ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

幸せの鍵 弱音を吐ける相手がいること

2018年07月27日 | こころ
昨日は、福岡県筑前町立夜須中学校の先生、お父さん、お母さん、お世話になりました。

暑い中、お集まりいただき、ありがとうございました。

子育ての悩みは、尽きないものですね。

子どものタイプに合わせた接し方も、また、ゆっくりお話したいです。

今日は、保育士さん、学校の先生方、博多駅前のカウンセリングルームでの勉強会にお集まりいただきありがとうございました。

こうして熱心に心の勉強をしてくださる先生方が、学校や保育所で、子どもたちの笑顔のための幸せの種を蒔いてくださることが
本当に本当に嬉しいです。

さて、あいあいさん、コメントありがとうございます!

***
中学生、高校生の自殺者が多いのは本当に目を背けてはいけないことだと思います。
私自身も他人事とは思えないことです。

小さい頃から不安が強かった私も、小学校はなんとか担任の先生に体調面なども相談しながら、自分なりに不安に対して対処していたと思います。しかし、中学校になって今まで2クラスだったのが6クラスになり、担任はいても、科目ごとに先生が違うなど、小学校との違いにただでさえ不安の強い私は対応が出来ずに大きな不安感に飲み込まれてしまいました。

ただ、生きているのでさえ苦しくてたまりませんでした。私の場合は、保健室が唯一安心できるところで、もし保健室の先生までも不安の対象になっていたらと思うとゾッとします。私の保健室の先生は熱心に力になってくれましたが、ただでさえ業務が忙しい中、そんな先生ばかりではないだろうと想像出来ます。
そして、カウンセリングに出会い、あれから倍以上の人生を生きてきましたが後半の15年の人生の生きやすさにただただ感謝です。

***

カウンセラーは、クライアントさんに教えてもらい、育ててもらいます。

人生の半分以上かかわらせてもらえる仕事って、有り難いと、つくづく思っています。

私が、あいあいさんから学んでいることの一つに
「弱音を吐く相手がいることの大切さ」です。

小学校の頃から、不安が大きいながらも、
いつも、誰かに、自分は不安だとSOSを発していたんですね。

日本で、うつ病は、女性に多く、自殺未遂も女性に多い。

しかし、自殺で亡くなってしまうのは、男性に多いというデータかあります。

これは、女性は、うつ病になりながら、鬱の辛さを誰かに聴いてもらうけど、

男性は、誰にも辛さを打ち明けることなく、突然自殺することも多いということ。

幸せの鍵
人に弱音を吐けること。

弱音を吐ける相手がいること。

家族として、一緒に暮らしていて
自分の弱音を吐けるでしょうか?

返って心配かけそうで、言えない人も多いのではないかと思います。

それなら、友だちに、先生に、カウンセラーに弱音を吐く。

私たちは、人の弱音を聴いてあげられる人になりましょう。

「それは、つらいね。」

「そうなんだ」

「苦しいね」

気の利いた言葉は、要りません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする