Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし29. 梅雨入り

2009年06月13日 | Kyoto city
 京都が、もう梅雨入り宣言をしたかどうかは、確認していないが、体感気温的には梅雨だと思う。時折雨模様となり、そして曇り空から日が差している。今頃は初夏の名残で湿度が低いのだが、日を追うに従い次第に高くなり、そして梅雨が明けると、湿った夏になる。そんな梅雨明けが調度祇園祭の山鉾の巡行日あたりだろう。湿度が次第に高くなる、それがこの街の梅雨であり、日本の気候でもある。
 先日、散歩がてらに京都駅から歩いて10分程にも満たないところにある、渉成園枳穀邸に立ち寄った。この周囲には、マンション群等が林立していながら静寂な環境が心地よく、右手に見えるのは秀吉時代の御土居と呼ばれた土塁の跡だろうか。東本願寺の庭園だから、よく整備もされている。
 市内に数多くある、梅雨時の雨に濡れて苔が映える庭園は、やはりこの時期ならではの風景だろう。この雨が降った時期こそ大徳寺塔頭寺院の庭園巡りをしようかと思っている。だがなかなか雨が続く日が少ないようだ。カラッ梅雨だろうか。
 それをいいことにして、今週末は研究者仲間達とフィールド調査で岐阜、長野を徘徊する。梅雨が始まる前の晴天が、続くだろうことを期待して。

渉成園枳穀邸
Fuji FinepixS5pro,AF-SNikkor16-85mm/F3.5-5.6ED
コメント
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