オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

2019年ヒグマ狂想曲。ヒグマたちが放牧中の牛10頭以上を殺傷

2019-08-15 21:02:55 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村




2019年ヒグマ狂想曲。ヒグマたちが放牧中の牛10頭以上を殺傷


2019年7月16日に北海道標茶町のオソツベツで放牧中の乳牛がヒグマに腹を裂かれて死亡した事件があったが、これはさらなる悲劇のほんの序章に過ぎなかった。


同じ北海道標茶(しべちゃ)町で、今度は複数のヒグマたちが放牧中の牛10頭以上を襲撃する前代未聞の事件がおこった。


2019年8月5日夕方、標茶町役場に放牧中の牛多数がヒグマに襲撃されたようで、いなくなったと通報があった。


ハンターらが出動して調べると標茶町久著呂(くちょろ)原野の牧場で2019年8月4日にヒグマに襲われたとおもわれる乳牛3頭の死骸がみつかった。このほか殺されなかったもののヒグマの爪で負傷した乳牛が4頭確認された。



さらに2019年8月6日には20Km離れた標茶町上茶安別の牧場でもヒグマに襲撃され死亡した3頭の牛の死骸と、ヒグマに襲われ大ケガを負った牛一頭が確認された。


標茶猟友会会長の後藤勲氏によれば爪跡の大きさなどから久著呂原野の牧場のヒグマは中型サイズ、上茶安別の牧場を襲ったヒグマはかなり大型の個体だという。


一度牛を襲ったヒグマは学習してしまい、また次の牛を遅う恐れが強い。標茶町の酪農家の間に不安がひろがり、町は放牧場から牛を牛舎に戻すよう勧告している。


7月16日のオソツベツのヒグマ襲撃も考慮すると標津町界隈で 数頭のヒグマが相次いで放牧中の牛を多数襲ったことになり 後藤氏は 50年以上クマ撃ちをしているが、こんなことは初めて。放牧場に牛がいなくなったら、次は人家に接する牛舎を襲うかも知れないと注意を喚起している。


標茶町では各牧場にヒグマ捕獲用箱わなをしかけるとともにハンターと一緒に当該牧場の警戒態勢をとっているという。


ただ、一般的にヒグマは賢いうえに、活動範囲はとても広い。ハンターや箱わなが待ちかまえている殺気に満ちた牧場に、ふたたびのこのこ出てきてくれるかどうかはわからない。


テレビや新聞などの報道をもとに今回の標茶町のヒグマ事件をまとめてみました。


標茶のヒグマは怖い。このブログでも逐一ご紹介してきました(サブカテゴリー:ヒグマの被害など 参照)が近年釧路管内ではヒグマによる人身事故が相次いでおり、特に標茶町界隈に多くて2015-1-26には死亡事故までおきている。さらに犯人とおもわれるヒグマたちはハンターたちの努力にもかかわらず、すべてが捕獲されていない。そんなわけで私は怖いので標茶方面の山奥にオショロコマを見に行くのは個人的にひかえているのが現状です。




やさしく小熊たちを見つめる母グマ。しかし、時には獰猛な一面をみせるヒグマたちと人間はどのようにつき合っていけばよいのでしょうか。


動物写真家 藤原美智雄さん撮影。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする