オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

砂防ダムに守られたオショロコマ 小規模ながら多彩な外観を呈するオショロコマ個体群。

2019-08-25 09:48:31 | ダムに守られたオショロコマ
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砂防ダムに守られたオショロコマ
小規模ながら多彩な外観を呈するオショロコマ個体群。






201X-6-6 (金) うす曇り 27℃



そのあと釧路川水系最源流域に棲息するごく小規模なオショロコマ個体群を見に行った。




この山奥のポイントまでには大きなダムが2基もあり、下流域はニジマスに汚染されているもののこれらのダムのためニジマスはそれ以上遡上できずオショロコマの聖域は維持されている。



渓流の生態系破壊の元凶とされるダムだが皮肉なことに、ここではオショロコマの聖域にニジマスが侵入するのを防ぐ格好になっている。



米国の例では源流域に追いつめられた貴重なカットスロートトラウトが放流された外来魚( ニジマス、ブラウントラウト、カワマスなど)のため消えてしまうことを避けるため,外来魚遡上侵入防止目的のダムをあえてつくるという。


林道をえんえんと走ってこのポイントに到着し川に降りて最源流域のオショロコマをさぐったが、一つ目、二つ目の二箇所のたまりだけでたちまち12匹を撮影。






























































魚影は濃く、エサが豊富なようで魚体はよく肥えたものが多く、活性は高かった。




















活性が高いため、まともにアタリをとって釣り上げれば呑まれてしまう(リリースしても必ず死にます)ことを恐れ、早あわせに徹したのでかなりの個体を釣り落とした。



狭い棲息水域ではあるが外見的には、ある一定の特徴パターンに収束することなく実に多彩であり恐らく遺伝子の多様性もいまのところよく保たれているのではなかろうか。

















この日も撮影させていただいた貴重なオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。






午後4時、武装解除し帰路につく。


  
このところ暑い日が続き、帰宅後に家庭菜園や庭に水やり一時間。



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コメント
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