Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

40.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年05月04日 | Design&3DCG
 さてposer6のジェシーを入れてみた。コテージのベランダから見た風景である。広場に一人だけというのが寂しいが、 ルネ・マグリッドの絵を思い出させるし、これでサルバドール・ダリのように、ねじれた時計を木の枝に掛けると 、シュールな世界ができるのかもしれない。
 現実世界にない風景をリアルにレンダリングするのであるから 、写真ではない。そう考えるとCGは、幻想絵画にすることも容易である。つまりCGは、絵だと認識する。
 しかし私が日頃描いている手書きスケッチのように、人物をたくさん入れて街の賑わいを出そうという手法は、データ量が大変重くなるし、多分PCが動かないに等しい思われ、難しいというか、現時点では不可能でしょう。やはり手書きスケッチと3DCGとの使い分けが必要なのだろう。
 それにしても、poserを読み込むと、ファィルの動きは大分遅くなる。それに、途中でハングアップして、ソフトウェアが閉じてしまうトラブルにも、見舞われるようになった。
 だから、ヴァーチャルアイランドを制作したファィルを必ずコピーして、それにフィギャーを入れたり撮影したりすべきである。最後はファイルが修復できませんとメッセージをだして、ハングアップしてしまう。
 それにposerを読み込んだファイルのレンダリングを行っていると、やはりPCの性能が大変重要になってくる。私の初代power macG5は、いまではノートPC並の性能なので辛いところがある。
 vue画面の下にはCPUの数が表示されるのだが、2CPUというのは何とも寂しい限りである。現代のmacG5は、2.0GHzのCPU8枚を積んでいるが、できれば、これを3.0GHz×8枚にしてもらいたい。いずれそんな仕様で登場するだろうから、そのときは買い換えたいと思う。

制作:Vue5,Poser6.0
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39.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年05月03日 | Design&3DCG
 ヴァーチャルアイランドが完成したら、島の内部にカメラをいれてアイレベルでベストビューを探してみよう。今日は、広場に面して立っているコテージのバルコニーから、15mmの超広角レンズで撮影した風景である。 まさに完成時で寂しい感じもするが、 正面にはリゾートホテルのエントランスが見え、やがては街角にカフェが設えられ、右側に見える教会の集いで賑わう人々の風景が見られるかも知れない。それは、想像でみてもらうしかないが。
 さてここまで出来たら、poserのフィギャーをいれた風景を考えて少し試みたが、その結果はしらけた風景だと感じ、そしてつまらない。当初あれほどいろいろ考えた撮影イメージも、あまり撮影意欲が起きない。だから撮影場所など少し工夫がいるようだ。
 前回のversion1のときは、概略的なオブジェクトだったので、結構いい絵が撮影できたのだが、今回は今一つ面白みに欠けている。というのも、風景がそこそこにリアルな故かも知れない。
 それにデータが重たいという要因があるだろう。撮影しているときのフィーリングに合わせて、照明やカメラやモデルがさくさくと動かせないと気分も失せてゆく。といってオブジェクトを撮影箇所に限って配置する簡略法もあるのだが、ここまでつくりこむと、今回はそんな気分にもなれない。
 だから、このまま風景だけで終わろうかと思う。所詮目的が違うのだ。そんな暗黙の内にスリ合わさってくる表現目的の違いが、3DCGの場合には、大きいように思われる。今回は、この世にない仮想のランドスケープデザイン、言い換えれば私のイメージを具体的に作ろうという目的だったと思う。
 最近思うのだが、3DCGを一つ制作すると、脳細胞が大量に死滅し、次第にぼけてゆくかのような気分になる。もちろんそれは、杞憂なのだと思うが、それだけ体力などが消耗しているのだろう。あるいは次第に成長したという見方もあるだろう。どちらにせよ、結構な意志と労力が必要になる作業だと思う。
 或いは関心が次の3DCGの制作に移っているのかも知れない。そんな気分の連休休み始まりである。

