Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング750 小説:小樽の翠662.幕間 少し濃厚に描く

2023年06月14日 | field work

 ブログのイラスト制作シーズ、今回は少し濃厚な描き方を試みた。6月7日「ドローイング743.小説:小樽の翠655.夏が来ようとしている」のイラストの制作過程の映像化。
 濃厚というのは描く要素が多い事、そして絵具も一寸増えるほか、パレットを作成しており、例えばこのlemonyellowとheolioturquoiseを混色すると、新緑ならではの大変発色が良いグリーとなるなど、混色する面白さがある。
 このパレットの中の色を使えば、そこそこの効果は期待出来る。しかし描いていて、もっと黒に近い色が欲しいと思いsepiabrownを使ったら、一寸画面全体の発色が落ちてしまった。これは後悔。まあええかの気分である。
 私の絵具も基本色と私が呼んでいる10色もあれば十分だが、いわゆる特色絵具を用意している。sepiabrownもその一つだ。
 しかし私は黒(blac)の絵具は持っていない。黒を使うときは混色で使う。例えば基本色のsapgreenとbrilliantvioletで黒を表現するといった具合に。
 こうした組み合わせは絵具の数だけあるから、混色も相当な数にのぼり、覚えきれない。必要に応じて試す他ないだろう。そのあたりが絵具の面白さである。

ドローイング・少し濃厚に描く NO750. HD 1080p
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