ヒューマン・エラーの権利
昨日、台所て息子に容器のふたを開けてもらった時
蓋が吹っ飛んで、蓋がごま油の瓶を直撃。
ごま油の瓶がコロンコロ:ンと一回転。
「あははは。転げ方が面白い」
と、思わず笑いました。
私は、カウンセリングを受けるまでは、失敗するのが怖かったです。
失敗を叱責された経験があります。
子どもの頃失敗したら、とても残念で悲しかったです。
辛い子どもに、さらに責めるなんて…。
「残念だったね。一緒に片付けようね。」
そこで、今日は、ヒューマンエラーの権利について書きます。
人間は、神でもなく、不完全です。
失敗や過ちを犯す存在です。
これは「人間である権利」、つまり基本的人権なのです。
例えば、割れたお茶碗を元には戻せないので、
失敗は完全に償うことができないということでもあります。
故意のミスや契約違反には相応の償いや義務が課されますが、
ヒューマン・エラーと呼ばれるものは
咎めたり厳罰に処したりするのではなく、
個人が持てるだけの責任を持ってよいとすることです。
ヒューマン・エラーがあるからこそ、
私たちは注意し、謝り、赦し、感謝し、寛容になることができるのです。