Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク693. 盛夏の清水さん

2022年09月15日 | field work

 

 今日7月30日、体感温度は41°の京都の土曜日。

 午前中ジムへ通いウェイトマシーンとエアロビクスでダイエットコントロール。インボディで計測したら、脂肪が減少しタンパク質が増えている。ここを目指していた。そんなわけで体調は良いが、社会の体調がよろしくない。特に沖縄にコロナ感染者数が急増。ダイビングどころではない。

 ならば夕方清水さんから窯元跡あたりの界隈を散策し、映像にしようと目論んだらお寺さんだけで映像になってしまった。個人的には、いつきても夕方の光輝く境内は被写体が多い。不思議な世界である。

 夕方とはいえ、歩き回れば汗だくになる。帰ったらノースフェイスのパンツも塩をふいたように白くなっていた。そんなに汗をかいていたのか。これなら熱中症になってもおかしくない。

 今日もツァイスのレンズ持参。最初は、これがツァイス?、と半信半疑だったが、使いこなすうちに全体の色が良いことを実感する。これがSONYのツァィス色だったか。次回の海外フィールドは、このレンズ1本で良さそうだ。ジンバルは必要だが、かさばる。そこが少し悩ましい。

清水さん20220730

SONYα6600、Zeiss Vario-TessarE16-70mm/F4.0

 

追記 

 アメリカ消費者物価指数(CPI)が発表された。結果は予測より悪く、一時上がった株価は以後急落しており、リセッションに変わりはない。従って円安加速で160円位までゆくかなぁ!?。政府が石油や小麦を買い支えているが、やめるのは時間の問題だろう。日本に帰れば物価高ですか。今年下半期は、食料品も高いだろうなと思う。ドル建て口座を作らなければと思う。海外にいると円のレートが気になるから、ついついアメリカ経済に関心を持つ。

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フィールドワーク692. cloud in summer

2022年09月14日 | field work

 

 太平洋上の台風5号から、暖かい空気が日本列島に吹き込み大変蒸し暑い。だが7月は、透明感ある空気が街の風景を美しく見せてくれる。積乱雲は地上から蒸発する水蒸気量によって大きくなる。今は小ぶりだが、いかにも夏の空だ。この時期を逃すと8月はどんよりと蒸された盆地の霞んだ風景になる。今しかない。夕方早速散歩に出かけた。

 今日は、雲を撮ろう。積乱雲は地上の水蒸気が蒸発する規模に応じて発生する。まだ小ぶりな雲だが、夏らしい。

 難しいのは露出だ。画面全体の評価測光にすると過不足はないがオーバー気味の露出になる。だからスポット測光をもちいるが、民家と空とでは露出が大きく異なる。レンズの中央が向いたところだけが適正露出だから、その他は黒くつぶれたりする。後補正で黒くつぶれた民家のデイテールの回復はできるが、今度は空のメリハリがなくなるといった具合に・・・。

 これを緩和するためには広いラチチュードが必要になる。つまり総画素数を下げる。手元の機材は、画素数が高すぎるのだろう。小さいがなんでも出来るというのは、実験機材としては便利だが、基本性能は落ちる。

 実際使ってみると、ツァィスのレンズはブルーの色が綺麗だし発色の良さを感じさせる。望遠側の焦点距離に不足を感じるが、次のフィールドはこのレンズで良さそうだ。不足分はデジタルズームで代用できそうだ。

 ジンバルは必要機材に近い。しかしこの形態はかさばる。といってこの形態しかない。映像も悩ましいところである。

cloud in summer

α6600、CarlZeiss Vario-TessarE16-70mm/F4.0

iphon13pro

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フィールドワーク691. 七条から四条へ・夏の光を追い求めて

2022年09月13日 | field work

 

 7月28日、日本列島北部は寒気団があり、南からの空気がぶつかり広範囲に雷雨情報が発令されていた。京都も微かに雷鳴は聞こえさえしたが雷雨にならず、透明感ある空気が夕方の街を綺麗にみせてくれた。

 ならば機材をリュックに詰め七条のいつものマッサージ屋へ出向いた。さてここからバスで清水口までゆこうと空を見たら綺麗だ。今が撮影チャンス!。そこで七条から博物館前を北上し五条通までゆき、清水焼の窯元跡を抜け宮川町から四条へ出ようと方針変更。

 こうした透明感ある夏のらしい空は7月末だけである。8月になると京都盆地の気温は上がり地面から水蒸気蒸発が盛んになり、霞んだ風景が続き、体幹気温は40℃を超え、蒸されるように熱い日が9月まで続く。

 撮影には、手元のα6600が活躍している。この調子だとすり切れるまで酷使しそうだ。そうなると外付けマイクをつけるべきだろうし、難点は炎天下の暑さで機能停止する事。それがPhilippinesでは毎日起きた。だから冷却ファンが必要だと痛感している。静止画では予想しなかった事である。

  こうした夕方のコントラストある風景を撮ると、測光方式によって写り方が違う。そこにデジタルのラチチュードの狭さを痛感する。α6600はAPSサイズのイメージセンサーでありながら画素数が2400万画素と高すぎるのが欠点だ。せめて半分ぐらいの画素数で良いのだが・・・。

