ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《問題の時こそ 変化のチャンス》

2015年10月26日 | こころ
《問題の時こそ 変化のチャンス》

「抑うつではない人の認知はポジティブに歪んでいるのであり,
抑うつの人の認知は正確だ」

という仮説があります。



抑うつリアリズム理論(1979,Alloy&Abromson)と言います。

簡単に言うと、ネガティヴな人の方が分析的だということ。

悲しい時には、改善しようとする動機が働き、悲しい時に、必ずしも否定的な判断をするとは限らないということ。


例えば、これといって解決すべき問題がない時には、ポジティブな気分の時には、詳細に渡る分析は必要ないため、
ポジティブな気分の時には、安全な気分にいて
それほど考えることは必要としない直感的で、全体的な情報処理が行われる。

問題のある状況に直面した場合、解決すべく変化させようとします。

変化させるためには、その問題がどの様なものか、注意深く調べる必要があります。

なので、ネガティヴな気分の時には、冷静で客観的に分析的に物事を捉え、考えなくてはなりません。

つまり、抑うつの人の方が、一般の人よりも
自分の取り巻く世界を正確に客観的に認知している。

ピンチは、チャンス!

気付いた時こそ、向き合う時。


コメント (2)
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