雑煮の下ごしらえしながら、
息子ばかりのせいもあり
台所で並んで母と一緒にお料理出来ない寂しさを感じていました。
子どもの頃から当たり前だった
おせち料理の支度が、なくして初めて
幸せなことだったと知りました。
そうしたら偶然
亡き母の絵手紙を発見!
大事に額に入れてあったので、
母のお気に入りの作品だったのでしょう。
葉書いっぱいに描かかれた
濃いピンクのグラジオラスに
『花はうたい 花は踊る 心も踊る』
と一筆添えてあります。
母は、花を見て、歌って、踊っているように見え、
自分も踊る気分になったのかな…
今年は、私も心踊る年にしたいな。
小さい頃から、赤面症で
人見知りで
不安がいっぱいで
自分はダメだと自己卑下したり
コンプレックスを隠すように外向きには、
自信あり気に振舞って優位に立とうとしていた未熟者の私。
戦争や原爆被爆、姉の死など
辛いことがあっても
たくましく乗り越えた母の娘だし、
この空の飛行機雲のように
立ち昇る龍のように
上を向いて行こう。
上を向いて行きましょう!