Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork804. 春の長い黄昏の京都

2023年06月18日 | field work


 夕方、昨日と同じ散歩道を歩いた。清水さんから八坂神社に至る道は、昨日同様に外国人が多い事は変わらない。しかし今日は夕陽が山の際に沈むところが撮影出来た。そうなると春の長い黄昏がテーマか。この界隈は、機材を持って散歩に出れば、歩きながら一つぐらいはテーマになりそうな画像が撮れる。それは様々な空間が狭いところに凝縮されているからだろう。それがこの界隈の面白さだろう。
 というのも今日は、私の嫌いな日曜日の夕方である。だから家に籠もっていては陰々滅々とするし、一昨日までの雨で今日も空は澄み渡っていた。こういうときは、やはり散歩に出たほうが正解だった。山の端に沈む夕陽が撮影出来たから、これが今日のテーマだろう。
 散歩していると、高台寺の狐の嫁入りの行列をまたやっている。ちゃんと舞台も境内にあり、旅の記念にどうぞ撮影してくださいだって。観光客に対するサービス精神旺盛な高台寺である。
 不思議と日曜日の夜の人出は、昨日ほどではない。多分遠来のビジター達が帰る時間だからだろう。私もかって東京人だったから、その気分は想像できる。またつまんない街へ戻ってきたけど、住み慣れた気分と旅の気分とが交差するえもいわれぬ感覚であった。
(記:2023年4月9日) 

Fieldwork804.春の長い黄昏の京都 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
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