 そうなると撮影モードのチョイスが必要になりそうだ。それができるのがこの機材の利点だが、勉強とトライ・アンド・エラーをしてみないと解らないことが多い。それに映像は機材自体を動かせるからレンズ交換不用といってもよい。レンズは標準ズームレンズが1本あれば十分。次回はZEISSレンズにしてみようか・・・。

 そして目下静止画機材がトランク2つ分に納まっている。どうすんのこれ?・・・。

七条から四条へ・夏の光を追い求めて

京都市

α6600、E10-18mm/F4.0

 

フィリピンでの追記

 ドル円の為替相場の動きが少し鈍った。海外にいるといつ換金するかに関心がゆく。どうせ円は安いのだし諦めた。これを教訓にドルの銀行口座を作ろうと考える。ドルで換金すれば円安からは逃れられる。このことは、2ヶ月前に頭をよぎったのたが、アホなセールスのために忘れてしまった。予約もしないで他人の家を訪れるな。話題がそれた。

 その時は120円代だった。資源がない日本は円安による影響が私たちの生活に直接ひびく。エネルギーが最たるものだ。そんな日本の構造から判断すれば、唯一の資源的エネルギーは原発再稼働を早い速度で行う事。せめて電力が安くなると私たちの生活も改善される。

 振り返ればF2の事故は原発の構造に由来したわけではなく、コントロールできるにも関わらず、それができなかった人為的過失の要素が高い。なにしろ電源喪失なのにバッテリーを送らずに総理大臣が飛んでくるという対応には今でも首をひねる。電源喪失なら速やかにヘリで電源を空輸しイソコンダクターを稼働させればすんだと思うが。こうした緊急時の工学的判断ができない政府。おかげて被害は途方もなく拡大した。そのつけは税金となって国民の負担になっている。

 緊急時の工学的判断ができない。先進国の中では唯一、政府のお金の使い方が下手で30年間給料は上がらない国家。アベノミクスも企業の内部留保に制限を設けなかったために3本目の矢は不発に終わった。これで暴動が起きない方が不思議だ。だから資金を海外に移そうとする傾向があるのだろう。日本人が日本を見捨て始めたと言ってよいのかもしれない。

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フィールドワーク690. 前門の虎後門の狼

2022年09月12日 | field work

 

 7月末の盛夏の京都である。蒸し暑いさなかで感染が拡大していた頃である。

 そしてアメリカ経済がリセッションに突入している頃だ。ことわざで言えば、前門の虎後門の狼、状態だった。

 何故リセッションなのかと思ったのでアメリカ経済をYouTubeで勉強している。冒頭に広告が入る。某証券会社が初心者でも使いやす投資がありますとする趣旨の広告を流していた。俳優武田鉄矢が登場する広告である。そして4-5秒目のところで武田鉄矢の「誰からも教わったことがないんですよ」とするセリフが登場する。

 あら!、人が教えてくれるまで待っているのですか!?、と私は茶々を入れたくなる。投資の世界は、元々誰も教えてくれませんよ!!!。自分で学校に通って勉強しなさいの世界だ。自分で勉強しないで人が教えてくれるのを待っている、というのは他力本願でしょう。他力じゃなんにもできないと思うけどなぁー。

 それにしても「誰からも教わったことがないんですよ」とするコピーは、今の社会をよく表現している。誰かが助けてくれるまでじっと待っている他力本願社会というわけだ。それって違うんじゃないですか?。

 前門の虎後門の狼状態で他力本願!。もうデフレ経済が22年続いているというのに、デモすらないのだから、私は呆れてしまう。こんな状態が他国だったら暴動、革命、じゃないかなぁ・・・。

 動画も曇天のいつもの散歩コース、とくに考えもせずに撮影。だが画面をみるとシャープだ、多分ジンバルの使い方にも慣れてきた頃だった。

 

フィールドワーク690いつもの散歩道で

SONYα6600 E18-135mm/F3.5-5.6

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ドローイング638. 小説:小樽の翠562. 幕間

2022年09月11日 | Sensual novel

 

 右下の白い小さなパレットは長期の旅行用。持ち運ぶ時に絵具がこぼれないように密閉できる構造になっている。このバレットに納まるように筆の柄をカットしている。

 では、旅先でこうした画材を使うかというと、わからない。しかし飛行機が1週間は飛びませんと言われたら、ホテルで健康的な時間の潰し方に、こうした画材が役立つ。だから使わなくても持参する。最も紛争が起き、身軽な格好で逃げ出す必要があるというときは捨ててゆく。その程度の画材だ。絵具はシュミンケだからちと高いけど・・・。

iPhom13pro

 

追記

 日本人の暮らしや、一生は、全て日本銀行の金利で支配されているといってよい。昨日は1ドル144円の円安。輸入に頼る日本は、即ガソリン代やあらゆる石油製品、そしてトラクターなど石油を使う農業に反映され、輸入食品を始めとするあらゆる商品が値上がりし生活を直撃する。例えば果物なんかその例だ。チリ産の安くて甘いブドウなんか来ない。もちろん海外旅行などは格安ツアーがなくなり海外は遠ざかる。

 海外にいると、円を現地通過に両替すると痛切に円安を実感する。もうふざけるないってよいぐらいに安い。この先さらに円安が加速するだろう。ぼどなく150円代に突入すると推測。当然9月以降は、あらゆる物価が高騰する。

