Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

NIKON FREAK445. 小説:小樽の翆51. ツカモッチャン+追伸:続々々・ウィルス感染の終息傾向!?

2020年03月16日 | Sensual novel

 

いつもの翆との枕話・・・

翆「以前、ツカモッチャン先生の奥さんが話してくれた初体験は感激ものよ」

ホゥー

翆「ツカモッチャン先生と奥さんのなれそめは簡単なのよ、だって教え子だもん。まえにいったでしょ。奥さんの家がクリスチャンだってと・・・」

そうねぇー、それで・・・

翆「クリスチャンの女の子って心を決めたら積極的なのよ。ツカモッチャン先生は、奥さんが高校の時からの、ずーーっと、あこがれの人だったの。それで卒業式の後で美術室で告白したんだって。描きかけの油絵がたくさん置いてあって、松ヤニの臭いがして、変わった民具やドライフラワーが散乱していて、大きなだるまストーブが置いてあって火が赤々と燃えているの。いかにも絵描きさんの部屋という感じの美術室なのね。そのとき奥さんがスクッとたって学生服もインナーも全部脱いで、裸よね。それで『先生!、私を抱いてください、この日を忘れたくないです!!』っていたんだって。ううーっ、もうしみるよね。

 でっ、先生もググッときて美術室でやっちゃったのよ、だってそんな行事の後って学校の中には、誰もいなくて静かだったの。もちろん奥さんは初めてだから、最初はなかなか入らなくて、すごく痛くて、奥さんは窓から見える青空をみていたって。そうしたらスッとはいっちゃったの。それで、あっ!、不思議!、感じる!!、というわけ。もちろん奥さんにしてみれば願いかなったりだから最高に幸せな瞬間よね、それも卒業式の日だよ・・、それで翌月には、教会で結婚式だったもん」

 盛り上がったときに神様がほほえんだ。じゃそれっ!て感じたね。奥さんは小柄だから、きっとムンクの絵のモデルのように、スクッとたっていたんだろうね。それって格好いいじゃん。それでさあ、翆の初体験は?

翆「そんな感動的な場面なんかなくて、安っぽかった!」

ほう!、どんな?

翆「高校の時、少し大人ぶった格好してでかけた札幌のラブホよぉー!、それがねぇー、女の子数人が一緒に来ていて、翆!、頑張ってーーえ、なんて送り出されて、彼とここは高いとか、雰囲気が悪いとか、歩き回って、ようやくみつけたラブホ。今日混んでるので2時間でお願いしますといわれて。初体験が時間制限付きだょぉー、そんなのってある!!。

 それで彼とお部屋にいったの。初めてだったし高校生で身体が硬いから難儀の末に入れて。でっシーツに出血の後があったよ。そしたら彼が、ヤバい!、洗おうかとか、クリーニング代でも置いてゆこうか、と気遣いばかりで、記憶にあるのはラブホのネオンサインだけ。それに後でお腹が痛くて歩けなかった。だから友達と待ち合わせていたファミレスでくだっとしていた。こんなくだらない初体験なんて誰にも話せないよ!。だからツカモッチャンの奥さんの話を聞いたときは、うらやましかったな」

まあ、そう言わず、それでマサヒロ君ができたのだから、それが唯一の思い出でしょう。

翆「当時は、こんな安っぽい初体験をして、しかも子供までつくって、冴えないなぁーと思ったもん!」

翆「あのねぇー、ツカモッチャン先生の美術室に長椅子があるの。そこのベルベットの古いカバーを裏返すと、そのときの奥さんの初体験の血がついているの、もう色は黒ずんでいるからわからないけど。当時奥さんは洗わなきゃといってたんだけど、先生はそのままでいいよといって、以来ずっとあるの、これ秘密よ!」

処女膜ってずーーっとあるの?