制作:Vue5.
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39.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年05月03日 | Design&3DCG
 ヴァーチャルアイランドが完成したら、島の内部にカメラをいれてアイレベルでベストビューを探してみよう。今日は、広場に面して立っているコテージのバルコニーから、15mmの超広角レンズで撮影した風景である。 まさに完成時で寂しい感じもするが、 正面にはリゾートホテルのエントランスが見え、やがては街角にカフェが設えられ、右側に見える教会の集いで賑わう人々の風景が見られるかも知れない。それは、想像でみてもらうしかないが。
 さてここまで出来たら、poserのフィギャーをいれた風景を考えて少し試みたが、その結果はしらけた風景だと感じ、そしてつまらない。当初あれほどいろいろ考えた撮影イメージも、あまり撮影意欲が起きない。だから撮影場所など少し工夫がいるようだ。
 前回のversion1のときは、概略的なオブジェクトだったので、結構いい絵が撮影できたのだが、今回は今一つ面白みに欠けている。というのも、風景がそこそこにリアルな故かも知れない。
 それにデータが重たいという要因があるだろう。撮影しているときのフィーリングに合わせて、照明やカメラやモデルがさくさくと動かせないと気分も失せてゆく。といってオブジェクトを撮影箇所に限って配置する簡略法もあるのだが、ここまでつくりこむと、今回はそんな気分にもなれない。
 だから、このまま風景だけで終わろうかと思う。所詮目的が違うのだ。そんな暗黙の内にスリ合わさってくる表現目的の違いが、3DCGの場合には、大きいように思われる。今回は、この世にない仮想のランドスケープデザイン、言い換えれば私のイメージを具体的に作ろうという目的だったと思う。
 最近思うのだが、3DCGを一つ制作すると、脳細胞が大量に死滅し、次第にぼけてゆくかのような気分になる。もちろんそれは、杞憂なのだと思うが、それだけ体力などが消耗しているのだろう。あるいは次第に成長したという見方もあるだろう。どちらにせよ、結構な意志と労力が必要になる作業だと思う。
 或いは関心が次の3DCGの制作に移っているのかも知れない。そんな気分の連休休み始まりである。

制作:Vue5.
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38.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年05月02日 | Design&3DCG
 土台、特に階段と建物との合わせた部分など、なかなかピタリとは納まらないので、元の3DCGから作り直したりした。こうした場合、ファィル名を同じにしてライブラリーを差し替えると、vueはライブラリーを自動的に更新してくれる。
 また、建物を取り替える場合、X、Y、Zの位置座標値、回転角度、拡大率などを予めメモしておくと、オブジェクトを差し替えるときに便利である。つまり数値制御である。そんな不都合ある建築オブジェクトを差し替えたり、加筆したりして、当初考えた要素は、すべてはいったので、これで完成としよう。
 構想段階は別としても、ここ一ヶ月半程ヴァーチャルアイランドver2の制作に時間を費やした。この制作に要したファイルサイズ2.1GB、vueのファイルサイズ485MB、ポリゴン数5,200万となり、国民の半分がポリゴンを持って集まってきたか、等と笑えたりもする。
 あとは、撮影があったり、課題用の図書にまとめたり、それに公式HPにも掲載しようと考えている。またまだやることは、残されているのだが、なぜかしら得も言われぬ疲労感がありますね。

制作:Vue5
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37.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年05月01日 | Design&3DCG
 ヴァーチャルアイランドも、あと少しで完成というところまできた。 今日は、砂浜を入れてみた。少しアイランドのフロントが寂しいかと思う。ならば海のコテージでもと考えているが、また仕事が増えそうだ。風景ができあがるにつれ、何かと細かい要素を考えたくる。それにところどころ直したいところも見えてくる。
 ここまでくると、さすがにデータは重たい。ファイルを開くのに1分近くかかっている。パソコンに無理な操作は禁物。だからレンダリングなどは、PC用の軽いものでも5分程かかる。あらぬトラブルは怖いから、2GBほどあるVI2のデータは外付けHDに保存しておこう。最近は、毎日保存を実行している。
 あまり歓迎すべきことではないが、この制作は連休の仕事となるだろう。連休中の京都の自宅周りは、観光客でうるさいだろうし、まともなレストランは予約がいるし、それに多くの人で混んでいるから、あまり徘徊できない。だから、自宅で黙々とヴァーチャルアイランドに、とりかかっている他ないだろう。
 昨日の夕方、いつもの散歩コースである清水寺や三寧坂から八坂神社、四条界隈を回ってきたが、やはり観光客が多く、古都の風情とはいいがたかった。出歩くならば、早朝がよいだろう。
 最近、頭の中をヴァーチャルアイランドの3作目の構想が、なんとはなしにある。さてどうしたものか・・・環境系の3DCGを教えるのが仕事だから、まあいつかは作るんだろうなと、思いつつである。といって学生達が熱心に制作に励んでくれるとも思われないので、今は放置してある。

制作:Vue5
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