 防衛策はある。政府が認めれば日銀が為替介入を行う事だ。1ドル110円台に戻れば物価は安定する。為替介入でドルを売り円買いだ。ただしこれをやると米国経済のインフレをさらに加速させる。だから私はやらないと推測している。精々イールドカーブのコントロールぐらいだろうか。しかし日本はアメリカの犬であるばかりではなく、時には日本の主体性を発揮しても良い場合がある。

 クイーンエリザベス2世の崩御で、国内の国葬問題は影が薄くなった。さっさとやればよいのに二ヶ月以上も後に葬式を設定するなんてバカじゃないの。世界の国賓の都合を考えて・・・、なんて配慮する必要はないのだ。もたもたやってるから世界から忘れ去られようとしている。世界は誰の国葬でしたっけ?。日本では、万事やる事が遅いドンガメ政府だから、あれじゃ世界に物が言えないよ

 嘘だろ!、岸田総理が今月下旬ニューヨーク証券取引所で講演をするんだって?。今時講演できる程に日本経済が影響力があるわけではないのに、何を提案するのかい?。アメリカの経済界は誰も聴講しないと思うけど。恥ずかしいから辞めといたらと思うけどな・・・。

追記の追記

ニューヨーク証券取引での講演の前に、日本は為替介入を始めるつもりか?。であれば、講演の聴講者が多いよな。アメリカの犬がいつまで吠えるんだい!、というのは関心事。そうであれば質問殺到。さて予測はどちらになるか?。

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ドローイング637. 小説:小樽の翆561. 蝉時雨

2022年09月10日 | Sensual novel

 

 海岸の帰りにナンタルで降りて、翠は準夜勤のために病院へゆく。潮騒の臭いが残ってるだろう。きっと入院患者達には、新鮮な空気かもしれない。それが早く治りたいという意識につながれば、最良の治療薬だ。

翠を見送って、坂道を降りてゆく。

海岸の眩しい光を感じた眼はは、このまま薄暗い家に行くことを拒否している。

もう少し歩いてみようか。

入船交差点から坂道を上がってツカモッチャン家の前を通ったら、小春が洗濯物を取り込んでいた。

青い空にたなびく洗濯物が夏の風物だな。

小春「あら、おじさん、一寸待っててね」

そういって物干し場から洗濯を抱えて降りてきた。

小春「海の臭いがする。アラ翠さんとやってたのね!?」

「そんな当て推量で言われてもねぇー」

小春「あら そうかしらん!!」

そういわれて、思わず股間をみて大丈夫。

小春「やっぱ、海岸で青姦だよねぇーー」

「そう決めつけなくても・・・・」

小春「だって、私が言ったら思わず股間を見たじゃない!」

「誘導尋問の旨い奴だな。そんなの、どこで覚えたんだい」

小春「美希姉ちゃん!」

「やっぱ、あいつか・・・」

小春「夕飯の支度をするからスーパーへ買い出しにゆくの。一緒にゆこうよ。おじさんも夕飯の支度がいるのではないの?」

「うん、そういえば翠の夜食がいるかもな・・・」

そういって小春と並んで買い出しに出かけた。

並ぶほどに小春の身長がグングン伸びてくるのがわかる。

住まいの大きな樹木から闇の鳴き声が一斉に聞こえる。

ツクツクホウシかニイニイゼミだろう。

蝉も求愛行動をしているんだ。

蝉時雨か。

・・・

小樽の夏の夕方だ。

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ドローイング636. 小説:小樽の翆560. 土用波

2022年09月09日 | Sensual novel

 

