ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

乳児へのスマホやタブレットの害について〜物の永続性

2018年12月27日 | こころの子育て


dropさん、コメントありがとうございます。

是非、乳幼児への害について、お母さん方や社会に広めましょう。

乳児期におけるスマホ使用の注意は、是非、メール添付などでお母さん方に差し上げてください。

スマホやタブレットは、物がパッとなくなってしまい
物の永続性の理解が出来にくくなる。

また、感覚で物や人を乳児期に感覚を使わず、平たい画面を見て生活することで、色んな弊害が考えられます。


子どもの認知発達について研究した有名なピアジェは、
子どもの知的発達を記録するのに何年も費やしました。

そして子どもがいくつかの思考の段階を通してどのように発達するのかを調べたそうです。

ここからピアジェは、認知発達の4段階を導き出し、今でも保育士さんや心理カウンセラーは、これを学びます。

それは、感覚運動期(0-2歳)、
前操作期(2-7歳)、
具体的操作期(7-12歳)、
形式的操作期(12歳以降)です。

以下、ウィキペディアから引用します。

ピアジェの発達段階の感覚運動期(誕生から約2歳まで)

ピアジェによれば、
生後7-9ヶ月程度に達した乳児は、物の永続性(object permanence)を理解し始める。

これは、物を見ることができなくても、物が存在し続けていることを理解する能力を獲得したことを意味する。

例えば、ブランケットの下に子どものお気に入りのおもちゃを隠した場合、子どもは物理的におもちゃを見ることができなくとも、ブランケットの下を探そうとするようになる。

この能力を獲得すると、乳児は養育者といないいないばぁ(Peekaboo)を楽しむことができるようになる。

人見知り(8ヶ月不安)にも関係する。

昨日見たことなど目の前にない現象を再現する延滞模倣(delayed imitation)が生じると、表象(image)を持てるようになったことがわかり、感覚運動期が終わった指標となる。
コメント (1)
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