ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

歳を取るということ

2014年03月18日 | カウンセリング
歳取って良いことってあるんでしょうか?
目はかすむし、忘れっぽくなるし、体力は衰えるし…。

心理学の世界で発達心理学では、かつて人は、青年期までは成長するが、成人期~老年期は、衰退するばかりと考えられていました。
現在は、老年学も発達し、体力や記憶力は、衰えても、
歳を重ねるということは、経験値が上がり、一生発達するものだと考えられるようになりました。
50才以上の女性のライフスタイルを専門にしている
アメリカのWebライター、
Johanna Castroさんの「Lifehack」というWebサイトの記事の中で、
「歳とってよかった」と思える11のことを挙げています。

この中で皆さんも共感することは、ありますか?

カウンセリングをしていると、必ずしもそうでないと思う項目もありますが…
ま、同じ50歳過ぎても人によると思います。

もちろん、歳を取る前にカウンセリングで、そう思えるようになったと聞きますよ。


1. いつでも正しくなければならない、ということがなくなる

若い人は自分が正しいことを主張したがるものだし、
また、そうせざるを得ない環境の中にもいる。
ところが歳をとると、自分が正しいことよりも、物事の善悪の両面を見たり、他の人の立場を理解したりする事の方が大事だと分かってくる。
だから、自分が正しいことを証明するために戦い続ける必要もなくなる。
自分の非を認めることも、楽にできるようになる。
つまり、楽に生きられるということ。


2. 人を世間的な物差しで計らないようになる

誰でも、他人を何かの物差しで計っている。人の価値を年収で判断したり、着ているものや乗っている車で知人をランクづけしたりしている。
歳をとったからといってそれが無くなるわけではないが、歳をとるとそれがあんまり重要でなくなる。
どちらかというと、その人間の人柄の方が重要になってくる。
だから、人をうらやんだり、妬んだりすることが少なくなる。


3. 多くのモノを欲しがらなくなる

人は多くのモノを自分の所有物にする。財産は多ければ多いほどいいとされている。だけど、幸せに生きて行くために、そんなにたくさん必要かというとそうではない。若い頃はそれに気づかない。だから、必要の無いモノを欲しがって、それが手に入らず欲求不満になるなんていう馬鹿馬鹿しいことになる。歳をとると、そういうことは減る。


4. 自信を持って物事を決定できる

歳をとっただけの経験があるから。


5. 自分の子供と、友だちのようになれる

子供が小さいうちはまるで小動物だし、少し大きくなれば反抗的になる。だから対等になんてつき合えない。ところが、親が50才を超える頃になれば子供は一人前の大人。家族を持っていれば、親の苦労も理解してくれている。自分の子供と、まるで友人のようにつき合えるのは、歳をとることのメリットのひとつだ。


6. 他人に「ああしろ、こうしろ」と言わなくなる

親切心から他人にあれこれアドバイスをしても、結局無駄なことが多い。本人の問題は、本人が解決するしかないのだ。歳をとるとそれが分かってきて、やたらと人に「ああした方がいい、こうした方がいい」と言わなくなる。だから、「私のアドバイスが無視された」というフラストレーションも溜まらない。


7. 顔のシワにプライドが持てるようになる

30代、40代という中途半端な年齢じゃ、こうはいかない。特に女性はそう。もっと歳をとると、顔のシワで嘆くことがなくなる。それどころか、一種のプライドを持てるようになる。


8. 自分の親に、尊敬の念を持って接することができるようになる

若い頃は親に反抗したり、親といがみ合ったりしがちだ。だが、自分もある程度の歳になると、親の苦労が分かるようになる。親とうまくつき合うコツもわかってくる。だから、若い頃と比べて、親との関係が良くなる。


9. 子供の頃のように自然に振るまえるようになる

若い時はエゴが膨らみ、自意識過剰になって、自然な振るまいがなかなかできないもの。ところが歳をとると、そういうがんじがらめの状態から解放される。いろいろなことが自然にできるようになる。時には、楽しくバカなことだってできるようになる。


10. ネガティブな批判をしても意味がないことが分かる

これも経験から。


11. 自分は特別に恵まれている、と思える

世の中には、本来の寿命より、遥か前に死んでしまう人がいる。
人生絶好調、という時に死んでしまう人もいる。誰もが老齢になれるとは限らないのだ。
それを考えると、歳をとるのは特別に恵まれた人だけに与えられた特権といえる。

長崎で時間が出来たので、吉宗(よっそう)に来ました。
創業1866年(慶応2年)、長崎名物ジャンボ茶碗蒸しと蒸し寿司のセット。
最近は、福岡市内の高級スーパーでも冷凍の吉宗の茶碗蒸しが手に入るけど、
やっぱりこの歴史ある木造建築のお店で食べたい。二階に上がる時は、威勢のいい名物下足番(げそくばん)が靴を預かってくれる。

あ~懐かしく旨味たっぷりのお出汁の味となんとも柔らかい茶碗蒸し。
穴子も筍も鶏肉も良いお味です。

お一人前(茶碗蒸しセット) 1260円
吉宗
TEL
095-821-0001
住所
長崎県長崎市浜町8-9
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