 海岸で午後の時間を過ごしている。

翠がコンビニで買ってきたおにぎりとお茶で遅い昼飯。

翠「あら、あそこにいた家族はもう帰っちゃったよん」

「日差しがきついから引き上げたんだろう。我々も帰りますか・・・」

翠「そのまえにーー・・・、傘を後ろに倒して・・・・」

翠がアチキのパンツの下に指を滑らせてきた。

「夕べもしたから起つかなぁー」

翠「海岸で青姦(*^▽^*)。あっ回復してきたよん」

「ううーっ、こんなパラソルチェアでしずらいよ」

翠「じゃ、椅子をくつつけて横座位で・・・」

そういって翠の水着の下をずらしてなでてみる。

翠「アウッ!、いい感じ!!・・・」

翠の股間が潤っている。

きっと女って男といる時は、いつも潤っているんだろうか・・・。

翠「いれて!」

そういってアチキの上にまたがってきた。女ってこういうときは、いつも大胆だよね。

翠「人が来ないうちに入れちゃおう」

そういって水着をずらしてペニスを膣に導く。しっかりと騎乗位だ。

翠「アウ!、アウ!!、アウ!!!、気持ちいい・・・・」

翠の腰が弾んでくる。

男には、人が来るかもしれないから早く済まそうという意識が働く。幸い眼前は土用波がきているので海からも見えない。

翠「アチキー・・・、我慢しないで早くだそうよ!」

「そうはいっても、チャージしないとね」

翠の骨盤を抱えながら、性器同士が密着してゆく。

腰の動きが一緒になってきた。

潤んだ膣の感触、女ってこれにつきるな。

遠目に見れば、二人が抱き合いながら海を見ている格好だ。

翠「乳首を撫でて!!!」

水着をかき分けて乳房をだして、乳首に手をやると少し固くなって起っている。

経産婦だから処女のようにはゆかないけど・・・・、

いや経産婦だから大胆ではある。

それで翠が緩く腰を動かしながら刺激を続ける。

翠「いつでもだしていいよ」

そうはいってもチャージは時間がかかる。もう一気にこすりつけて出すか。こうなると男も快感というよりは義務感の方が強い。

ウウッ、ウウッ、ウウッ、・・・・・・

・・・

翠「撃った!?」

「撃った!!、量は少ないけど・・・」

時間にして5分もないだろう。

翠「OK!、そういってペニスを抜いて海につかりにゆく」

腰までつかって泳いでいる。

翠「アチキも海で流そうよ!!」

なんというお気楽な青姦だ。

たしかに海に行為までが流れてリセットされてゆく。

ノープロブレムだ。

そして砂浜で乾かしていれば、OKだ。

海の青姦も簡単だった。

水の中では雑菌かはいるから、ビーチパラソルの下が正解。

翠「さて準夜勤があるからゆこうよ」

そういわれてノースウェストのパンツをはいてTシャツをはおり、土用波波が来る海岸を後にした。

・・・

夏のコントラストがある光が眩しい。

風景が輝いている。

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ドローイング635. 小説:小樽の翆559. リモートで

2022年09月08日 | Sensual novel

 

海岸の話の続き

翠「まだあるんだ。色恋ネタが・・・」

「ネタではなく寝た、話!」

翠「杏樹さんという若い看護師の話。若いからときめくでしょう」

「そりゃ、もち!」

翠「でも、ときめく話じゃないの。だって杏樹さんって古風な看護師なのよ」

「続きを・・・」

翠「若いから当然彼氏がいるの。彼氏は海外に赴任しているの。ええっとベトナムだったかな」

「それで・・」

翠「杏樹さんが、階段で転んで怪我したの。確か眼の横と鼻の下と膝の擦過傷ね。でも結構傷が深くて医者も静養していろっていうわけ」

「でっ、彼氏が飛んできた!」

翠「感染症が流行っているからすぐにはこれないじゃん。それでスマホのリモートで彼氏と会話をしていたんだって」

「リモートセックスで・す・か・ぁーーー」

翠「近いかな!、杏樹さんは古風な人だからあまり下世話な事はしないのよ。もちろんアダルトサイトなんか恥ずかしくて見られないだって。でね!、怪我で休んでいたときに、心寂しくなったのかな。それで意を決してリモートで彼氏に『私の性器をみて』って会話をしたんだって。性器といったって乳首よ!」

「乳首も性器だったかぁー」

翠「それで彼氏が喜ぶよね。でっ、もっと下もって彼氏がおねだりしたんだって。それで杏樹さんは渋々指をパンツの下にはわしていったんだって。杏樹さんはオナニーなんかしない人なのよ。いつもじっと我慢しているタイプね。でも怪我の不安から彼氏のいうままにオナニーをし始めたんだって。そしたら気持ちがいいじゃん。『こんな経験は初めて!』っていってた。でも罪悪感を感じる古風な人だから、『翠ーー、これって悪い事?』って尋ねてきたの

「快感を覚えれば、寂しさを紛らすために毎日するよね」

翠「そうよ。そうしてくれればめでたし、めでたし、なんだけど・・・。私に尋ねてくるのよ。うーーん、古風な人って思った」

「今時、そんな古風な人がいるんだ・・・」

翠「だって、彼氏に一番望むことが『I want baby!』だもん」

「快楽とは、無縁な人なんだ」

翠「そうよ、そんな人がまだいるんだと思って、私びっくりしちゃった。だって彼氏との会話がいつも何人子供をつくるって話ばかりなのよ」

「おっ、ツカモッチャン家みたいに多産系ファミリーの誕生だ!」

翠「何人子供をつくればいいですかって尋ねてきたから、私思わず7人!っていっちゃった(*^▽^*)」

「ホントにつくるかもな?」

翠「そうよ、彼女は絶対つくる。意志の固い人だから・・・・」

・・・・・

心地よい風がパラソルを抜けてゆく。

 

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ドローイング634. 小説:小樽の翆558. ボッキマンのラップトップ

2022年09月07日 | Sensual novel

 

 感染症が過去最大になると、翠との休日も貴重な時間になってくる。

今日は海岸でビーチパラソルを借りて半日海の風のしたですごしていた。

気持ちいいねじゃ、一言で終わって会話が途切れるじゃん。

「なんかおもろい話はないの?」

翠「あるよ。病院に泊まり込んでいる感染病棟の晃子さんから聞いた話。あの医療技師のボッキマンがいたでしょう!」

「会えなくてトシコさんと別れたとか・・・」

翠「ちゃうの。晃子さん『お前のラップトップ、ザーメンの臭いがするんだけど・・』ってボッキマンにいったの」

「医療技師だからいつもパソコンを持ち歩いているか」

翠「でね、晃子さんかボッキマンのラップトップをみせろ!、というわけ」

「いつも強引な看護師だねえー」

翠「でね、ボッキマンがやだといったけど、もぎ取ったの。晃子さん力あるじゃん」

「ほう・・・」

翠「それで晃子さんが『どうせエロな画像でもみてマスかいているんだろ!、といってボッキマンの画像を探し出したの』。そしたらトシコさんの画像がでてきて、『アラトシコさんじゃん。なに!、この唇を突き出した画像は?』というわけ」

