シャワー上がりの翠が呼んでいる。
翠「アチキー・・・、早くぅーー」
布団でうつ伏せになって股間を広げ、足をバタバタさせてもろ誘惑ポーズだ。
腰を上下させて股間を刺激している。
ならばしますかぁー・・・、昨日のリュウ君の話をした。
「リュウ君は、セックスってご飯を食べるのと一緒で即物的なんだって。つまり子供をつくるために、ペニスと子宮をグッとくっつけて精子を一滴も漏らさずに子宮に導くのがセックスだってさ。だから女の絶頂なんてアダルトサイトの作り物だってさ・・・」
翠「それ、いえている。女の絶頂ってあるのかなぁー。燃え上がって身体がビクビクと震えるなんていうのは経験とか、そのときの気分じゃないかなぁー」
「じゃあ、いつも満たされない?」
翠「女には、そもそも満たされるという感覚がないんだよ。いつも萌えていたいという感じかなぁー。早く入れてぇーー」
それで翠の後ろからペニスを刺して、手を前に回してクリトリスを柔らかく撫でていると次第に燃え上がってくる。濡れきった膣が少ししまってくる感じもするけど・・・。経産婦にしては、しまっているほうだと思う
「翠の膣って締まっている方じゃない?」
翠「だってぇー、マサヒロを産んでいるから、昔はユルユルだったよ。それでジムに通って周囲の筋肉をしめるトレーニングはした。でも緩いモノは緩いよ。処女の女の子のようには、いかないよね」
そういってから翠の骨盤を突くと、アウッ、アウッと少し悶えている。
「膣を締めるトレーニングって?」
翠「アウッ!、アウッ!!、トレーニング!!?、ウッ!!!、広げた足を閉じようとすると膣のまわりの筋肉に負荷がかかるじゃん、アウッ!、アウッ!、それで長いストレッチポールを両足に挟んで股間に負荷をかけるの。ハァッ!、ハアッ!!!!、するとねぇーー、膣が締まるじゃん・・ウウッ!!!、もっと突いてぇーー」
翠の爪がシーツに喰い囲む。
「それで、膣を締める訓練をするわけだ」
翠を突き続けると、骨盤が上下にうごめいてゆく・・・
翠「ウウッ、ウウッ、ウウッ、もっと突いてぇーーー」
骨盤が激しく上下し尻が上にそってくる。深く入れやすくするために骨盤が逆V字型にそって二つの股間がピタリとくっつきながら、一緒に上下している。
「身体が柔らかいんだぁー、ハアハアハア・・・・」
翠「うん、身体が柔らかくないとバックは無理だよねぇー、ウウッ!!!!、ウウッ!!!!、それいいっ!!!!!!!!!」
翠の骨盤が激しく上下し、その頂点で撃ちはなつ・・・・・。
そのまま脱力して翠の身体に覆い被さる。
「ふぅーーっ・・・・・」
翠「性欲もお腹がすくのと一緒だよ。満たされるとごちそうさまかなぁーーー」
胃袋が空になったらお腹がすいたといってご飯を食べる。子供が欲しくなったら子宮が欲望サインをだしてセックスをする。ただそれだけの事か・・・・・・。
翠「だよねー、ご飯食べるのとおんなじ・・・・・・」
脱力した翠の身体が汗ばんでいる。
満たされると女の身体はタダのホディーだな。
それでも翠を腕枕して撫でている。
「愛しているよ!」
愛しているよは、欲しいという意味が先ずあって、欲望が満たされた後の意味は社交的だ。欲望以外でも男と女がつながる言葉なんだろう。
・・・
からっとした小樽の夜が更けてゆく。