「お困りのお客様がいらっしゃいましたら、
『お手伝いしましょうか?』
と、積極的にお声をかけいただきますようお願いします」
JR東日本の駅で聞こえてきたアナウンス。
1964年にニューヨークで起きた悲惨な事件を思い出した。
社会心理学で習った実際の出来事。
ニューヨークで仕事を終えた女性が
見知らぬ男に襲われ、大きな悲鳴をあげた。
刺され、負傷しながらも、逃げようと自宅の階段を這い上がる。
執拗に追いかけてくる犯人。
この女性は、とうとう殺されてしまった。
この20分間、ニューヨークの街の人々の多くは、この女性の悲鳴を聴きながらも
誰も助けに行かなかったのだ。
確かに、沢山 人がいる場所では、誰かが声をかけるだろう、
誰かが助けるだろうと思う。
ちなみに、昨日は渋谷で立ち往生している外国の人に
「メイ アイ ヘルプ ユー?」と声をかけ
スマホで行き道を調べて 案内したら、
いたく喜ばれた。
イタリアから来たファッションの会社の人で、
スマホのバッテリーがなくなっていたそう。
道案内したしただけなのに、いたく喜んでくれて
こちらも幸せな気分になった。
声をかけサポート運動、いいなあ