「動画でバーチャルキスでもていたか!!!」

翠「それじゃザーメンの臭いはつかないよ。晃子さんはそう思って『このキスみたいな唇は開いているよね。その開口部の大きさがアレのサイズだよね』だって」

「観察鋭いじゃん」

翠「だって晃子さんは感染病棟の看護師だもん。でね『あっ!、おまえチンポをラップトップに向けて、トシコさんが口でくわえるそぶりをして。バーチャルオラルをしていたんだろう!!!』だって」

「オオッ!!、バーチャルオーラル!!!」

翠「そこまで探られたらボッキマンも白状した。『はい、それで射精していました』って」

「涙ぐましい医療関係者」

翠「それでね。晃子さんかボッキマンに尋ねたの『お前、家に帰ってトシコさんとセックスしているのか!』って。そしたら3週間はかえってなくて病院に泊まり込みだったんだって」

「感染者数過去最大だとそうなるのかぁー」

翠「数少ない医療技師だもん。それで晃子さんか先生のところにいって『ボッキマンが家に帰れなくてラップトップでバーチャルセックスしているよ。だからかわりの技師を探して彼を早くに家に帰せ!!』って直談判したの。それでボッキマンは週イチで休めるようになったの」

「涙ぐましいですね。晃子さんは家に帰らないの?」

翠「あの人は患者が死にかけていても、ちゃんと休みをとる人よ。帰りに葬儀屋に連絡いてれおくのは忘れないけど、『今晩一人死ぬから明日棺桶持って取りに来い!』だって」

「そば屋から出前配達してもらったどんぶりを返すみたいだ・・・・」

翠「どんぶりを返すのは忘れないわ。違うかぁー・・・・」

ビーチパラソルの下での話は、大体即物的なんだ。

・・・

小樽の海岸の日射しが今年はきつい、といって日焼けするのを拒む翠ではない。明日には、黒い顔して、『おっはよう!』だろう。

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ドローイング633. 小説:小樽の翆557. 7人の制作計画

2022年09月06日 | Sensual novel

 

 珍しく明菜姉ちゃんが画材屋にいる。

明菜「おじさんが仕入れに出かけているから、今日は留守番なの」

明菜姉ちゃんの手元の小さなスケッチブックにイラストが描かれている。

「若い人たちの裸婦群像かぁー・・・・、珍しいテーマだな」

明菜「群像!?、ハハハそう見えるかァーー」

明菜「実は群像のスケッチじゃないんだ!!」

「ハア!?・・・・」

明菜「私の子供達のイメージ!!!」

「 へえーーっ」

明菜「18歳で彼氏と結婚して子供が生まれるじゃん。それで毎年1人ずつ制作すると7人。我が家と一緒。30歳までに7人つくる計画なの!!!」

「あちゃー、ホントにやるんだ・・・・」

明菜「彼氏も半信半疑。でも可能だよね」

「毎年年子!?。イラストは年齢がにているから一度に双子かなぁー、でっ!!!」

明菜「だって今は3人目からは国から補助金が出るのよ。それで5人分育てるの!!!」

「壮大なすばらしい計画!!!」

明菜「でしょう。これで決まりだ!!!」

「彼氏は、なんていうかな?」

明菜「彼は私の言いなりです。だから冷めないうちに沢山つくっちゃお!!!」

「彼氏は、これから大学に行って絵の勉強して、社会に出で・・・、そんな人生があるじゃん」

明菜「だから地元の芸大で十分。それであとは教員採用試験を受けて中学か高校の先生になればOKだよね」

「もう、男の人生を決めちゃうの?」

明菜「人生に未来があるって幻想よ。絵の世界なんか他に食べる道はないから、学校の先生で決まり!!!」

「パパみたいな人生だ」

明菜「あれでいいのよ。パパジュニアが沢山出来て・・・」

「ジュニアじゃなくて孫!。でっ育てるのは?」

明菜「もち、パパリン達よ。だから家の近くに住むの」

「私、産むので忙しいから。パパ達育ててねかよ・・・」

明菜「そうよ。パパ達が元気なうちに7人の制作計画!!!」

「男も疲れそうだな!」

明菜「大丈夫、これっ!」

そういってバックから婦人体温計をみせてくれた。

明菜「禁欲生活を続けて、排卵日の時に一気に三発かな!。小春と競争よ!!」

あちゃー、そういうことだったのか。明菜姉ちゃんの排卵日が来て『今日は排卵日だから続けて撃つのよ!』。でっ、彼氏が『いやチャージさせてよ!!』。すると明奈姉ちゃんが『そんなのあとあと、さあ続けてゆこう!!!・・・』そんな会話を連想していた。

明菜「おじんさん、何考えてんの???」

「あっ!!!、いやいや、7人の子供達が走るまわる様はすごいだろうなと思ってさ・・・」

明菜「絵具買いに来たんじゃないの?」

「あっ!、それそれ!!、シュミンケのスカーレットレッドね」

明菜「その色、よく使うねぇー」

「下地に使うからね」

・・・

そんな話を聞くと、心がすがすがしくなる。夢が膨らむ話だ。

小樽もまだ夏の空気だ。

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ドローイング632. 小説:小樽の翆556.どっちのコンビニへゆくか

2022年09月05日 | Sensual novel

 

