年度末、今年は一級建築士事務所の更新手続、町内会の会計決算、投稿論文の校正を明日まとめて提出するときには、先ず気分転換が必要だ。映像撮影する時間がないので静止画機材を虫干し代わりに持ち出した。
だから新鮮な感覚かと思ったら、あらあらバッテリーがなくなりかけている、露出の設定を間違えた、つまり面倒だ。でも画像は綺麗だ。
この機材はフィルム複写用だが、まあ普通の写真も撮れる、あったりまえか!!!。それぐらいに今ではこのメーカーからは疎遠になったし、静止画に関心がない。
自分のクリエイションツールとして、絵が描けて映像が撮れれば十分と考えている。というのも映画を撮影するときには絵コンテをつくる。いまはタブレットを使ってコンピュータ上でおこなうがラスターデータなので手書きと大差ない。そんなわけで絵と映像は深い関係にある。静止画はiPhoneだからデジタル一眼レフがいらない。いらないのにトランク2つ分にストックしてある。
以前ならば、標準レンズ1本で街を撮るのも面白いと思ったが、いまはそんな関心はない。それよりもフィルムで撮りたい気分がある。静止画って考えて、狙って、じっくり構えて、1枚ずつ丁寧に撮る。そこに静止画の面白さがあると思うけど・・・。
だからデジタルカメラで30コマ/秒の連写なんて映像でやればいいじゃん。映像ならば120コマ/秒ぐらい平気でゆくからね。
ふと気づくのだがiPhoneで撮影する画像は、コミュニケーション上必要だから撮影している。他方でデジタルカメラを持ち出すときは、精々ブログに使うといった具合に作為的・意図的によい画像を撮りたいとする意識がある。どちらが面白いかといえば前者でしょう。つまりiPhone。ますます静止画機材の立場がない。
京都市内
NIKON Df、AF NIKKOR50mm/F1.4D、iPhon13pro