翆「高校生の時はあるけど、スポーツをしていたり、タンポンを入れたり、オナニーしたり、で自然になくなるんじゃない、あれってティッシュみたいなものだよ、処女膜破りがしたいなら、高校生!、中学生なら間違いなくある、大人になれば先ずないよね!!」

それにしても、ツカモッチャン先生の話は感激興奮ものだなぁー。

翆「なんか先端がヌルヌルしているよ、じゃにぎっあてげる」

高校生ぐらいの女の子の告白ってストレートだから、興奮しちゃいますよ・・・。

翆「もう出そうなんでしょう、根元締めちゃおうー

ウッ、ッッッッ、モウ・・・・・

・・・

 遠くでフェリーの汽笛が聞こえてくる。このフェリーでアチキは小樽に来たんだった。小樽は、港町だったことをしばらく忘れていた。

 

追伸:続々々・ウィルス感染の終息傾向!?

北海道の新型肺炎のその後の動向をみてみた。

 予測に反して現在患者数が増えている。この図からその要因を探ることはできないが、北海道の緊急事態宣言の効果が薄れたようにも思われるし、また容易に検査できるようになったので検査数が増えたから発見した患者数も増えた、などなど要因は類推できるが、いずれも類推の息をでない。後者であれば防疫が効果的に機能しているのでは。室内待機の期間を1週間延長したとする論拠にはなり得ている。

 1月からの毎日の時系列数値データがあれば手元で解析できるのだが、それがみあたらないので、こちらはなすすべがない。面倒なので放置!。

 北海道さらには我が国の防疫政策は、人間の行動を制限しようとするものばかりだというのが気になる。それだけで感染が防げるだろうか。例えば人間の環境はどうだろうか。というのも感染クラスターのほとんどが屋内、しかも空調がほどこされている施設内で感染という点で共通性が高い(感染経路不明もあるからね)。前にも書いたが空調機が感染を誘発しているとする説をすてきれない。

 そう思うのは、沖縄県の発生件数が2週間前から3人と変化していない。沖縄の環境を那覇市内の気候情報で見ると、時折湿度80%のときがあり、概して沖縄は湿度が高い環境だ。新型肺炎のウィルス構造はまだ解明されていないが、これまでのインフルエンザウィルスの例を引用すると細胞の半分は水分だから、湿度が低いと空気中を浮遊しだし人-人感染につながる構造があった。東京などの冬の湿度30%とという環境がそれだ。ただし、これが新型肺炎ウィルスの構造と同質であるという検証は、現時点ではなされていない。

 その外苑的な方法の1つは、感染時の環境の湿度と現在患者発生数との相関を探ればよい。負の相関になれば、立証されるだろう。さらにいえば多変量解析で要因を探る方法もあるが、そんなことはすでに専門家達がやっているだろう。私のMacでも同種の解析はできるが、信頼できる元数値データがない以上、そんな算出は放置しておこう。

 新型肺炎の構造は解明されていないが、さしあたり部屋の湿度を上げてみようというあたりが個人レベルでできる対応か。あとはフレッシュエアを常に入れることぐらいしかない。

 人間の行動は政策で制限したが、人間の環境に関する政策がみられない。一般にウィルスは環境次第で浮遊しだしたのだから、環境と無縁ではないだろうと私は推測している。

 ふと思い出したけど、みんなマスクは何処に捨てているんだろう?。家に持ち帰ればウィルスも一緒にもち帰ることになるから、通例は帰宅前に外で捨てますよね。そんな助言がないから私は駅あたりのゴミ箱に捨てているけど・・・。それを思うと感染したクラスター施設に関わった可能性がある人達だけがマスクを装着すればすむ話だと思いますけど。

 最近自宅ワーカーが増えたのか、小学校代わりにインターネットを利用しているためか、まれに通信速度が遅いときがある。月曜日の朝とか・・・。ホームオフィスなんていいながら、いざというときに日本の通信インフラは、普段の必要量の通信しかできない規格だからショボいです。

 

出典:北海道庁保健福祉部安全局地域保健課

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0309kisya1-2.pdf

 

小樽市花園

NIKON Df、AF-S NIKKOR28-300mm3.5-5.6G

1)ISO400、焦点距離50mm、露出補正-0.67、f/5.6、1/20

2)ISO720、焦点距離44mm、露出補正0、f/4.2、1/4000

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