 今朝は、翠が出かけに一発おねだりをしてきた。

というのも、アチキは夕べ仕事場の名古屋から夜遅く戻ってきたばかりだった。

三日ほど留守にしていた。

朝出かける支度をする前に翠が「アチキーご飯つくっておいたよ」といってアチキの布団にやってきて「元気かなぁー!?」といって手を滑らせてペニスをしごきだした。朝立ちというぐらいだから刺激すればすぐに反応する。

翠「オオッ!、今日も元気印だ!!」

そんなこと言うから、アチキは翠を抱き寄せて・・・

翠もインナーを脱ぎ捨てて熱い抱擁・・・

たった三日の不在でも3年くらい合わなかったみたいだ・・・

「今日は排卵日じゃないの?」

翠「婦人体温計で測った。アチキが仕事場に行っている間にいっちゃったよーーん。ウウッ!、もっと突いて」

そういって翠は骨盤をグイグイと押しつけてくる。

潤んだ子宮口を、これでもかというぐらいにアチキのペニスの先端に押しつけながら腰を左右に激しくゆすっている。

それは女の本能的な仕草のようだ。

普段は楚々としている女も、セックスの時は動物的に骨盤が執拗に精子を求めてくる。

一緒に二つの骨盤が激しく動き出す頃、翠の子宮口に撃ちはなった。

翠「アアッ、いい!、いい!!」と吠えた。

そして翠の身体が崩れてきた。

まだ骨盤が精子をもとめてヒクヒクしている。

静寂が訪れると・・・

翠「出勤の時間だ!」

そういって浴室に飛び込みシャワーを浴びる音が聞こえる。

遠くから「アチキー・・いってきます!!」

そんな声をききながら少し寝てしまった。

・・・

亭主が三日も留守にすれば寂しくなる女もいれば、亭主元気で留守がいい、という女もいる。

何が違うのか?

翠は経産婦だから子供は関係ないだろう。

まあ男と女の生活が満たされていることに変わりはない。

朝飯を食べながら、珈琲がなかった。

コンビニへゆくか・・・。

どっちのコンビニへゆくか、それが大問題だ。

というのも一番近いコンビニは、外で立って珈琲を飲まざるを得ない。

遠いコンビニには、テーブルがある。

座って珈琲を飲みながら通りが眺められる。

やはり遠いコンビニだな・・・・。

テーブルに座って珈琲を飲みながら通りを眺める時間が、頭脳労働者には大きな気分転換だ。

抜いたあとて、沈み込んだ腰を引きずりながら遠いコンビニへゆこう。

・・・

まだ夏の光が眩しい小樽である。

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ドローイング631. 小説:小樽の翆555. 翠の早熟バージョン

2022年09月04日 | Sensual novel

 

 そういえば最近築港のカフェで美希姉ちゃん達をみかけないなあ。

小春「あらっ、おじさんにいわなかったけ!」

「なんにもしらないよ」

小春「あのねえ、美希姉ちゃん達は今札幌に住んでいるの。直人君のアパートがあるじゃん。一緒に暮らして学校に通っているよ」

「ああっ、同棲中ですか・・・・・」

小春「違うの!。結婚しちゃったの!!」

「うーーん、彼女らしいなぁー」

小春「だって結婚といったって書類1枚役所に出すだけじゃん。簡単だもん」

「結婚式もしないんだ」

小春「そんなのお金がかかるだけだって。だから美希姉ちゃんの専門学校の卒業式の時に学校の仲間達とパーティーかなっていってた」

「確かに一理ある!」

小春「だって、直人君のアパートがあるじゃん。そこで一緒に暮らしているの。二つもアパート借りるのもお金がかかるし、ならば一つでいいじゃんという話になって」

「確かに・・・」

小春「それで美希姉ちゃん達は、ご飯をちゃんとつくって生活しているから、毎日快適なんだって」

「一人暮らしで毎日カップヌードルなんていう暮らしは悲惨だもんね」

小春「私達も早く結婚したいーー。おじさんなんか方法ないの?」

「まだ中学1年生だから、そりゃちと無理ですわな」

小春「つまんないの!」

「そうだ、書類を出すのは先にして、式も後にして、それで生活を先にして一緒暮らせばいいんだ」

小春「そう言う手があるかーーー・・・」

「おさな妻か・・・」

小春「何それ!?」

「いやいや・・・」

今、婚姻年齢は男女18歳だから早熟の小春にはむごい。ならば生活が先、子供を産むのが先、後で婚姻届をだせばよいか。翠の早熟バージョンだ。ありえるのか。12歳になれば身体的に大人だ。だが婚姻年齢との開きが6年ある。それはちとむごいな。婚姻年齢は12歳にすべきだろうな。

そうすると教育関係者が、まだ子供なんだからあんた何をいってるんですか!、となるだろう。だが果たして12歳って子供なんだろうか!?。身体的には既に大人だ。多分教育関係者の古くさく頑固な頭が、小春の人生を阻害しているんだろう。

小春は小学校の頃から家の手伝いをしてきたし、そのうち自分で買い物をして家族の調理をするようになったし、その頃から精神的に大人になっていった。つまり早熟なんだ。だから一緒に住んで結婚同然の生活をしても不思議ではない。

つまり婚姻届けって徴税のための制度だから、男と女の世界には関係ない。人間は、年齢ではなく、生活環境次第でいかようにも精神が成長する。つまり大人になってゆく。

そう考えながら、水泳部の部活にでかける小春の後ろ姿を見送った。

ツカモッチャン家も少しずつ寂しくなるな。・・・いや!、そうじゃない。大量に子供達をつくってやってくるのだ。7人の兄弟姉妹達が7人の子供をつくれば49人の子供達だ。ええっ!、それってどうなるの!!!。

・・・

小樽のスカッとした夏の空が広がっている。

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ドローイング630. 小説:小樽の翆554. 嘘でしょう

2022年09月03日 | Sensual novel

 

 地獄坂で定点観測ならぬスケッチ。

中学校の正門に小春がいる。

「これからプールかい!」

小春「部活といってほしいなぁー。いちおう教育だから」

「部活ねぇー・・・・」

小春「あのねえ、ユウ君早漏なの」

「男は、その傾向大ですぅー!

