自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

再リベンジ秩父ツア~10 げげっ!

2009年11月29日 15時40分41秒 | 秩父ツア~2009
八丁峠ヒルクライム以降はずっと下り坂。
小春日和の気持ちよい日差しの中を走っていると、
急にatsさんが立ち止まった。
真剣な顔をしてポケットをさぐっている。

「……サイフがないんです」

しょえ~~~。ここまで走った山道は70キロ。
そのどこかで落としたということか!?
探して歩くのは、ちょっと大変だぞ…。

どこで落としたのか、皆で必死にシミュレーション。
……………。
最後にサイフを使ったのは、、、
「毘沙門水」!
あの水に100円払った時に、サイフを棚に置いてしまったらしい。

毘沙門水をくみに来る人たちなら、
中身を盗るなんてことはしないでしょう。
そう言い聞かせて、とりあえず
電波の通じる場所を探して、警察に連絡することに。

再リベンジ秩父ツア~9 勝者は…

2009年11月29日 15時24分19秒 | 秩父ツア~2009
蟹~チェに勝ったことの無い私は、
もう必死の全力疾走。
たまに後ろを振り向くが、
道は急カーブのつづら折りばかりなので、
蟹~チェとatsさんの姿はまったく見えない。

ひたすら登る。
目標は30分を切ること。

で、結局私が30分37秒でゴール。
蟹~チェは13分遅れでゴール。
その1分後にatsさんゴール。

順位なんかどうでもよくて、
多摩川支部長の座なんかもっとどうでもよくて、
3人で頂上をいただいた喜びを分かち合いました。
ああ、毘沙門水が旨い。


そしてあとは、どこまで行っても下りだけ!

再リベンジ秩父ツア~8 「チャリン党多摩川支部長の座争奪杯」開催。

2009年11月29日 15時00分06秒 | 秩父ツア~2009
延々と林道を走ること50キロ。
ようやく人の気配のある道へと戻って来ました。

ここは「志賀坂峠」。
「奥秩父の奥の奥」という場所のはずですが、
もっと奥地にいたために、都会に出て来たような気分になる。

この峠で軽食をとっていると、
ここから八丁峠までの7キロの上り坂で
本気ヒルクライムをすることになりまして。

というわけで、急遽「日本チャリン党 多摩川支部長の座争奪杯」開催!
自称・多摩川支部長の蟹~チェから、支部長の座を没収するべく、私が挑戦。

私は以前「箱根ヒルクライム」と「富士山一周」で蟹~チェに惨敗しており、
雪辱を晴らす絶好の機会。

コースは志賀坂峠から八丁峠までの6.8キロ、標高差460m。
平均勾配は6.7%の林道コース。
相手は200キロ超の距離を普通に走る蟹~チェと、
高校時代から自転車部だった(ブランク20年)というatsさん。
勝負はいかに!?

再リベンジ秩父ツア~7 峠ばっかり。

2009年11月29日 14時51分21秒 | 秩父ツア~2009
西武秩父を発ち、小鹿野→合角ダム→矢久峠→志賀坂峠
と、林道をひた走る我々3人。
林道と言っても全面舗装で、車や人通りはほぼゼロ。
まさに自転車にとってパラダイス。

傾斜はあいかわらず8~12%くらい。
いい具合にテンションがハイになって、
アホな話をゲラゲラ笑いながら登るにはうってつけの坂道です。
(イタリア編で18%の坂道を登った時のような)

標高800mを超えると、眺望が開けて来ました。

再リベンジ秩父ツア~6 水、豊富にあるじゃん。

2009年11月29日 14時37分56秒 | 秩父ツア~2009
ちょっと重いけど、飲料水をたんまり買い込んで
山奥へ走り入る我々3人。

少し山に入ったところで、「毘沙門水 わき水」の看板。
これは寄らずばなりますまい、ということで寄り道。

「平成の名水100選 毘沙門水」と書かれた横断幕に、
水汲みに来た車の行列。
こういうものには、まず疑ってかかる私ですが、
飲んだら意外なうまさ。
とにかく柔らかい! そして嫌味が無い。

これは「アルプスの天然水」飲んでる場合じゃありません。
さっき買ったばかりの天然水ペットボトルの中身を棄てて、
毘沙門水に詰め替えた。
(ちなみにこの先には何カ所も水場がありました…)

水の旨さに感動した我々。
atsさんが代表して募金箱に100円払ってくれたのですが、
これがあとあと大問題に発展するとはつゆ知らず…

3人は浮かれ気分で山奥へと、旅を続けたのです。

再リベンジ秩父ツア~5 ヒルクライム開始。

2009年11月29日 14時29分57秒 | 秩父ツア~2009
快晴。気温15度。
そして傾斜は10%。
標高はまだ300m台(西武秩父駅あたりの標高は200mちょっと)。

ここから先は飲食物がまったく手に入りませんよ、という
atsさんのありがた~い情報提供。
いつもは、お店が無くても民家さえあれば
水くらいもらえるものだし、
「水がなくて困る」という危機感を持ったことの無い我々。
これはいかんと、蟹~チェと私はペットボトルの天然水を
バッグやポケットに詰め込めるだけ詰め込んでおく。
重いけど、しかたありませんな。。

ところが…

再リベンジ秩父ツア~3 初体験。

2009年11月29日 14時14分57秒 | 秩父ツア~2009
これが、今日走る道の地図。
国道は通らず、林道ばかりを通るコースが
細かく計画されています。
いつも地図を持たずコースも決めない旅をする
私や蟹~チェにとって、これは新鮮体験。

湖や激坂の峠、真っ暗なトンネルから廃墟住宅まで
盛りだくさんのコースらしい。
目的地はもちろん、行けずにいた
「大滝温泉」!
山道ばかりの105キロの旅へ出発!

再リベンジ秩父ツア~2 ゲスト現る。

2009年11月29日 14時03分24秒 | 秩父ツア~2009
atsさんと私の2人は、西武秩父駅に無事到着。
駅を降りると、広場の片隅で自転車を組み立てている青年を発見。

なんと、蟹~チェではありませんか。

atsさんもびっくり。
来るか来ないか分からないようにしておいたのは、
突然現れて驚かせたかったんだって。
かくして、3人の珍道中がはじまりました。
いくつかの峠を越えて、最高標高1240mを目指す旅です。

※ちなみに、ちょうどこのころもっぴーからメールが来た。
 「がんばれよ!」と清々しい。
 琵琶イチ200キロの充実感に満ちている。
 これは、秩父組も負けていられませんぞ。