ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

本音を言う

2015年08月13日 | こころの子育て
「大切な人に本音を言ったら、傷ついた。」
と、聞くことがあります。

大切な人とは、

お母さん
お父さん
恋人

妻…など。

カウンセリングを受け始めると、子どもが返って、ひどくなったように感じる親も多いものです。

これは、これまで、抑えてきた気持ち、言えなかったことを言えるようになった【いい変化】
なのですが、
周りから見ると、悪化したように見えてしまうものです。

反抗や本音を言うのは、成長過程です。

親に反抗もせず、
嫌とも言わず、
親に合わせて生きてきたとしたら、
その子は、学校や職場でも人にノーも言わず、
人に合わせて生きていくことになるでしょう。

だから、人が怖くなったり、
学校に行くだけで、「疲れたー、疲れたー」となるのです。

「言いたいこと言えて、よかったね。」

本音が言いたいのは、本当はその人が好きだから。
わかって欲しいから、諦めずに訴えている。

親、パートナーは、言われて嫌だけど、本音を言ってくれている相手は、あなたを諦めていないということ。

「そうだったの。つらい思いさせたね。ゴメンね。」
って、気持ちを分かって欲しいだけ。
責めてるんじゃない。

心を開いて本音を言えるのが【親密さ】の能力。


心を開いてぶつかって行った時に、相手が理解し、配慮してくれるかは、
相手によるから、傷つくこともある。

相手も理解し、歩みよってくれたら、親密さは、増して、より心地いい人間関係になる。

コメント (1)
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