小春「美希姉ちゃんが帰ってきて、それを言ったの。そしたら『小春!、骨盤貸せ!!』というのよ。それで美希姉ちゃんに骨盤貸したら、パンツをズッとさげて『小春のヴァギナ、かわいいじゃん!!』だって。それ早漏と関係あるのといったら、美希姉ちゃんが親指で小春のクリトリス、人差し指で膣の中を刺激するのよ。」

「でっ、その先は?」

小春「美希姉ちゃんが『これ気持ちいいだろ。時間をかけると・・まあ1時間ぐらいかな、刺激を続けると身体がビクビクと震えて膣が収縮をはじめて身体が震えて快感がくる』だって。女の快感だってさ。小春そんな経験ないよ。ユウ君の精子がどっと出ておしまいだから5分ぐらいかなぁーーー。そんなのあるの?」

「まあ経験を積めばそんなこともあるかなぁー・・・・」

小春「無理よ、ユウ君のおちんちんは刺激すると一気に暴発するから」

「まあセックスは、体操と一緒で子供をつくるための行為にすぎないよ」

小春「だよね、即物的じゃダメなのかしら」

「普通は、それでいいんじゃないかい・・・」

小春「だって美希姉ちゃんが『女の快感、女の喜び』って騒いでいるのよ」

「だって美希姉ちゃんは、やりマンだもん。経験豊富がなせる技だよ。そんなの人によって違うんじゃないの」

小春「だよねぇー、美希姉ちゃんに触らせて損したぁー」

「美希姉ちゃんもレズっぽいところがあるんだね」

小春「あのひとレズよ!」

「まう、そう決めつけないで快楽の追求に熱心なのでしょう」

小春「セックスなんて体操と変わらないと思うけどなぁー」

「普通は、そんなんじゃないですか。子供を産むのは体操と一緒で、みんな即物的なんだよ」

小春「だってWEBサイトには、快感を得る方法、なんてアドバイスがあるよ!」

「そんなの、人によるんじゃないですか。WEB情報の半分ぐらいは誇張とか嘘でしょう」

小春「なんだぁー、女の快感は嘘かぁー・・・」

「そんなの将来の楽しみにしておけばいいじゃん。5分セックスでもいいじゃん。それでユウ君が勉強が進むんだから・・・・」

小春「まあね」

・・・・

湿度が低いスカッとした青空がひろがる小樽の街である。

小春の話は、続く。

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ドローイング629. 小説:小樽の翆553. 一緒の意味

2022年09月02日 | Sensual novel

 

 シャワー上がりの翠が呼んでいる。

翠「アチキー・・・、早くぅーー」

布団でうつ伏せになって股間を広げ、足をバタバタさせてもろ誘惑ポーズだ。

腰を上下させて股間を刺激している。

ならばしますかぁー・・・、昨日のリュウ君の話をした。

「リュウ君は、セックスってご飯を食べるのと一緒で即物的なんだって。つまり子供をつくるために、ペニスと子宮をグッとくっつけて精子を一滴も漏らさずに子宮に導くのがセックスだってさ。だから女の絶頂なんてアダルトサイトの作り物だってさ・・・」

翠「それ、いえている。女の絶頂ってあるのかなぁー。燃え上がって身体がビクビクと震えるなんていうのは経験とか、そのときの気分じゃないかなぁー」

「じゃあ、いつも満たされない?」

翠「女には、そもそも満たされるという感覚がないんだよ。いつも萌えていたいという感じかなぁー。早く入れてぇーー」

それで翠の後ろからペニスを刺して、手を前に回してクリトリスを柔らかく撫でていると次第に燃え上がってくる。濡れきった膣が少ししまってくる感じもするけど・・・。経産婦にしては、しまっているほうだと思う

「翠の膣って締まっている方じゃない?」

翠「だってぇー、マサヒロを産んでいるから、昔はユルユルだったよ。それでジムに通って周囲の筋肉をしめるトレーニングはした。でも緩いモノは緩いよ。処女の女の子のようには、いかないよね」

そういってから翠の骨盤を突くと、アウッ、アウッと少し悶えている。

「膣を締めるトレーニングって?」

翠「アウッ!、アウッ!!、トレーニング!!?、ウッ!!!、広げた足を閉じようとすると膣のまわりの筋肉に負荷がかかるじゃん、アウッ!、アウッ!、それで長いストレッチポールを両足に挟んで股間に負荷をかけるの。ハァッ!、ハアッ!!!!、するとねぇーー、膣が締まるじゃん・・ウウッ!!!、もっと突いてぇーー」

