Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング737. 小説:小樽の翠649. 首夏の海と妄想の人

2023年06月01日 | field work

 北国の春は短く、春が来た、桜が咲いたといっているうちに、すでに首夏の頃を過ぎようとしている。首夏は旧暦の4月だから、今の暦では5月を過ぎたころだろう。小樽は梅雨がない。
 アチキは、夕べ仕事先から小樽に戻ったところだ。今朝は早く起きたので、翠と海岸沿いを散歩していた。もうそんな気候なんだ。
「風は冷たいけど海岸を散歩できる季節になってきた」
翠「ほら、あそこの小屋!」
「うん、小屋?」
翠「以前、雨が降ってきてアチキと逃げ込んで青姦した場所だよん」
女って、どうしてそんなことを覚えているのだろうか。何処でセックスしたかも記憶の一つなんだろう。
「じゃあ、今日もする!」
そういって翠の大臀筋をつかんでもんだ。
翠「あら、昨日したのに起つの? 。今日は一寸、風が冷たいよ。あのときは夏だったもん」
・・・
そういえば、昨日は帰るなり翠を抱いてそのまま2階へ上がっていったんだった。
翠「待ち遠しかったん!?。元気だねぇい」
そういって翠のスウットを剥いで、乳首にキスして胯間に手を回していたんだ。翠は経産婦だから燃え上がるのもスムーズだ。やがて翠の腰がTikTokダンスのように柔らかく動いて、濡れきった膣がアチキのペニスをくわえ込んだんだった。そして膣に入れると翠がのけぞり、やがて目を見開いてアチキと眼が合ったんだ。今週も愛してあげるぜと目でサインを送った。翠は腰を前後左右に振ってズンズンと奥まではいって子宮口の感触がしたのは覚えている。そして撃ちはなったまま寝てしまったんだ。
・・・
翠「アキチー・・・アチキーってば・・・、妄想の人になっているよ!」
ふと我にかえり、今週もアチキは小樽の人なんだな。
(*^▽^*)
・・・
太陽が昇ってきたけど、雲の中に隠れちゃったな。
首夏の頃の小樽の海岸である。
海の季節も近いか・・・。
コメント
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