△バンディダス(2006年 フランス、メキシコ、アメリカ 93分)
原題 Bandidas
staff 監督/ヨアキム・ローニング エスペン・サンドバーグ
製作/リュック・ベッソン アリエル・ゼトゥン
脚本/リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン
撮影/ティエリー・アルボガスト 美術/ユーグ・ティッサンディエ
特撮/ロレンチオ・コルデロ ロドルフ・シャブリエ ブリュノ・ショファール
衣装/オリビエ・ベリオ 音楽/エリック・セラ
cast ペネロペ・クルス サルマ・ハエック サム・シェパード スティーブ・ザーン
△ヒーハー!はいいけど…
原題の意味は、女盗賊らしい。
しかも、かなりの大作に見える。
でも、いつものことながら、
ぼくは、リュック・ベッソンとはもしかしたら相性が好くないんだろうか?
と、おもっちゃう。
ペネロペ・クルスがご贔屓だから観なくちゃおさまらないんだけど、
なんていうんだろう、
ベッソンのおもっているツボと僕のツボはなにかが違うんだよね、きっと。
西部劇の時代、
メキシコの良家の子女がちゃらんぽらんな盗賊劇に巻き込まれるんだよ、
しかも、ウェディングドレス、喪服、踊り子、カウガールとコスプレめじろ押しで、
とかっていわれたら、あ、それ、おもしろいかも、とはおもうものの、
完成した作品を観ると、なんか違うな~と感じちゃう。
たしかにペネロペはどうしようもなく魅力的で、
それはそれで満足はするんだけど、
作品の持ってる軽さや笑いどころみたいなものなんだろうか、
ともかく、ちょっと、ずれる。
そうとしかいえないんだな、これが。