翠の爪がシーツに喰い囲む。

「それで、膣を締める訓練をするわけだ」

翠を突き続けると、骨盤が上下にうごめいてゆく・・・

翠「ウウッ、ウウッ、ウウッ、もっと突いてぇーーー」

骨盤が激しく上下し尻が上にそってくる。深く入れやすくするために骨盤が逆V字型にそって二つの股間がピタリとくっつきながら、一緒に上下している。

「身体が柔らかいんだぁー、ハアハアハア・・・・」

翠「うん、身体が柔らかくないとバックは無理だよねぇー、ウウッ!!!!、ウウッ!!!!、それいいっ!!!!!!!!!」

翠の骨盤が激しく上下し、その頂点で撃ちはなつ・・・・・。

そのまま脱力して翠の身体に覆い被さる。

「ふぅーーっ・・・・・」

翠「性欲もお腹がすくのと一緒だよ。満たされるとごちそうさまかなぁーーー」

胃袋が空になったらお腹がすいたといってご飯を食べる。子供が欲しくなったら子宮が欲望サインをだしてセックスをする。ただそれだけの事か・・・・・・。

翠「だよねー、ご飯食べるのとおんなじ・・・・・・」

脱力した翠の身体が汗ばんでいる。

満たされると女の身体はタダのホディーだな。

それでも翠を腕枕して撫でている。

「愛しているよ!」

愛しているよは、欲しいという意味が先ずあって、欲望が満たされた後の意味は社交的だ。欲望以外でも男と女がつながる言葉なんだろう。

・・・

からっとした小樽の夜が更けてゆく。

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ドローイング628. 小説:小樽の翆552. 即物的

2022年09月01日 | Sensual novel

 

 「今日、お茶すねが?」

青森のリュウ君からスマホメールが入っていた。

相変わらずインポの治療で小樽に通院している。

いつも八戸から夜行フェリーで朝小樽にやってきて、苫小牧から夜行フェリーで帰ってゆく。

午前中診察だから、午後は時間を持て余すわけだ。

ナンタルで遅い昼飯だった。

リュウ君「薬は一ヶ月以上はぐれねはんで、毎月通う必要がある」

というわけだ。

「それで上さんとうまくいってるんだから、吉とすべきじゃないの」

リュウ君「なんてしゃべるが・・・、女って即物的なのよ」

「まあ、男の方がロマンティストかな」

リュウ君「だよね、だって普段は楚々どすてらばって、あのどぎは生殖動物だよ」

「それで興ざめになる。それがインポの原因?」

リュウ君「そうねぇー、それまで純情さ楚々どすてあったのが、あのどぎは、もうインナーパッど脱いで、さあ入れるべどいって腰下ろすてくるんだ」

「純情な女が、即物的な女になるちゅうわけね」

リュウ君「そうなるど女でねじゃ。生殖動物もいどごろだよ。だって上がら腰グイっておろすて激すく揺するんだ。わー痛ぇ、といっても『我慢我慢』だよ。そえでゆぎそうだどいうど、『こいだば子宮に種届かねえか』どいって、わーのペニスの根元握って『まだ、出せばまいねよ』どいって身体下にすて、足広げで『さあ、入れるべ!』だもん」

「なんか料理をつくるみたいだねぇー」

リュウ君「料理もわらすも一緒だよ。そえでグイど腰押すつけでぎで・・・、わー痛ぇどいっても『我慢すんのよろ、男だべな』。そえで両足でわーの骨盤抱ぎ寄せでグイグイど子宮押すつけでくるわげ」

「貪欲な生殖動物ちゅうわけだ」

リュウ君「そうだよ、一滴も漏らさず種子宮さ入れるべどするわげさ。腰痛ぇぐらいに押すつけでぎでさ」

「その即物的なのがインポの原因じゃないの」

リュウ君「それもあるよ。男がもってら夢みでなのがねもん」

「どんな夢?」

リュウ君「あれだよ、あのアダルトサイトにある、すなやがな腰抱えで沸々ど燃え上がるどいったあんばいのさ」

「ああつ!、女の絶頂感とか、燃え尽きたとか・・あれね」

リュウ君「そうだよ。おめ女の喜びはねのがどいったらさ、『そったの男のロマンよ。あるわげねべな。わらすつぐるのは即物的なんだはんで。種全部子宮さ入れでね、外さ漏らさねでけ。もうインポだはんで大変なのよね』だってさ。そえで腰痛ぇぐらいにぴったりぐづづげでグイグイ振り回すてさ・・・」

「(*^▽^*)生殖動物ちゅうわけ・・・」

リュウ君「本音はそうよ。でっ、普段はぶりっ子すてらわげよね。だはんでアダルトサイトだきゃ男のロマンでつぐってらはんで、みんな嘘よ・・、というわげ」

「そこが、男と女の永遠に埋まらない溝かぁー」

リュウ君「そうだよ。アダルトサイトは、なもかも夢の世界表現すてらんだよ。もぢろん現実には、存在すねっきゃ」

「ぶりっ子は、男の妄想につきあうのは仕草だけ、SEXでは即物的な生殖妻というわけだ」

そんな話で、ナンタルの午後の笑える時間が流れていった。

即物的行為の結果生まれた子供達は、もっと即物的であり、それでは人間があまりにも疲れるので、神や世の中はめでたい概念というか癒やし系を沢山つくりだし、だましだまし子育てをさせてゆく。

・・・

小樽のからっとした空気の夏の時間がすぎていった。

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